共創に向けた知財活用の取り組み

           

FUJITSU Technology Licensing Program™ for SDGs

                 

                 

当社は、イノベーションにより持続可能な世界を実現するため、SDGs達成に貢献する特許やノウハウなどの知的財産を企業・学術機関様にご活用いただく取り組み
FUJITSU Technology Licensing Program™ for SDGs」を推進しています。
国や自治体、金融機関、大学における知的財産マッチング活動や、環境関連技術の技術移転の枠組み「WIPO GREEN」を通じたコラボレーションにより、当社の技術を広く社会に普及させることで、COVID-19終息・環境保全・地方創生などに貢献していきます。

地方創生に向けた知財活用

富士通グループが保有している特許の中には、事業戦略の変化に伴い富士通自身では実施しなくなったものや、実施している場合でも他の企業に活用していただいた方が、より高い価値を創造できるものがあります。
このような特許に加え、ノウハウも技術シーズとして、積極的にライセンスすることによって、研究開発の成果を広く社会で活用していただく活動をしています。
当社は、国や自治体、金融機関、大学における知的財産マッチング活動と連携しながら、共創活動による新ビジネスを多数創出しており、地域活性化にも役立っています。

開放特許一覧

富士通が積極的にライセンスを行っている開放特許をご紹介します。                  

   

知らせる技術

  • 印刷画像へのコード埋め込み技術 印刷画像中に画質を損なうことなく情報コードを埋込み・読み取ることができる技術です。 人の目には判りにくい黄色の濃淡を利用し、10進数で12桁のコードを印刷画像内(ディスプレイ画像も含む)に埋め込みます。QRコードのように紙面の一部を使用しません。コードの読取りは市販のスマートフォン等に専用のアプリをインストールして行います。
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  • 芳香発散技術 携行品に好みの香りをつけることができる技術です。チップは取り外しできるので、交換したり以前の香りを洗い流して別の香りを楽しむことができます。
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  • 文字入力できる指輪型デバイス 指先で文字の入力ができるウェアラブルデバイスの技術です。センサと通信機能を内蔵したデバイスを装着し、空中で一筆書きをすると、文字を認識します。 手に何も持たず、作業中でもすぐに情報を記録することができるようになります。
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  • 3Dデジタイジング技術 レーザスキャナによる簡便な三次元データ化技術です。周囲にレーザーを照射し、その反射から物体の距離を測定する方法を、複数回、位置を移動して繰り返し、複数の測定データを位置合わせして三次元データ化します。測定に熟練していない人による簡便な測定であっても、三次元化が可能です。
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健康・福祉技術

  • 患者見守り技術 人の見守りセンサによるインシデント通知、およびセンサーデータによる行動解析により、患者様の見守りを高度化します。患者様・利用者様をさりげなく見守り、安心・安全で快適な医療・介護環境と、スタッフやご家族の負担軽減につながる技術です。
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  • 動態可視化技術 対象(たとえば患者さん)が動く大きさを解析して、人の感覚に合わせて分かりやすく「見える化」する技術です。たとえば、寝ている患者さんの動きを大小でレベル分けし、時系列に見せることで、患者さんの睡眠状態を把握することに使えます。
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  • 不足栄養管理技術 日々の食事を管理し、ユーザーに不足している栄養素を通知する技術です。 利用者情報、食事内容を入力すると、データベース内に登録されている情報に基づいて、ユーザーに不足している栄養素を通知します。 身体図を用いて栄養不足により影響があるかもしれない身体上の場所を表示します。
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環境・衛生技術

  • 水位計測技術 静電容量式の水位センサ技術です。 一対の電極間に交流信号を印加し、電極間の信号の減衰率から水位を計測し、周波数を変えると減衰率が変化することに着目しました。水位に応じて高い周波数を印加し、減衰率を計測して精度を向上させたことが特徴です。
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  • 樹脂廃棄技術 プリント回路基板などの樹脂製品を廃棄する際、鉛などの有害金属が地中に溶け出すことを防ぐ技術です。樹脂製品を燃焼させて灰化したのち、ガラスと共に溶融することにより、有害金属を溶融固化物の中に閉じ込めます。この廃棄物を埋立地に投下しても、有害金属が溶出しにくくなり、環境汚染を防止します。
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  • 粉砕植物原料を用いた圧縮成型技術 木または竹等を粉砕した植物を原料として用いた圧縮成型に関する技術です。植物由来の接着成分を析出させ原料を強固に結合させる点が特徴です。廃棄後は自然に戻るうえ、軽量かつ高強度で、寸法精度も良好です。
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  • 水性植物性塗料 サーバやパソコンなどのICT機器のプラスチック筐体に使える水性の植物性塗料です。バイオ素材であるポリ乳酸エマルションを用いて、ICT機器に必要な塗膜性能を実現しました。この塗料は、従来の溶剤系塗料と比べて、CO2発生量や有害な揮発性有機化合物(VOC)を大幅に削減します。
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安心・安全技術

  • 出火検出技術 火災が起きた際に炎のゆらぎを検出して火災を検出する技術です。本技術は、輝度のゆらぎから火災を検出するもので、監視カメラで撮影した映像からピクセル毎の輝度を算出し、円座標に変換して輝度の高いところを重心位置として決定後、予め設定してあるパターンと比較・判定します。
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  • 液漏れ検出技術 工事やメンテナンスが比較的に簡単であり、液漏れを早期に検出できて信頼性が高い液漏れ検出技術です。本技術は、配管接続部にパッシブ型ICタグを配置し、その上に液体に触れると溶解する導電体膜を配置することでICタグとリーダ間の通信を遮断します。液漏れ発生時には導電体膜が溶解し、ICタグとICタグリーダ間で通信可能となり、液漏れを検出します。
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  • 簡易型制振技術 ユニット構造の制振装置で、事後装着も可能な地震対策技術です。既存のラックにも取付け可能な制振ユニットであり、面移動する重りにより地震エネルギーを吸収します。大規模な工事が不要なので、工期・費用負担も最小化できます。
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産業・ものづくり技術

  • プリント基板の支持装置 プリント基板上へ電子部品を搭載する際に、プリント基板を平行に保つ支持装置です。プリント基板が軽く薄い場合、上下方向に不安定となり、平行を保てないことにより、作業中の基板にダメージを与えてしまいます。本技術は、上下のローラがプリント基板を挟むため、基板を平行に保つことができます。
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  • シール貼り付け装置 ノートパソコン等の電子機器にシールを効率よく自動貼り付けする装置です。吸引口から吸引しながら台紙上のシールを吸着させ、円弧状の吸着面を回転させてシールをはがします。簡単な構成で、確実にシールの剥離・貼り付けができます。
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  • ねじ締め装置 ねじ締めの際、空回りしないようにするねじ締め装置です。吸着孔内の圧力を変動させ、圧力を検出することによって、ドライバの先端部とねじのリセスを位置合わせします。この位置合わせによって、締めすぎて空回りし、磨耗粉が出る事態を防ぐことができます。
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  • MIMO通信方式のアンテナ制御技術 MIMO通信方式に用いられるアンテナの指向性を制御する技術です。アンテナ素子の重み付けを変化させて適応アレーアンテナの指向性を調整し、通信に利用可能な通信路容量を向上します。
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  • 可変高周波素子の適応制御技術 EMSより成る複数の可変高周波素子を適応制御する技術です。可変高周波素子のインピーダンスを変化させた時のスカラ関数値の変化する方向に応じて、可変高周波素子を高速に適応的に制御します。
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  • 光通信向け部品技術 マイクロミラー素子の駆動機構です。ミラーを支持する揺動部とフレームとが互いに絶縁層で分離された導電層で形成され、絶縁層を貫通する導電体を介してフレームと電気的に接続し、ミラーを2軸方向に制御します。
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  • 導波路型光デバイス及びその製造方法 導波路近傍を除く位置に接着剤用の凹みを設けて基板と補助板を接着し 、形成された溝に機能性薄膜を挿入することで、導波光の結合損失を低減できる仕組みです。
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  • 非動作時に入出力間の接続が断状態となる波長選択スイッチ 波長多重光を分光素子で波長毎に分離した後にレンズを用いて集光して可動ミラーで反射させることにより各波長の光の経路の切り替えを行うように構成した波長選択スイッチです。
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  • ファイバコリメータアレイ 波長選択スイッチのファイバコリメータアレイです。マイクロレンズ底面の複数の突条と、透明基板の表面に形成された複数の突条とが交差するように対向配置して接着することで、耐振動性 ・ 衝撃性を向上する仕組みです。
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生活便利技術

  • ショッピングカート技術 スーパーなどでお買い物をするお客様に役立つ情報を見せる技術です。ショッピングカートのハンドル部にタッチセンサを設け、お客様の手がタッチセンサから離れると、商品物色中であると判断します。このとき、ショッピングカートのディスプレイに、商品情報を表示することで、お客様の商品購買を支援します。
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  • 電子郵便受け技術 郵便受けに投函された配達物や不在通知の到着を画像で読取り通知する技術です。 郵便受け内に設置されたイメージセンサ(カメラ等)で、到着物の形や記載文字を認識し、どのような荷物が到着したかを通知します。 自宅にいなくても配送物の到着をメール等で確認可能です。
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  • 水没防止技術 水と薬剤の化学反応により、様々な物品の水没を防ぐ技術です。水圧がかかることで隔壁が内側に押し込まれ、針に接触し水が混入し、薬剤との化学反応でガスが発生する。そのガスを用いて、物体を浮上させることが可能です。
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  • 食用果実検査技術 食用果実の画像による内部構造の非破壊検査技術です。多数の波長に分光した画像(透過光画像)を用いて内部を解析し、種の有無等、高精度に内部構造の判別が可能です。
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環境保全に向けた知財活用(WIPO GREEN)

当社は、SDGs達成を目的に、グローバル企業との共創を促進しており、2017年9月より、世界知的所有権機関(WIPO)が運営している、環境関連技術の技術移転を支援するための枠組み「WIPO GREEN」に参画し、WIPO GREENデータベースに多数の技術を登録しています。
また、当社は、WIPO GREENの活動方針について戦略的な提言を行うWIPO GREENコアメンバーの1社として選出されました。(世界で12企業/団体)

さらに、SDGs達成に向けた社内啓発活動として、当社のWIPO GREENに関する活動やWIPO GREENのニーズ情報を題材に、SDGsに関する全社e-learningの実施や、社内ワークショップを開催しています。

公的研究開発プロジェクト

国からの委託を受けた研究開発プロジェクト

富士通は、独自の研究開発だけでなく、国からの委託を受けた研究開発プロジェクトも実施しています。そのような公的研究開発プロジェクトのテーマは、社会的な必要性に鑑みて設定されたものです。富士通は公的研究開発プロジェクトに参加し、研究開発の成果を社会に還元することによって、技術革新を通じた社会課題の解決に貢献しています。

事例紹介

JST委託事業「計算機によって多様性を実現する社会に向けた超AI基盤に基づく空間視聴触覚技術の社会実装」

JST(国立研究開発法人科学技術振興機構) からの委託研究である本プロジェクトでは、ダイバーシティ社会に向けた取り組みとして、視覚・聴覚・触覚をサポートする技術や義足・義手技術にAI(人工知能)技術を融合して、身体的・能力的困難のサポートや克服をする技術などに挑んでいます。
富士通は、聴覚に障がいを持つろう者が、振動や光で音を感じることができるデバイス「Ontenna(オンテナ)」を用いて、ろう者自身が機械学習について学び、さらに自分が知りたい音を感じることができるようにプログラミングする環境を開発します。ワークショップを定期的に開催するだけでなく、開発環境を一般ユーザも使用できるようにして社会実装を進めていきます。

NEDO委託事業「戦略的イノベーション創造プログラム第2期/IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ/信頼チェーンに関わる情報の安全な流通技術研究開発」

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託研究である本プロジェクトでは、Society5.0の実現に不可欠なデータ流通において、付加価値を生み出すデータやサプライチェーンを維持・管理するデータなど、企業間のデータ流通を安全・安心・セキュアに行う技術を開発しています。これにより、震災やコロナ禍など不測の事態に対する人手・人脈に依存した企業間の迅速な対応を可能にしたり、サプライチェーンの構築、変更、維持に必要な情報収集(提供)コスト・期間を低減したりします。

JST委託事業「マリカルチャビッグデータの生成・分析による水質資源の持続可能な生産と安定供給の実現」

富士通は、インドネシアにおける養殖業の人材育成や水産資源の安定供給をICTでサポートし、持続可能な発展に貢献します。
JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)からの委託研究である本プロジェクト では、インターネットによる学習プラットフォームを活用し、研究者が講師となり養殖技術や専門的な機器の使い方を動画で講座化しています。若者を中心に急速に普及する携帯端末でも専門知識を習得できるツールとすることで、インドネシアの島々に散在する養殖業の担い手を育成します。将来は、この取り組みをインドネシア国内に広げ、高等教育の機会や職業選択の自由を創出していきます。

AMED委託事業「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」

富士通は2016年よりAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」に参加し、京都大学とともにゲノム医療領域における先進AI技術の研究開発を進めてきました。5年間の研究成果として、未知の遺伝子変異に対する病原性を推定する技術と、文献による医師の治療方針検討に要する時間を半減する技術を開発し、臨床ゲノム医療の発展と普及に貢献しています。

富士通の知的財産に関するお問い合わせ

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