株式会社QTnet 様

導入の背景

データ活用による情報の可視化に取り組む

QTnetは、設立初期には法人向けVLANのサービスを提供して実績を上げ、その後、一般消費者向けにもサービスを拡大して成長しました。家庭向けでは、光ファイバーを用いたインターネット接続サービス「BBIQ(ビビック)」、「BBIQライト」、スマホサービス「QTmobile」、電力サービス「BBIQ電力」、などのサービスを拡大、さらに法人向けにはネットワークに限らず、ICTソリューションやセキュリティ、設備の監視・運用・保守などを行っています。

さらに、自治体・企業向けサービス「QT PRO(キューティープロ)」では、通信回線サービスに加え、データセンターなどに関しても、お客様に対し個別のソリューションを提供しています。(※)
DXにも積極的に取り組み、テレワーク環境を整備するなど、いつでも、どこでも業務を実施できるようにワークスタイル変革を一気に進めています。特に、業務改革にとっては、データの利活用と、業務プロセスの可視化の両方が必要という認識で、施策を行ってきました。

最初に着手したのはデータの利活用です。QTnetの情報戦略システム部長の立川裕俊氏はこう語ります。「従来のままの分析では限界があることははっきりしていたし、業務での豊富な経験に頼る部分も残っていました。その流れを変えようと考え、データをよりうまく活用して、まず契約や回線提供工事に関する情報の可視化に取り組みました」。

• (※)
  QTnetは、通信や電力以外の個人向け事業も展開しています。特にeスポーツの普及・発展に注力、将来のeスポーツプレイヤー育成などを目的とした西日本最大級のeスポーツ総合施設「esports Challenge Park」(略称:チャレパ)を企画・運営しています。また、日本の伝統文化である将棋の楽しさを伝え、地域振興に貢献することを目的とし、「QTnet将棋センター」を開設、運営しています。