FUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測ソリューション

FUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測ソリューションは、AI/機械学習を用いた安定・高精度な需要予測を実現するFUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測SaaS(以降ODMA需要予測SaaS)と、需給計画業務を支えるFUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics 需給計画モデル(以降ODMA需給計画モデル)で構成されています。

ODMA需要予測SaaS

計画業務の精度向上と負荷削減のため、多様な商品の変化する特性に合わせた安定的で高精度な需要予測と、人手を介さない自動チューニングを、富士通独自の「動的アンサンブルモデル」技術により実現します。

課題

需要予測では、過去実績や、予測に影響する要因を基に未来の需要を予測します。しかし、需要予測の手法は様々あり、それぞれ一長一短で決定打がありません。そのため、時間経過による商品特性の変動に合わせて、複数の予測手法の中から最適な手法を手作業で選択し、チューニングする必要があります。そのチューニングが変動に追いつかなくなると、在庫や廃棄ロス増加の原因となります。

解決

こうした需要予測の課題に対し、富士通では、多様な商品の変化する特性に合わせた安定的で高精度な予測と、人手を介さない自動チューニングによる予測運用担当者の負荷削減を、独自技術の「動的アンサンブルモデル」により実現します。これを提供するのが「ODMA需要予測SaaS」です。

安定的で高精度な予測

特徴の異なる複数の手法の予測結果を、機械学習により単品単位で統合・最適化します。複数の手法を統合するため、単一の予測手法を選択する場合よりも精度の安定性を保ちつつ精度を向上させることができます。これにより、時間経過によって特性が変化する商品でも、その特性に即座に対応でき、安定的で高精度な予測を実現します。

人手を介さない

すべての予測手法の統合・最適化やパラメータ調整が自動的に行われます。人手を介した、商品ごとのモデル変更やパラメータ調整などのチューニングは不要になり、予測運用担当者の負荷削減を促します。

適用例

業種 製造業
課題
  • 消費者ニーズの変動により生産量の調整負荷が増大
  • 生産の過不足が発生し、廃棄ロス・販売チャンスロスが増加
手段と効果
  • 複数の需要予測モデルを組み合わせて予測を安定化・高度化することで、見込生産量を適正化し生産計画変更の負荷を削減
  • 見込生産量の適正化により、廃棄ロス・販売チャンスロスを低減
業種 小売業
課題
  • パートタイムが多い量販店では発注精度のバラつきが多く、品切れや廃棄が頻繁に発生する
  • 人の判断による発注作業に時間がかかり、重点売り場作りや品出しなどが手薄
手段と効果
  • 高度な需要予測により精度の高い客数予測、販売数予測から最適な発注量を算出
  • 勧告された発注量を元に、発注業務の削減・発注頻度の平準化によるローコストオペレーションを実現
  • 在庫適正化およびロス削減による魅力ある売場=顧客満足度向上

販売価格(税別)

ODMA需要予測SaaS 個別見積

ODMA需給計画モデル

蓄積されたデータから将来の需要を商品特性ごとに予測し、予測結果を基に需要計画・供給計画業務の効率化や在庫適正化を実現します。担当者は販売実績や需要予測値等の情報を参考に需給計画を策定し、将来の在庫のバランスを考慮した供給計画を策定することができます。

課題

現在の市場は消費者ニーズが多様化し、常に変化を続けています。定番商品が継続的に売れる一方で、ライフサイクルの短い商品、季節商品、催事商品などがあり、商品ごとの特性によって、需給計画を変えていく必要もあります。多くの企業では、担当者の経験と勘を駆使して需要の予測、生産計画を立てているのが現実です。

しかし、対応すべき商品数や取引の頻度が増えることで、担当者の作業負荷は増大しています。また需給調整のノウハウも担当者に依存することで、計画立案の基準が不統一になる、他部門との情報共有に支障が出るなどの問題も生じています。需給の調整がうまく行かない場合は、過剰在庫、販売機会損失、コスト圧迫のリスクを伴います。

解決

富士通では、担当者に依存するノウハウを標準化して、担当者間、部門間の円滑な情報共有を推進し、商品特性にあった需給計画業務をトータルに支援する需給計画策定業務向けのソリューション「ODMA需給計画モデル」を提供します。

ODMA需給計画モデルに蓄積されたデータから将来の需要を商品特性に合わせて自動で予測することができます。誤差が大きいなど調整が必要な商品(アラーム対象品)に絞って担当者が意思入れをして需給計画の調整ができます。また意思入れの根拠を残してノウハウの共有を行うことができます。

このように需要予測をもとに、需要、供給の2つを連携させて、適切な需給計画の策定を支援することで、需給計画に関する業務を自動化し、担当者の作業負荷を軽減します。仕入れや販売、在庫管理の情報を共有できるため、部門を超えた業務の最適化にも貢献します。

適用例 需要に見合った緻密な需給計画を立て、平均在庫月数を短縮

業種 製造業
課題 在庫月数が長いことで、管理負荷、コストが増大する。適切な安定在庫を維持したい。
手段と効果 商品別に、精度の高い需要予測を実施し、精度を向上。在庫の最適化を実現し、在庫月数を短縮させる。

商品・サービス体系

ODMA 需給計画モデル V2 メディアパック 1万円(税別)
ODMA 需給計画モデル V2 基本(1プロセッサ・20ユーザ付) 1,200万円(税別)
ODMA 需給計画モデル V2 基本(1プロセッサ・20ユーザ付)プログラムサポート 288万円(税別)

導入事例

株式会社トリドールホールディングス 様
富士通のAI需要予測ソリューションにより
店舗マネジメント業務・エネルギー利用を最適化

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」、などの飲食チェーンを展開する株式会社トリドールホールディングス様は、富士通のAI 需要予測ソリューションを採用し、店舗マネジメント業務の負担削減、食材廃棄ロスやエネルギーコストの削減などを急速に進めつつあります。

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