Musetheque デジタルアーカイブクラウド（ミューズテーク）

項目ひとつひとつに規則という概念を導入することで、項目名はもちろん、必須項目やプルダウン選択、各種マスタ引用、画面表示制御などの細かい設定により、精度の高い情報登録・管理が可能です。
固定項目がなく、資料特性に合わせ項目をいつでも容易に追加、修正、削除でき、煩雑な運用業務の要件にも迅速に対応可能です。
多言語にも対応しており、外国語文字もそのまま登録・検索できます。登録文字数の制限もありません。

富士通のXML型データベース検索エンジン「FUJITSU Software Interstage Shunsaku Data Manager」を搭載。収蔵品情報など高い柔軟性を必要とする高速検索に適しており、検索業務の効率化だけでなく、多彩な検索や圧倒的なレスポンスにより、利用者サービスの満足度向上に貢献します。
データベースのチューニングが不要で、複雑な検索項目や資料点数の増大などに左右されることなく、常に快適な検索スピードを維持することができます。

画像だけでなく、PDFやOfficeデータ、動画等さまざまなファイルの一括管理が可能です。
登録できるファイルサイズや数に制限がないため、動画など容量の大きなデータも合わせて管理することもできます。

ウェブアクセシビリティ(JIS X 8341-3:2016 レベルAA)やレスポンシブデザインに対応した標準画面の提供をはじめ、さまざまな検索手法や標準ビューワ等による画像表示に対応しています。

インターネットとパソコンがあればすぐに利用可能

現在までMusethequeで培われてきた柔軟性（Flexibility）、レスポンス（High Speed）、効率化（Efficiency）、安全性（Security）や使いやすさをそのままクラウドにてご提供します。
情報公開画面はウェブアクセシビリティの「適合レベルAA」に準拠しており、バリエーション豊富な複数パターンの画面からお選びいただけます。
パソコンのオペレーティングシステムに標準で附属されるブラウザで、すべての機能を使うことができます。

常に最新のシステムと充実したサポート

機能を定期的にアップデートし、最新のOSやブラウザにも対応。そのため、職員や利用者は、いつでも最新の機能を利用可能。デジタルアーカイブの価値向上と長期利用を実現するサービスです。
お客様サポートセンターにて、専門の担当者がサポート。万が一の場合でも速やかに対応し、お客様へ“安心”をお約束します。また、刻々と変化するセキュリティ要件にも迅速に対応。常に安全なサービスをご提供します。

経験豊富な業務プロフェッショナルによるサービスを提供 ※別途有償

～お客様のイメージに向けたクラウドサービスの実現をご支援します。～
・効果的な管理項目の作成支援
収蔵品の整理・分類の分け方や各分類における項目の検討など、システム導入に関する様々な設計をコンサルティングサービスでご支援いたします。
これまでの設計ノウハウを活用して、お客様のデータに最適な管理項目設計を行います。
また、一般利用者にも使いやすい情報提供ができる公開項目もあわせて設計します。
・既存データの確実な移行
お客様が保有している各種データ（Excel、CSV、画像のJPEGファイルなど）をシステムに登録する、データ移行サービスをご提供します。
・充実した稼働前研修
システムを利用する職員向けの操作説明サービスをご提供します。オンラインによる説明会実施も可能です

お客様のシステムを安全に守る富士通データセンター

Musetheque デジタルアーカイブクラウドでは各種災害に備えたJDCCティア4相当^＊1の万全なファシリティと最新鋭のグリーンテクノロジーを実装したデータセンターを利用します。
地震対策、停電対策、火災対策、水害対策などを徹底しており、お客様の事業継続性を徹底追及。万全なリスク対策と堅牢性に優れた建物で、お客様システムを守ります。手のひら静脈認証をはじめ、動線カメラを用いた共連れ防止、システムのディスク暗号化など、最先端技術を取り入れた強固なセキュリティ対策を施しています。
高効率設備や省エネ運転マネジメントシステムなど、環境負荷低減に貢献しお客様ＩＴインフラの消費電力を削減します。

＊1 ：「ティア」とは、アメリカの通信工業会が策定したデータセンター設計に関する規格を元に、日本データセンター協会(JDCC)によって制定されたファシリティに関する規準です。 ティア1からティア4まで4段階で分類され、ティア4では、想定するエンドユーザの稼動信頼性を99.99%以上にすることなど、高い信頼性が求められています。