業務用モバイルアプリの社内開発に最適な「MobileSUITE+Monaca」
UIからバックエンド連携までをかんたん・スピーディーに開発

多くの人が日常的に利用しているモバイルアプリケーション。これを社内業務システムでも活用し、働き方改革を加速したいというニーズが高まっている。ここで重要になるのが、軽くてシンプルに使えるものをスピーディーに開発することだ。そこで進んでいるのが、モバイルアプリケーションを内製化しようという取り組みである。しかしモバイルアプリケーションの開発には特殊なノウハウが必要であり、社内業務で活用するには社内システムとの連携も不可欠だ。これをクリアするにはどうすればいいのか。その具体的な方法を紹介する。

OS毎に異なる開発環境が必要となるモバイルアプリケーションの開発

現在では日常生活になくてはならないものになっているモバイルアプリケーション。最近ではこれを、社内業務でも活用しようという取り組みが進んでいる。業務システムをモバイル化すれば、社内だけではなく社外でも利用可能になる。これによって柔軟な働き方が可能になり、生産性も向上できると期待されているのだ。

「最近では業務向けモバイルアプリケーションの開発者の属性も大きく変化しつつあります」。このように語るのは、PHPやHTML5などの技術力を駆使し、インターネットやモバイルの分野で新たな価値創造を続けている、アシアル取締役の塚田 亮一氏だ。以前はモバイルアプリケーションも他の業務システムと同様に開発を外注するケースが一般的であり、開発者もiOSやAndroidの専門開発者が多かったが、最近では必ずしもそうではなくなっているのだという。「業務の現場では、軽くてシンプルに使えるモバイルアプリケーションを、素早く作ってすぐに活用したいというニーズが高まっています。そのため外注するのではなく、社内で作りたいという企業が増えているのです」。

本格的な業務アプリケーションは無理でも、モバイルアプリケーションならWeb開発の延長として手軽に作れるのではないか。身の回りにモバイルアプリケーションが増えたことで、このように考えている人も少なくないと塚田氏はいう。しかしモバイルアプリケーションの開発は、それほど簡単なものではないと指摘する。

「使いやすいモバイルアプリケーションを作るには、Webとは異なるUIのノウハウが求められます。またターゲットとなるプラットフォームも、iOS、Android、Windowsの3種類に対応する必要があり、Webに比べてはるかに煩雑です。開発環境も、AndroidであればAndroid Studio等を用意しなければなりませんし、iOSならXcodeをMac上で動かす必要があります」。

また業務用のモバイルアプリケーションを開発する場合には、バックエンドとの連携も重要になると指摘。フロントエンド部分の比重は全体の2~3割程度に過ぎず、残りの7~8割の開発作業は、社内システムとの連携を安全に行うために費やされるはずだという。

しかし現在ではこれらの問題は解決されている。これを可能にしたのが、アシアルが開発提供する「Monaca」と、富士通が提供する「FUJITSU Cloud Service MobileSUITE(以下、MobileSUITE)」の組み合わせなのである。

HTML5のスキルだけでモバイルアプリケーションを開発可能

ここで、それぞれの概要を説明しよう。まずはMonacaからだ。

「Monacaとは、簡単に言ってしまえば、HTML5で作成したコードを包んでモバイルアプリを作ってしまうアプリ開発プラットフォームです」と塚田氏は語る。そのベースになっているのは、オープンソースの「Apache Cordova」だ。Cordovaとは、JavaScriptやHTML、CSSといったWebアプリ開発技術で、モバイルアプリケーションを開発可能にするフレームワーク。モバイルデバイスが装備するGPSやカメラも利用でき、モバイルデバイス側にデータを保存してオフラインで利用することも可能。MonacaとはこのCordova向けの開発環境なのである。

「Monacaをご利用いただければ、エディタやブラウザでHTML5のコードを書き、そこから3種類のOSに対応したモバイルアプリのパッケージファイルを生成できます。そのための環境はクラウド上に用意してあるので、開発環境のセットアップも必要ありません。開発中のコードをリアルタイムに実機転送しすぐに動作確認可能。ビルドはクラウド上で行われ、そこからアプリストアにサブミットすることも可能です(図1)」。

その一方でアシアルは、モバイルSPA(Single Page Application)用UIフレームワーク「Onsen UI」も提供。これによって、モバイルOS毎に定められているUIガイドラインに適合したアプリケーションを開発しやすくなるという。なおMonacaにもOnsen UIが組み込まれたプロジェクトテンプレートが用意されている。

このようにMonacaを活用することで、モバイルアプリ開発のハードルは一気に低くなる。HTML5を使ったことがあるWeb開発者であれば、3種類のモバイルOSに対応したアプリを作成でき、UIガイドラインにも容易に対応できるのだ。企業側も人材を確保しやすくなるだろう。

「単一のHTML5コードで3種類のOSに対応できるため、これだけでも開発期間を3分の1に短縮できます。また学習期間ゼロでWebチームがアプリ開発を始めることもできます。モバイルアプリケーション開発経験者がまったくいない企業で、開発プロジェクトを1週間で立ち上げたケースもあります。このような特長が評価され、すでに2000社で20万人の開発者が利用しています」(塚田氏)。

「図1:Monacaが可能にするモバイルアプリ開発環境。HTML5のコードを書くだけで、そこから3種類のモバイルOSに対応したアプリを生成できる。
開発環境はクラウド上に用意されているため、開発環境のセットアップも不要。 図1:Monacaが可能にするモバイルアプリ開発環境。
HTML5のコードを書くだけで、そこから3種類のモバイルOSに対応したアプリを生成できる。
開発環境はクラウド上に用意されているため、開発環境のセットアップも不要。

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業務用モバイルアプリの社内開発に最適な「MobileSUITE+Monaca」UIからバックエンド連携までをかんたん・スピーディーに開発

概要

  • OS毎に異なる開発環境が必要となるモバイルアプリケーションの開発
  • HTML5のスキルだけでモバイルアプリケーションを開発可能
  • 業務用モバイルアプリケーションで重要になるバックエンド機能の提供
  • Monaca+MobileSUITEが可能にするスピーディーな社内開発

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