《働き方改革を実現するためのアプローチ「働く人にあわせたデバイスの選択」》

働き方改革の定着を左右する要因の1つはデバイス選定にあり
~現場の声から見えた働き方にあった機能とは~

働き方改革を進めていく上で、働く人に応じたデバイス選びはとても重要なポイントになります。例えば、外出が多く、社外にノートPCを持ち出して仕事をしたいという営業の場合、カバンに入れやすい「薄さ」と持ち運びやすい「軽さ」がないと、そもそもノートPCを持ち歩くのがおっくうになってしまい、働き方を変えることが難しくなってしまうでしょう。そこで、富士通の実践を通して見えてきた、働き方にあったデバイス選定のポイントをご紹介します。

お客様の声や社内実践での気づきを活かしたデバイスを開発・提供

富士通は、37年間にわたって、パソコンを開発、製造してきました。デスクトップPCをはじめ、ノートPC、モバイルノート、タブレット端末、2in1、シンクライアント端末など幅広い製品ラインナップを揃えています。

パソコンやデバイスなどハードウェアメーカーとしての長い歴史の中で、富士通が大切にしてきたのは「お客様に寄り添う」こと。お客様からいただいた様々なご要望、「お客様の声」を製品の改善に活かす努力を継続してきたことが、ユニークな製品づくりと豊富なバリエーション、そして、品質の高さにつながっています。

その取り組みの中で、富士通が重視してきたことの一つに、「社内実践を製品開発にフィードバックする」取り組みがあります。自分たちで開発・製造した製品を、自分たちの仕事で使ってみると、じつにいろいろなことに気が付きます。そして、見えてきた良い面、改善点も見逃さずに開発にフィードバックしてきました。

薄くて軽く、そして安全でなければ、社外に持ち出さない

センサーに手のひらをかざすだけでログイン可能になり、
安全性だけでなくユーザビリティも向上

その取り組みは、働き方改革を推進するデバイスの開発・製造においても実践し、「現場の声」を受けて誕生したのが、モビリティとセキュリティ、そして、使いやすさに優れたモバイルPCです。

「薄さ」「軽さ」だけでなく、「堅牢性」と「バッテリ稼働時間」は、モバイルPCとしての必須ポイントですので、当然、高い基準をクリアしていますが、さらに、社外でも安全に機密データを扱える」ことも必須となります。そこで、セキュリティの強化に着目しながら、安全に機密データを利用できる環境を構築しました。具体的には、社内サーバやクラウドにアプリケーションや重要な情報を置き、ネットワーク経由でサーバにアクセスし、アプリケーションや機密データを活用するシンクライアント環境に変更しました。端末にはデータが保存されることはなく、安全にデータを扱えるので、端末を持ち出して外出先でも安心して使えます。

さらには、「たとえシンクライアントであっても、万が一第三者にログインパスワードを知られた場合、情報漏えいにつながる」という意識から端末に内蔵した手のひら静脈認証を用いて、本人以外はノートPCにログインできないようにしました。センサーに手のひらをかざすだけでパスワードの入力なしで簡単にログインできるので、安全性だけでなくユーザビリティも高まります。

他にも富士通では、端末に搭載されたカメラを用いて端末利用者の顔を認識し、背後から画面を覗いている他人を検知すると、PCの画面にポップアップで利用者に覗かれていることを警告する機能を標準搭載しています。

最適なデバイスを選べるから、ワークスタイルも変えられる

現場の声を受けて誕生した、薄さ15.5mm、質量約799gの
超軽量モバイルノート(標準モデルの場合)

このようにお客様の声、現場の声を聞きながら、デバイスに改善を加えることで現場での利用が進み、富士通の働き方改革の取り組みも定着してきました。

以前はパソコンを社外に持ち出す際は、事前申請など様々な手続きが必要でしたが、セキュリティを強化した現在、どこへでも自由に持っていけるようになりました。今では、会議室、お客様の事務所、サテライトオフィス、自宅など、どんな場所でも従業員がモバイルPCを開いて仕事をしています。

そして、固定したデスクを持たないフリーアドレスのオフィスが増え、会議などに紙の資料を使わないペーパーレスも当たり前になってきました。遠隔地からオンライン会議への参加も珍しくはありません。

一方、特殊なニーズを持つ業界、業種もあり、通常のデバイスでは使い勝手が悪いケースもあります。例えば生命保険業界では、かつてのパソコンでは一般的だった4:3比率のスクエア画面に合わせてお客様に説明する資料等がつくられているため、ワイド画面を搭載した最新のパソコンで資料を表示すると真ん中に小さく表示され、逆に「見にくい」と感じてしまうこともあるのです。

そこで、富士通では、そのようなお客様のためにスクエア画面のWindowsタブレットを専用に開発するなど、キメ細かく対応しています。

同じ業種や分野でも、使う人により求められる機能は
異なることがある

また、同じ業種や分野であっても、使う人の立場によって、デバイスに求められる機能が異なることもあります。例えば、学校では授業でタブレットを活用するケースが増えています。しかし、先生と児童、生徒では使い方が異なり、求められる機能も異なります。富士通は、そうしたニーズにも細かく対応しています。

子どもたちは、各自が自分のタブレットをいろいろなところに持ち運んで活用します。ときにはプールに持ち込み水の中に入れて、水泳している動きをカメラで録画するといった、ハードな使い方をすることも。授業の中で自由に活用するには性能だけでなく、軽さ、持ち運びやすさ、落としにくさ、壊れにくさは特に重要です。

一方、先生が使うタブレットには、子どもたちがタブレットを活用した内容を一覧にして確認するのに適した大画面や、授業内容や進捗の管理に向いた機能、他人が先生の端末に不正ログインしての機密情報漏洩させるリスクをなくす対策が必要とされています。

そしてこうした技術を、学校だけではなく、作業現場などでも安心して使える堅牢性と屋外や生産現場での利用に適した防水・防塵・耐薬品機能を持つタブレットや手のひらサイズのタブレットとして用意するなど、お客様の業務を見据え「使いやすさ」にとことんこだわり、使う人にとって最適なものが選択できるようにしています。

働き方改革をさらに加速させるために

今後、さらに多くの企業で働き方改革は取り組まれていくでしょう。富士通は、モバイルワークに取り組みやすいデバイスを、いかに提供していくかを常に考え、製品開発に取り組んでいます。

業種、業界、あるいは用途によって、最適なデバイスは異なります。大切なのは、自分たちの仕事にあったデバイスを選べるようにしておくこと。そして一人ひとりが異なるデバイスを使っても、社内の部署や部門のメンバーと連携しながら効率良く働ける仕組みの構築です。

そのためには、デバイス単体ではなく、ICTシステム全体を俯瞰する視点も必要です。富士通では、デバイスはもちろん、それだけに留まらず、業務システム、サーバやネットワークなどのインフラ、クラウド、データセンターなど、ICTをトータルに提供できます。

富士通では、働き方改革に寄与する様々なデバイスを作ってきました。そしてこれからも新しい働き方にあわせて、新しいデバイスを開発していきます。ぜひ、いろいろなデバイスを実際に手にして、どのように活用できるか、思いを巡らせてみてください。

2018年11月29日

富士通株式会社
フロントコンピューティング事業本部
ビジネス企画統括部
プロモーション企画部 部長
丸子 正道

[写真]

「働き方改革(社内実践)」に関するお問い合わせ・ご相談

Webでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

ページの先頭へ