受賞ニュース

2019年10月30日

経済産業省主催の産業標準化事業表彰で「経済産業大臣表彰」を受賞

2019年10月8日、東京都千代田区平河町にある都市センターホテルにおいて、経済産業省が主催する令和元年度 産業標準化事業表彰が行われ、富士通は「経済産業大臣表彰」を受賞しました。  会社代表として安井副社長(当時)が表彰式に出席しました。


表彰状と楯

産業標準化事業表彰は、国際標準化機構(International Organization for Standardization(以下、ISO)や国際電気標準会議(International lectrotechnical Commission(以下、IEC))における国際標準策定や、国内規格(JIS)策定といった、標準化活動に顕著な功績のあった個人や組織を表彰するものです。

標準化活動は派手な活動でありませんが、社会・生活に大きな価値を提供するものであり、富士通は長年、地道な活動を継続してきました。今回の受賞は、手のひら静脈認証、HEVC規格スマートフォンに装備されているUSB(Type-C)規格などの技術規格の策定に加え、都市インフラ改善のための評価方式の策定や、AIに関する議論を主導するなど、富士通が多岐な分野に亘り、積極的かつ広範囲に国際標準化活動を主導し、日本のプレゼンス向上に寄与していることが評価されたものです。

富士通の標準化活動は、世界中で実際の標準化活動の議論に参加する事業部門や富士通研究所などグループ内各部門に点在する標準化活動者の日ごろの活動が高く評価された結果です。

受賞理由

ISO、IECおよびISO/IEC Joint Technical Committee1(情報技術)の国際標準化活動に積極的に取り組み、日本のプレゼンス向上に寄与。
特にJTC1/SC42(人工知能)、SC37(バイオメトリクス)およびSC29(音声、画像、マルチメディア、ハイパーメディア情報符号化)並びにISO/TC268(持続可能な都市とコミュニティ)およびIEC/TC100(オーディオ・ビデオ・マルチメディアシステムおよび機器関連)において国際・国内の要職を担当し、多岐な分野に渡って積極的かつ広範囲に国際標準化活動を主導。
これにより、日本のバイオメトリクス(生体認証)認証技術が海外も含めた金融ATM や空港セキュリティに利用されるなど、日本が得意とする各種技術分野について、世界的な普及・促進に大きく貢献。

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