SUSE Linux Enterprise Server

SUSE Linux Enterprise Serverおよび関連製品は、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であるSUSE社が提供する企業向けディストリビューションです。富士通は、SUSE社とのグローバルな戦略的提携の下でミッションクリティカル向け機能などの共同開発を緊密に進めています。その成果は、ビジネス分野で必要な安定性や運用の容易性として結実しています。

オープンかつ信頼できるソリューションでデジタル革新を

OSSを全面採用する業務システムに最適なLinux OS

SUSE Linux Enterprise Serverは、多数のOSSに対し、標準で最長約1年半、Long Term Service Pack Support(LTSS)と組み合わせることにより最長約4年半、同一のサービスパック(SP)内での修正提供を行います。

SUSE Linux Enterprise Serverに含まれる代表的なOSS

  • KVM
  • Apache HTTP Server
  • Apache Tomcat
  • Squid
  • MariaDB
  • Postfix
  • OpenJDK

(ほか多数がご利用可能)

SAP およびSAP HANA向けに最適化されたSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications

  • 豊富な稼働実績
  • SAPシステム向けの各種機能(Page Cache管理, HA, ウイルスチェックなど)が同梱
  • 長いセキュリティ修正提供期間
  • 富士通SupportDeskと組み合わせることで、ハードウェア含めたワンストップサポートを実現

サポートに対価を支払うサブスクリプションモデル

一般的なソフトウェアがパッケージ販売であることとは対照的に、SUSE Linux Enterprise Serverおよび関連製品はサブスクリプションモデルが採用されています。SUSE Linux Enterprise Serverおよび関連製品の利用者は毎年対価を支払うことで、最新のソフトウェア入手とそれに対するサポートを受ける権利(サブスクリプション)を得ることができます。

富士通のサポート・サービス(SupportDesk Standard)は、SUSE社のサブスクリプションを富士通のLinuxサポートとセットにしてご提供します。万一のトラブル発生時には問題箇所の特定や復旧支援をOSC(One-stop Solution Center)が窓口となって一括対応しますので、安心してSUSE Linux Enterprise Serverおよび関連製品をご利用いただけます。

その他の SUSE 製品について

富士通ではSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications以外にも以下のSUSE製品を取り扱っています。
富士通とSUSEは富士通製のサーバなどのハードを含めたワンストップサービスを提供し、お客様のビジネスリスクの低減や、アプリケーションの24時間稼働、長期的なアプリケーションの安定性、そしてメンテナンススケジュールとコストの最適化を支援します。

製品名 製品概要
SUSE Linux Enterprise Server SUSE製のLinuxディストリビューション
Linuxカーネルおよび主要OSSを提供
Long Term Service Pack Support SUSE Linux Enterprise Serverと組み合わせることで最大約4年半、同一のサービスパック(SP)内での修正提供可能とする商品
SUSE Linux Enterprise High Availability Extension HA機能(Pacemaker, Corosync)を提供
SUSE Linux Enterprise Serverと組み合わせて利用
SUSE Linux Enterprise Live Patching OS再起動なしでカーネルにセキュリティ修正を適用するカーネルライブパッチ機能(kGraft)を提供
主にSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsとの組み合わせて利用

各商品の詳細はSUSE社のホームページをご覧ください。

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