本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

開発環境


ADS基本

概要 ADS基本は、EDITOR/FDG/FORMLにより構成されます。
  1. EDITOR(原始テキスト編集ユーティリティ:EDITOR)
    ディスプレイ装置を使用し、操作員が画面と対話しながら原始テキストを編集する機能を提供します。
  2. FDG(対話/翻訳型 ファイル定義体生成ユーティリティ:FDG)
    FDGは、ファイルの構造や属性をファイル定義体として管理(作成、修正、表示、印刷、登録及び変換)するための対話型ユーティリティです。
    FDGLは、FDG原始テキストを翻訳してファイル定義体を作成する翻訳型ユーティリティです。
  3. FORML(バッチ型画面帳票定義体作成ユーティリティ:FORML)
    FORMLは、FORML原始プログラムを翻訳し、標準メッセージ定義体(SMED:Standard Message Edit Description)を作成するユーティリティプログラムです。
機能説明
  1. EDITOR
    1. 原始テキストの作成機能
      ディスプレイ装置から原始テキストを入力して、新しい原始テキストをライブラリに出力します。
    2. 原始テキストの修正機能
      ライブラリ内に存在する原始テキストを、ディスプレイ装置を使って修正し、ライブラリに出力します。
    3. 原始テキストの表示機能
      ライブラリ内に存在する原始テキストを、ディスプレイ装置に表示します。
  2. FDG
    1. ファイル定義体を作成することができます。
      (新規作成、流用作成、参照作成)
    2. ファイル定義体を修正することができます。
    3. ファイル定義体の内容を表示することができます。
    4. ファイル定義体の内容を変換リスト、COBOLイメージリスト及びファイル仕様書として印刷することができます。
    5. ファイル定義体を基にファイル領域の割付けをすることができます。
    6. ファイル定義体からFDG原始テキストに変換することができます
  3. FDGL
    ファイル定義情報を記述したFDG原始テキストを翻訳して、ファイル定義体を生成すると同時に、原始プログラムリスト、エラーメッセージリスト、変換リストおよびCOBOLイメージリストの各種リストを出力します
  4. FORML
    FORMLは、COBOLGで表示ファイル機能を使用する際に必要となる、標準メッセージ定義体(SMED)を作成するユーティリティプログラムです。FORMLは、起動時のパラメタの指定に従って、FORML原始プログラムを翻訳し、SMEDを作成し、また、定義体情報リスト等各種のリストを出力します。
利用効果
  1. EDITOR
    豊富な編集コマンドにより、原始テキストの作成及び変更時間を大幅に削減することができます。
  2. FDG
    従来のファイル定義は利用者プログラム単位に記述されていたため共通化できず、同一ファイルであるにも関わらず、様々な表現があり、保守性が低下していました。
    ファイル定義体を導入することにより、
    • プログラムのコーディング量減少
    • プログラムのデバッグ効率向上
    • 項目名等の名前管理でシステム統一可能
    • プログラムの柔軟性向上
    • 各種システムユーティリティ利用可能
    という効果があります。
  3. FORML
    FORMLはバッチ型のユーティリティのため、対話型のユーティリティのように画面(ワークステーション)を占有してしまうことがありません。このため、効率的な定義体作成が可能です。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト Symfoware6000Symfoware6000/MP
DHSQWEDPSCOBOL G

ADS基本II

概要 ADS基本IIは、EDTSRC/FILE/FORMLにより構成されます。
  1. EDTSRC
    EDTSRCコマンドは、ディスプレイ装置を使用して、ウィンドウ機能により操作員が対話形式で原紙テキストを編集するユーティリティで、さらに原始テキスト中の特定の文字列を検索したり、別の文字列に置換えすることも可能です。
  2. FILE(対話型ファイル定義体生成ユーティリティ)
    FILEは、ファイルの構造や属性をファイル定義体として管理(作成、修正、表示、印刷、登録、変換)するための対話型ユーティリティです。画面対話は、リモートウィンドウ機能により、端末の高度なMMIを利用できます。
  3. FORML(バッチ型画面帳票定義体作成ユーティリティ)
    FORMLは、FORML原始プログラムを翻訳し、標準メッセージ定義体(SMED:Standard Message Edit Description)を作成するユーティリティプログラムです。
機能説明
  1. EDTSRC
    1. 原始テキストの作成機能
      ディスプレイ装置から原始テキストを入力して、新しい原始テキストをASPのライブラリに出力します。
    2. 原始テキストの修正機能
      ASPのタイブラリ内に存在する原始テキストをディスプレイ装置を使って修正し、ASPのライブラリに出力します。
    3. 原始テキストの表示機能
      ASPのライブラリ内に存在する原始テキストをディスプレイ装置に表示します。
    4. 世代管理機能
      ASPの世代管理機能(GMS)を契約することによって、原始プログラムの修正履歴情報が世代としてASPに累積され、それぞれの世代の原始テキストに対する修正・表示が行えます。
    5. 文字列一括検索・文字列置換え機能
      ASPライブラリ内の原始テキストの特定の文字列や語を検索したり、また文字列を別の文字列に置換えできます。この機能はアプリケーションプログラムの2000年対応の修正に利用できます。
  2. FILE
    1. ファイル定義体の作成
      ファイル定義体を以下の方法で作成できます。
      • 新規作成
      • 参照作成(既存のファイル定義体を参照できます)
    2. ファイル定義体の修正
      ファイル定義体を修正できます。
    3. ファイル定義体の表示
      ファイル定義体の内容を表示できます。
    4. ファイル定義体の印刷
      ファイル定義体の内容を以下の種類で印刷できます。
      • 標準説明書(レコードレイアウト形式)
      • 標準説明書(レコード仕様書)
      • ファイル仕様書
    5. ファイル定義体の環境設定
      ファイル定義体を基にファイル領域の割付けができます。
  3. FORML
    FORMLは、COBOLGで表示ファイル機能を使用する際に必要となる、標準メッセージ定義体(SMED)を作成するユーティリティプログラムです。FORMLは、起動時のパラメタの指定に従って、FORML原始プログラムを翻訳し、SMEDを作成し、また、定義体情報リスト等各種のリストを出力します。
利用効果
  1. EDTSRC
    豊富な編集コマンドを用意しており、原始テキストの作成の操作性を向上しているほか、文字列の検索・置換え機能により2000年問題への対応を含む原始テキストの修正を支援しています。
  2. FILE
    従来のファイル定義は利用者プログラム単位に記述されていたため共通化できず、同一ファイルであるにも関わらず、様々な表現があり、保守性が低下していました。
    ファイル定義体を導入することにより、
    • プログラムのコーディング量減少、
    • プログラムのデバッグ効率向上、
    • 項目名等の名前管理でシステム統一可能、
    • プログラムの柔軟性向上、
    • 各種システムユーティリティ利用可能
    という効果があります。
    また、リモートウィンドウ機能により、端末(SX/G)のプレゼンテーション機能を利用して画面対話できます。
  3. FORML
    FORMLはバッチ型のユーティリティのため、対話型のユーティリティのように画面(ワークステーション)を占有してしまうことがありません。このため、効率的な定義体作成が可能です。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト Symfoware6000Symfoware6000/MP
DHSQWEDPSCOBOL G

APG E

概要 アプリケーション開発用言語です。
機能説明 APG Eは、入力・加工・出力の処理を一貫して行える利用者プログラムを作成する簡易言語で、以下の二つから構成されます。
  • APG(ワークステーションによるデータエントリ処理用)
  • APGB(バッチ処理用)
利用効果 APGEは、コンパイル時の指定により、COBOL G又はCOBOL Eのいずれかのソースを出力することができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

BFG

概要 フォームオーバレイ機構(あらかじめ罫線や見出し文字など帳票の固定部分をオーバレイパターンとして登録しておき、出力動作時にこれと可変部分のデータを合成して印刷する機構)を使用するためのオーバレイパターンを作成、印刷、移出入することができます。
また、FMVで作られた標準オーバレイパターンをASPで使用できるように変換することもできます。
機能説明
  1. オーバレイパターン作成コマンド
    オーバレイパターンについて記述した“オーバレイ制御文”を翻訳し、目的プログラムであるオーバレイパターンを出力します。定義できるパターン要素としては水平・垂直・任意方向の線、英数字・日本語などの文字、円、網かけ、枠、定型パターンがあります。
  2. オーバレイパターン印刷コマンド
    オーバレイパターンをプリンタ装置に試し印刷できます。
  3. オーバレイパターン移出入コマンド
    本体に格納されているオーバレイパターンをフロッピーディスクに移出、フロッピーディスクから本体に格納することができます。
  4. 標準オーバレイパターン変換コマンド
    FMVで作成した標準オーバレイパターン(中間テキスト形式データ)をASP形式(ベクトル形式データ)に変換することができます。
利用効果 あらかじめ罫線や見出し文字など帳票の固定部分をオーバレイパターンとして登録しておき、出力動作時にこれと可変部分のデータを合成して印刷することができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

CHARM

概要 ASPの日本語文字を管理するユーティリティであり次の機能群から構成されています。
  1. 利用者定義文字管理
  2. 文字セット管理
  3. 文字の一覧表示/印刷
機能説明 CHARMには次のコマンドが提供されています。
  1. 利用者定義文字管理
    • CHARM :利用者定義文字を作成、修正、表示します。
    • ADDCHR :利用者定義文字をシステムに登録・置換します。
    • DLTCHR :利用者定義文字をシステムから削除します。
    • EDTJCLIB:ADDCHR/DLTCHRコマンドの対話型コマンドです。
  2. 文字セット管理
    • CHSET :文字セット管理情報を作成、修正、表示します。
    • SETCGNDS:日本語ディスプレイサブシステム用の文字セットファイルを生成します。
    • SETCMI :利用者ファイルからの文字セットファイルを生成します。
  3. 文字の一覧表示/印刷
    • DSPCG :JEF で定義された文字の一覧表を表示します。
    • PRTCG :JEF で定義された文字の一覧表を印刷します。
利用効果 利用者固有の文字を利用することができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

COBOL E

概要 本プログラムは、COBOL言語で記述されたプログラムの翻訳、実行、デバックを行う言語処理システムです。その言語仕様は、(JIS規格COBOL)に準拠し、いくつかの拡張機能を備えています。
機能説明
  1. JIS規格COBOLの機能
    '80JIS規格のCOBOLの以下の機能単位の最高水準をほぼ満たしています。
    • 中核
    • 順ファイル
    • 索引ファイル
    • プログラム間連絡機能
    • 整列併合機能
    • 原始文操作
  2. 拡張機能
    • 通信機能
      順ファイル機能に準拠した記述で、各通信機能を利用することができます。
    • 整構造プログラミング機能
    • 16進文字定数
    • 原始プログラム印刷制御
  3. PRECOBOLによる拡張機能
    • リレーショナル型データベース機能
    • 日本語処理機能
    • 登録集機能
  4. 対話型デバックユーティリティ
    ディスプレイワークステーションからCOBOL言語又はPRECOBOL言語で記述されたプログラムを対話型でデバッグするためのユーティリティであり、デバッグ作業を効率よく行うことができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

COBOL G

概要 本プログラムは、COBOL言語で記述されたプログラムの翻訳・実行・デバッグを行う言語処理システムです。その言語仕様は、電子計算機プログラム言語COBOL JIS X 3002-1988(JIS規格COBOL)に準拠し、いくつかの拡張機能を備えています。
機能説明
  1. JIS規格COBOLの機能
    JIS規格のCOBOLの以下の機能単位の最高水準を満たしています。
    • 中核
    • 順ファイル
    • 相対ファイル
    • 索引ファイル
    • プログラム間連絡機能
    • 整列併合機能
    • 原始文操作
  2. 拡張機能
    1. 通信機能
      順ファイル機能に準拠した記述で、各通信機能を利用することができます。
    2. リレーショナルデータベース機能
      JISデータベース言語のSQLに準拠したデータベース操作言語SQLの埋め込みSQL文によってリレーショナルデータベースを呼び出すことができます。
      また、リレーショナルデータベースは、索引ファイルの各入出力文を使用することで呼び出すことができます。
    3. 表示ファイル機能
      順ファイルと同様の入出力文を利用して、種々の装置へレコードを編集表示・印刷したり、プログラムと通信したりすることができます。
    4. 日本語機能
      プログラムで日本語データを処理したり、利用者語を日本語で記述したりすることができます。また、コンパイラの診断メッセージを日本語で出力することができます。
    5. その他の機能
      • ビット操作
        ビット単位のデータを処理することを可能とし、通信機能等に現れる制御表の扱いを容易にします。
      • 16進文字定数
        一般の文字定数で記述できない特殊コードを容易に記述することができます。
      • 記号定数
        定数に名前を付けることを可能にしたことにより、特殊な意味を持つ定数の値を系統的に変更することができ、プログラムの拡張性を向上させることができます。
利用効果
  • プログラムの標準化
    JIS規格COBOLに準拠し、その最高水準を満たすことにより、利用者が標準仕様の範囲でプログラムを作成することができます。
  • プログラムの生産性向上
    表示ファイル機能、日本語機能等の豊富な拡張機能により、プログラムの生産性を向上させることができます。
  • 容易なデバッグ
    各種デバッグオプションを用いて容易にデバッグを行うことができます。
適用条件 必須ソフト 索引ファイルの拡張機能を使用する場合、およびSQLによるリレーショナルデータベース機能を使用する場合、 Symfoware6000又は Symfoware6000/MP
分散プログラム間通信会話サービスを使用する場合、 DPM(対等通信会話制御)
関連ソフト なし

COBOLシステムサブルーチン

概要 COBOL G並びにCOBOL Eプログラムから制御プログラム(SCP)の機能を利用できるサブルーチン群を提供します。
機能説明 以下に分類したサブルーチンの中から幾つかを例にあげます。
  1. コード変換サブルーチン
    • 英数漢字変換:EBCDICコード → JEF漢字コード
    • JIS/JEF漢字データ変換:JIS漢字コード←→JEF漢字コード
    • コードテーブル参照/変換:コードテーブルをレコード単位にコード変換する
  2. システムサブルーチン
    • 時間待合せ参照サブルーチン
      サブルーチンが呼び出された時点から、指定された時間だけ利用者プログラムの実行を待ち合わせるサブルーチンです。
    • スプールファイル読取りサブルーチン
      スプールファイルのレコードを先頭レコードから順に、利用者プログラムに通知します。
    • カーソル位置通知/設定サブルーチン
      動的メッセージ編集機能の範囲を超える項目位置の設定、項目位置を読み取ります。
    • エンティティアクセスサブルーチン
      一般ライブラリ又は世代管理ライブラリ内のエンティティを参照又は作成します。
    • エンティティ名参照サブルーチン
      ライブラリ内のエンティティ(メンバ)を指定された条件で検索し、ライブラリ名、エンティティの属性/種別/バージョン/レベル等の情報を通知します。
    • バイトアクセス参照サブルーチン
      多階層ライブラリ内のエンティティを指定された条件に従ってバイト単位でアクセスするプログラムです。
  3. データアクセスサブルーチン
    • フロッピーディスクアクセスサブルーチン
      フロッピーディスクのデータ内容には関知しないで、指定されたアドレスからセクタ単位で入出力処理を行います。
  4. システム内容参照サブルーチン
    • システム状態参照サブルーチン
      ワークステーション、ジョブ、CPU稼働時間等システムの状態を通知します。
  5. KUIN-EX用サブルーチン
    • 7桁郵便番号検索サブルーチン(XSBCNVPN)
      KUIN-EXを利用した検索機能。エントリ業務簡易化のためのサービス機能。
    • カスタマバーコード生成サブルーチン(XSBCRTCB)
      SMED(帳票定義体)を利用した印刷用データ作成。KUIN-EXを利用したデータ検索機能。
利用効果 利用者システムをきめ細やかに運用・管理することができるようになります。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

CSPWORKS/ソース創成

概要 CSPWORKS/ソース創成は、CSPWORKS/資産管理にCOBOLソース自動生成機能を付加し、ソフトウェア開発から保守までの効率的な機能を備え、さらに使いやすいユーザインタフェースを提供します。
機能説明 CSPWORKS/ソース創成は、COBOLで開発を行う場合に、画面・帳票定義体及びファイル定義体等の情報と最小限のパラメタを入力することにより、COBOLソースを自動生成し、COBOLでの開発を効率的に行うことができます。
利用効果 アプリケーションのリニューアル作業である修正・再利用の事前準備から調査・修正・テストまでの一連の作業を効率化、高生産化が図れます。
適用条件 必須ソフト Symfoware6000又は Symfoware6000/MPCOBOL G
ADS基本COBOLシステムサブルーチン
CSPWORKS/資産管理
関連ソフト なし

CSPWORKS/資産管理

概要 既存資産に対する管理・修正/再利用を効率的に行うための管理メンテツールです。
機能説明
  1. オブジェクト操作機能
    資源一覧から処理対象を選択し、操作を指示するといったオブジェクト指向の操作が実現できます。
  2. ドキュメント管理機能
    各種プログラム資源一覧、プログラムとファイルの相関図及び波及分析表を出力することにより、プログラム資産の管理や機能変更を効率的に行うことができます。
  3. ファイル操作機能
    項目長拡張や項目位置変更といったファイルの再構築や、再構築ファイルとオリジナルファイルを比較しデータの欠落がないことの照合確認が簡単に実現できます。
  4. COBOLソースチェック機能
    CSPWORKS特殊コマンド(%CHKCBL)にてCOBOLソースを解析し、次の点についてチェックし修正点をリストに出力します。
    • ファイルアクセス命令後のエラーチェックの有無
    • 複数プログラム呼出し時のパラメタチェック
利用効果 アプリケーションのリニューアル作業である修正・再利用の事前準備から調査・修正・テストまでの一連の作業を効率化、高生産化が図れます。
適用条件 必須ソフト Symfoware6000又は Symfoware6000/MPCOBOL G
ADS基本COBOLシステムサブルーチン
関連ソフト なし

DHS

概要 ワークステーションから、ファイルを管理/保守するためのプログラムを作成します。そのプログラムを実行することで、ファイルのデータを操作できる支援プログラムです。
機能説明 ファイルを操作するには、次の手順を行います。
  1. プログラムの定義
    ワークステーションで対話しながら、ファイルを操作するために必要な項目を指定してプログラムを作成します。作成したプログラムの修正及び表示ができます。またプログラム仕様書の印刷もできます。
  2. プログラムの実行
    プログラムの定義で作成したプログラムを起動してファイルを操作します。同じプログラムを何度も実行したり、複数のワークステーションで同時に実行したりできます。
利用効果 プログラムが簡単に作成できます。また画面の作成、デバックが不要です。
適用条件 必須ソフト MFG
関連ソフト なし

DRS

概要 対話型データベース検索、帳票作成機能です。
機能説明 データベースを対話型で検索することができます。
またデータを抽出、演算、分類し、帳票出力することができます。
利用効果
  • 複合条件の設定により、簡単にデータの抽出ができます
  • 画面設計、帳票設計が不要です
  • 少ない命令記述で、明細帳票、合計帳票、マトリックス帳票の帳票作成ができます
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

F3実行環境

概要 CSP/F3、CSP/FX(E40系)、ASP(E70系)から移行されたオブジェクトを、ASPのシステム上で実行させるための、各種運用環境を提供するものです。
機能説明 F3ENVにより提供される機能には以下のものがあります。
  • ASP(E70系)、CSP/FX(E40系)及びCSP/F3の会話サービス機能
  • ASP(E70系)、CSP/FX(E40系)及びCSP/F3のファイル運用機能
  • FMT機能
  • CAPG/CAPGBのサブルーチン
  • スクランブルライタ機能
  • ASP(E70系)、CSP/FX(E40系)及びCSP/F3のCOBOLのサブルーチン
利用効果 CSP/F3、CSP/FX(E40系)及びASP(E70系)からASPへのシステム移行が、プログラムのソース修正や再翻訳を行わずに、既存の資産を利用して少ない工数で実現できます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

FFD-Maker

概要 FFD-Makerは、ファイル構造や属性をファイル定義体として管理(作成、修正、表示、定義テキスト化、変換)するための対話型ユーティリティです。
画面対話はパソコンで行うことができます。
機能説明
  1. ファイル定義体の作成
    ファイル定義体を以下の方法で作成できます。
    • 新規作成
    • 参照作成(既存のファイル定義体を参照できます)
  2. ファイル定義体の修正
    ファイル定義体を修正できます。
  3. ファイル定義体の表示
    ファイル定義体の内容を表示できます。
  4. ファイル定義体のテキスト化
    ファイル定義体の内容を以下の種類でテキストファイル化できます。
    • 標準説明書(レコードレイアウト形式)
    • 標準説明書(レコード仕様書)
    • ファイル仕様書
  5. ファイル定義体の形式変更
    ASPのファイル定義体を、PowerRW+のファイル定義体に変更できます。

FFD-Makerで使用するファイル定義体の注意事項を以下に示します。
  • リソースコンバータで変換したファイル定義体のみ使用できます。
  • FDGユーティリティの対象となるファイル定義体とは、使用できるファイル定義体の範囲が異なります。
    使用できないファイル定義体の主なものを以下に示します。
    • 複数レコード形式マージファイルのファイル定義体
    • 直接編成ファイル定義体
    • 論理ファイルの選択条件
    • 照会リテラル
    • 検査条件
    • 特殊定数
    • 集計項目
利用効果 ファイル定義体を利用しない場合、ファイル定義は利用者プログラム単位に記述されていたため共通化できず、同一ファイルであるにも関わらず様々な表現があり、保守性が低下していました。
ファイル定義体を導入することにより、
  • プログラムのコーディング量減少
  • プログラムのデバッグ効率向上
  • 項目名等の名前管理でシステム統一可能
  • プログラムの柔軟性向上
  • 各種システムユーティリティ利用可能
などの効果があります。
また、FDGと異なり、Windows上で画面対話できるため、より操作が簡単にファイル定義体を作成することができます。
適用条件 必須ソフト
関連ソフト FDG(ADS基本)

MFG

概要 ディスプレイ装置の画面と対話しながら、画面情報並びに帳票情報を定義したメッセージ定義体(MED)及びMFGL原始プログラムを作成する対話型のツールを提供します。
機能説明
  1. メッセージ定義体の作成機能
    ディスプレイ装置から画面情報を定義し、メッセージ定義体及び、MFGL原始プログラムをライブラリに出力します。
  2. メッセージ定義体の更新機能
    ライブラリ内に存在するメッセージ定義体をディスプレイ装置を使って更新し、メッセージ定義体及びMFGL原始プログラムをライブラリに出力します。
  3. メッセージ定義体の表示機能
    ライブラリ内に存在するメッセージ定義体をディスプレイ装置に表示します。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

QWE

概要 対話型データベース検索、帳票作成機能を提供します。
機能説明 QWEは、データベースを検索し、帳票/表を作成するためのプログラムを作成、実行する対話型の支援ユーティリティです。
  1. 帳票プログラム
    データファイルに対して、以下の処理を行うことができます。
    • 項目選択、演算、レコード選択、索引(別ファイルの入力)
    • 分類
    • 明細(レコードの値)、合計/平均出力
    • 検索結果の表示、印刷、ファイル出力、グラフ化
  2. 表プログラム
    データファイルに対して、以下の処理を行うことができます。
    • 項目選択、演算、レコード選択、索引(別のファイルの入力)
    • ランク分け(縦方向、横方向の2次元にレコードを分類)
    • 各ランクのレコード群の件数/合計/平均/最大値/最小値/百分率出力
    • 検索結果の表示、印刷、ファイル出力、グラフ化
適用条件 必須ソフト MFG
関連ソフト なし

リソースコンバータ

概要 ASPのアプリケーション資産を、Windowsシステムとの間で容易に流通させるための形式変換機能を提供します。原始プログラムを始め、ファイル定義体、画面定義体等の変換が可能です。
機能説明
  1. ASP形式への変換機能
    パソコンより流通されてきた拡張子付きの資源を、ASPで使用できるように資源名や資源構造の変換を行う機能です。変換後の資源は、任意のEMSライブラリに格納されます。
  2. パソコンへの形式変換機能
    EMSライブラリに格納されている資源を、パソコンに流通可能な形式に変換します。資源名には拡張子が付与され、変換後は多階層ライブラリに格納されます。
    格納されたデータはFTP-R等により、パソコンへデータ転送を行います。
  3. コード変換機能
    原始テキスト属性の場合、データのコード系の変換を行います。
利用効果 EMSライブラリに格納されている資産を、Windowsシステムとの間で容易に流通することが可能になります。
適用条件 必須ソフト FTP-R又は PCファイルサーバ(基本ソフトに組込み)
関連ソフト なし

基本ソフトウェア(C実行環境)

概要 C実行環境は、ASP上でCプログラムを実行するためのC関数ライブラリより構成されます。実行できるプログラムは、C言語開発環境を用いて作成したプログラムです。提供されるC関数は、ASPの基幹業務を実現するための関数群で、ANSI規約に準拠した関数(ファイルの入出力系等の一部関数は除く)と、ASP固有の関数、MeFt関数、RDBアクセス関数及びその他の標準関数より構成されます。
機能説明 提供されるC関数ライブラリは、ASP上でCプログラムによってCOBOLG相当のASPの基幹業務を実現するために必要な関数群です。コード系はEBCDIC(ASCII)+JEFとして処理されます。なお、C関数はCプログラム実行時に動的に結合されて実行されます。関数の主な機能は以下の通りです。
  1. ANSI規約準拠の関数
    ANSI規約に準拠した関数で、以下の機能のものが使用できます。
    • 診断
    • メモリ操作
    • 文字マクロ/テスト
    • 文字列変換
    • 非局所的ジャンプ
    • 乱数
    • 可変引数リスト
    • プログラム終了
    • オフセット
    • 検索/ソート
    • 書式付き入出力
    • 演算補助
    • 文字入出力
    • 数学
    • 文字操作
    • 日付と時間
  2. ASP固有の関数
    ASP固有仕様の関数で、以下の機能のものが使用できます。
    • ファイル操作
    • ラインモード入出力
    • ウィンドウ操作
    • 他言語呼び出し
    • メッセージ定義体操作
    • 数値データ変換
    • ファイル位置

    ファイルの入出力に関しては、ASP固有関数を使用して以下に示すファイルが使用できます。
    • 順編成ファイル
    • 物理ファイル、論理ファイル
    • 表示ファイル、K-WindowsII
    • SYSOUT2
    • FPDファイル
    • 各会話サービス
  3. MeFt関数
    MeFt関数は、 表示装置/プリンタ装置に対する入出力を表示ファイルインタフェースで行うための関数であり、MS-Windows、及びMS-DOSのMeFtにおいて提供されているプログラムインタフェースと同等のインタフェースを提供するもので、以下の機能があります。
    • 基本操作
    • ブザー鳴動
    • ウィンドウ操作
    • プリンタ装置制御
    • メニュー操作
    • 数字データ変換
    • 先行入力
  4. RDBアクセス関数
    RDBアクセス関数は、Symfoware6000に対するデータアクセスとトランザクション制御を行うためのライブラリ関数であり、データ入出力用にはX/OpenのISAMインタフェースに準拠したインタフェースをサポートしています。SymfoWARE7000で提供されるプログラムインタフェースと同等のインタフェースを提供します。RDBアクセス関数には以下の機能があります。
    • ファイルのオープン/クローズ
    • レコードの位置づけ
    • レコードの検索/追加/更新/削除
    • トランザクションの開始/終了
    • トランザクションの確定/取消
    • トランザクションのレコード排他切り替え
  5. その他の標準関数
    標準コード変換
利用効果 C言語によるプログラム開発は行わないが、他で開発されたASPのC言語で作成されたプログラム、パッケージを導入して実行する場合に有効です。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト Symfoware6000

基本ソフトウェア(J実行環境/SV)

概要 プラットフォームに依存しない「Java」を実行できる環境をASP上で提供します。
J実行環境/SVは、JavaプログラムのASP上での実行環境を提供します。Java2に対応しています。
機能説明
  1. 基本機能
    JDK(Java Development Kit)1.2.2及び1.3を採用しています。
    Java仮想マシン、クラスライブラリ、Java Servlet実行環境、各種コマンド類を提供します。(Java Servlet使用時、WWWサーバ拡張機能オプション必須)
  2. 拡張機能
    JDK以外の機能や代替機能を提供します。
    • JBKランタイム版
    • JITコンパイラ
    • DBアクセス関連クラスライブラリ
      (DBアクセスクラスライブラリ for Java、レコードアクセスクラスライブラリ for Java)
    • コード変換拡張
    • JDBCドライバ
  3. 運用支援機能
    サーバ側でJavaプログラムを実行する運用支援機能を提供します。
    • Java運用コマンド
    • CGI連携機能
    • Java状態監視機能

<Javaの特長>
  • オブジェクト指向言語であるためソフトウェアの再利用や部品化に優れています。
  • バイトコードと呼ばれる中間プログラムと、それを解釈して実行するJava仮想マシンにより、移植性の高いプログラムを作成できます。(プラットホーム非依存)
  • 分散ネットワーク環境に対応しているため、ネットワーク通信プログラムを容易に作成できます。
利用効果 ASPがJavaをサポートすることによりプラットフォーム非依存のアプリを開発し、基幹データをネットワークコンピューティングで活用できます。
PRIMERGY 6000はオープンな環境に対応できるサーバとして、活用することができます。
適用条件 必須ソフト Symfoware6000又は Symfoware6000/MP
RDA-SV/TCPWWWサーバ
FTP-R
Javaサーブレット/JSP利用時、WWWサーバ拡張機能オプション
関連ソフト FONTRNSCHARM2DRMSCOBOLシステムサブルーチン

文字パターンオプション

概要 文書および帳票定義体で指定された文字をゴシック体で印字するための文字パターン辞書です。
ゴシック体文字パターンには文字の大きさに応じて次のパターンが提供されます。
  1. 24・24ドットパターン
  2. 30・30ドットパターン
機能説明 SX/G EPO-OASYS/G等で作成された文書および帳票上の項目単位に定義されたゴシック体の文字を印字することができます。
利用効果 強調すべき文字としてゴシックを利用することで、見やすい帳票を容易に作成することができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

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