本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

通信プロトコル


DPM(対等通信会話制御)

概要 ASPと対等分散通信機能(DPCS)で接続される相手計算機との間で、対等な分散プログラム間通信を行う場合に必要な各種のCOBOL言語インタフェース機能を提供します。
機能説明 DPMでは、COBOL言語で作成する利用者プログラムに対して以下の2種類の通信インタフェースを提供します。
  1. 表示ファイルインタフェース
    富士通計算機間のCOBOL言語通信インタフェースとして機能名や動作までも統一されています。
    このインタフェースを使用すると利用者プログラムのソースプログラムレベルでの互換ができます。
  2. 順編成ファイルインタフェース
    ASP独自の機能を使用する事が可能となります。また、利用者プログラムの作成量が表示ファイルインタフェースと比較し同様の処理を行う場合でも少なくなります。

また、以下の機能が利用者プログラムから利用できます。
  • 会話の開始方法の選択:表示/順編成
  • 連続メッセージ送受信:表示/順編成
  • 同期確認:表示/順編成
  • 会話強制終了:表示
  • 会話異常通知:表示
  • 各種時間監視:表示/順編成
  • 再試行(リトライ) :表示
  • アクセス自動停止:順編成
  • 多重会話:表示/順編成
  • 全二重通信:順編成
  • ロギング:表示/順編成
利用効果 対等分散通信ネットワークで、利用者プログラムを作成し自由な業務を構築することができます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

OMF-BC

概要
  1. BSC手順
    BSCコンテンション、BSCポーリング、BSCマルチリービング、I2770、I3740の各伝送制御手順をサポートします。
  2. FTS手順
    富士通標準のベーシック系手順であるFTS手順をサポートします。
機能説明
  1. BSC手順
    BSCコンテンション、BSCポーリング、BSCマルチリービング、I2770、I3740の各伝送制御手順を、専用回線、電話回線、ISDN 回線の各々でサポートします。
    また、BSCを利用した処理では、以下のようなプログラムを利用することができます。
    • BSCコンテンション手順では、COBOLアプリケーションが動作します。
    • BSCポーリング手順では、リモートワークステーション制御、FSERV、PCFF等が動作します。
    • BSCマルチリービング手順では、RJE3が動作します。
    • I2770では、3780RJEが動作します。
  2. FTS手順
    FTS手順は、専用回線、電話回線、ISDN回線の各々でサポートします。
    FTS手順を使用して、HICS、COBOLアプリケーション、KDSC等が動作可能です。
利用効果 BSC系手順/FTS手順をサポートしている各種コンピュータと通信することが可能となります。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト HICSDSC

OMF-FNA

概要
  1. FNA手順制御プログラム
    FNAのHOST機能及び、クラスタ機能を実現するプログラムです。
  2. DDX-PS接続制御プログラム
    パケット網と接続して通信を行うプログラムです。
  3. LAN接続制御プログラム
    富士通標準LANであるDSLINKをサポートする機能を提供します。
機能説明
  1. FNA手順制御プログラム
    1. FNA-HOST機能
      ネットワークシステムにおいて、各種FNA端末を制御するホストとして機能するリモートワークステーション制御、LINKSERV連携等の機能の動作が可能です。
    2. FNA-クラスタ機能
      ネットワークシステムにおいて、ホストGSシリーズと接続し、各種入出力装置を制御するクラスタとして機能します。
      リモートジョブエントリを実行するRJE機能や、ASPのWSをホストのWSとして動作させるDSC等の動作を始め、ASPのホスト機能と接続することにより、ASPリンクやKDSC等の動作も可能となります。
    3. サポート接続形態
      専用回線、電話回線、DDX-CS回線、ISDN回線(ISDN制御が必要)、DDX-PS回線。
  2. DDX-PX接続制御プログラム
    DDX パケット交換網、FETEX網、ISDN パケット交換網等と接続して通信を行うことができます。
    上位でFNA-HOST機能、FNA-CLUSTER機能の動作が可能です。
    4096バイトまでのパケットサイズを使用して通信することができます。
  3. LAN接続制御プログラム
    1. DSLINK諸元
      適用規格:IEEE802.3
      伝送媒体: 同軸ケーブル/光ケーブル
      通信速度:10Mbps
      アクセス方式:CSMA/CD方式
    2. 機能
      FNA-HOST機能、FNA-クラスタ機能上で動作する全てのプロダクトが動作可能です。
利用効果
  1. FNA手順制御プログラム
    一本の通信回線で、 同時に複数のプログラムの動作が可能です。(マルチLU機能)
    高処理能力、 高信頼なネットワークシステムの構築を可能とします。
  2. DDX-PS接続制御プログラム
    一本の通信回線で、同時に複数の相手との通信が可能です。そのため、複数の計算機を互いに接続するネットワークを容易に構築することが可能となります。データ量に比して接続時間が長い運用に適しています(パケット交換は一般に従量課金です)。
  3. LAN接続制御プログラム
    回線に比較して、高速/ 高信頼な通信が可能です。また、一枚のLANPHで他のCSMA/CD方式のLAN(TCP/IP)との同時動作も可能です(伝送路の共有)。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト なし

OMF-業界

概要 各業界ごとに制定されている業界標準手順をサポートします。
以下にサポートする手順を示します。
  1. 全農手順
    全国農業協同組合でホスト端末間の業務に使用する伝送制御手順です。
  2. 全銀手順
    全国銀行協会連合会(全銀協)が制定した標準通信プロトコル(ベーシック手順) に基づいて作成された伝送制御手順です。
  3. NCS-B改手順
    CAFIS-NET、CAT-NET(IBM)と接続するための伝送制御手順です。
  4. JCA手順
    JCA(Japan Chain-store Association)(日本チェーンストア協会)が制定した同期ベーシック型の伝送制御手順です。
  5. DT1211手順
    CAT端末(Cresit Authorization Terminal) との接続を実現する伝送制御手順です。
  6. DT9611手順
    NTTのDRESSセンタとの接続を実現する伝送制御手順です。
機能説明
  1. 全農手順
    全農手順を、専用回線、電話回線、ISDN回線の各々でサポートします。
    全農手順は調歩系の手順であり、COBOLアプリケーションが動作します。
  2. 全銀手順
    全銀手順を使用して、CORDEXが動作します。
    全銀手順の接続形態としては、専用回線、電話回線、ISDN回線をサポートしています。
  3. NCS-B改手順
    CAFIS-NETまたはCAT-NETとのデータ送受信ができます。
  4. JCA手順
    取引先データ交換標準通信制御手順(JCA手順)で、上位パッケージにCVCSを利用することにより、他の計算機とデータの送受信が可能です。
    接続形態として、専用回線、電話回線、DDX-CS回線、ISDN回線が使用可能です。
  5. DT1211手順
    DT1211手順を使用して、COBOLアプリケーションを作成することにより、CAT端末との間でデータの送受信が可能となります。
    DT1211手順は調歩系の手順であり、専用回線、電話回線、ISDN回線を使用することができます。
  6. DT9611手順
    NTTの提供するDRESSセンタとGRANPOWER6000シリーズを接続し、GRANPOWER6000シリーズ上でDREAMパッケージを利用してデータ通信が可能となります。
    通常の電話回線接続に加えて、定額公衆回線接続も可能です。
利用効果
  1. 全農手順
    全農手順をサポートしている各種端末と通信することが可能となります。
  2. 全銀手順
    全銀手順をサポートしている各種コンピュータシステムと通信することが可能となります。
  3. NSC-B改手順
    CAFIS センタが提供している機能を利用して通信を行うことができます。
  4. JCA手順
    日本チェーンストア協会設定の統一手順(取引先データ交換標準通信制御手順)にてデータの集配信が可能です。
  5. DT1211手順
    DT1211手順をサポートしているCAT端末と通信することが可能となります。
  6. DT9611手順
    DREAM パッケージを使用することでDRESSセンタの提供するサービス機能を利用できます。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト CORDEX

TCP/IP接続オプション(FNA)

概要 TCP/IP接続オプション(FNA)は、TCP/IPネットワーク上でFNA全製品を動作させることができます。
機能説明
  1. 通信基盤の統一
    TCP/IPプロトコル上で、FNA製品を動作させることができます。これにより、通信プロトコルをTCP/IPに統一することができます。
  2. ネットワーク管理系の統一
    通信プロトコルをTCP/IPに統一する事により、ネットワーク管理機能がSNMPに統一されます。
  3. ルータ経由の通信
    従来FNA製品を使用する場合、FNAプロトコルをサポートするルータ(LRシリーズ等)が必要でしたが、本機能により一般的なIPルータ経由の通信が可能となります。
利用効果 ネットワークをTCP/IPに1本化することにより、ソフト費用を軽減し、運用コストを下げることができます。
適用条件 必須ソフト OMF-FNA
関連ソフト なし

TCP/IP接続オプション(全銀)

概要 全国銀行協会連合会で定めた,企業,銀行間のTCP/IP手順を使用したオンラインデータ交換に使用する通信プロトコル「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順)」をサポートします。
機能説明 従来,ベーシックな全銀手順で固有のデータフォーマットでデータの送受信をしていましたが、これに加えて国内標準EDI規格CIIに準拠した標準プロトコルと標準フォーマットをサポートした全銀TCP/IP手順機能を提供します。
利用効果 サポート範囲の拡大により、ユーザ側で選択することができます。
適用条件 必須ソフト CORDEX
関連ソフト なし

基本ソフトウェア(OMF-TCP/IP)

概要 インターネットやイントラネットで標準的に使用されているTCP/IPプロトコルをサポートするプログラムです。
機能説明 TCP/IPは複数のネットワークの相互接続を目的とし、異機種間の接続を可能としています。COBOL のアプリケーションからソケットサブルーチンを利用して、PC/WSとのデータ交換ができます。
上位でFTP-R(File Transfer Protocol)、TELNET、LANPARTNER、SymfoNETまたはRDA-SV/TCP等を動作させるためには、本プログラムが必要です。
一枚のLANPで、DSLINKとTCP/IPが同時に動作することが可能となっています(伝送路の共有)。
また、本製品には利用者から使用できる以下の機能を含んでいます。
  • ソケットサブルーチン(TCP) (UDP)
  • RSHサーバ(リモートシェル)
利用効果 業界標準プロトコルとして各種端末/コンピュータでサポートされているため、マルチベンダネットワークの構築が容易になります。
適用条件 必須ソフト なし
関連ソフト TELNETCMサーバ/TCPFTP-RDRMSRDA-SV/TCPSystemwalker CMエージェントTCP/IP接続オプション(FNA)IP管理サービス

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