10シリーズ多重無線(1976年)

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富士通研究所で開発したマイクロ波帯で使用可能なガリウム砒素を用いた電界効果型トランジスタ(GaAsFET)を採用し、1976年(昭和51年)に全トランジスタ化を実現した多重無線装置です。400MHz帯から13GHz帯の各周波数帯で、各種の変調方式・伝送容量・中継方式の装置をシリーズ化しました。
マイクロ波トランジスタを送信高周波増幅器に採用することで、変調および送信周波数変換が低レベルでなされ、性能・信頼性が向上すると共に消費電力を半減させました。1号機は東北電力様(秋田~十和田)に納入しました。

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