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レガシーシステム脱却だけではない!攻めのモダナイゼーション戦略
IT再構築のみならず、お客様DX・事業変革を後押しする攻めの経営手法としてモダナイゼーションを位置づけ、総合ITベンダーとして先端パートナーとのエコシステムにより、安全・確実なモダナイゼーションを提案。併せてお客様DXの支援ベンダーとして、お客様ビジネス変革を目的としたマテリアリティ提案を実践します。

「攻めのモダナイゼーション」とは、「古いシステムを新しいものに置き換えなくてはいけないという『必然的なモダナイゼーション』ではなく、最新のツールを使ってモダナイゼーションの先にある経営改革や業務変革に取り組んでいくことだと考えます。富士通では、お客様のレガシーシステム脱却を進めていくだけではなく、経営にまで踏み込んだご提案をしていくことができます。
レガシーシステムに潜む課題を、
攻めのモダナイゼーションが解決
レガシーシステムと呼ばれる従来の情報システムは、公共・金融などの業種や、生産・物流・販売・会計などの業務や、さらには拠点に独立して構築されてきました。スクラッチ開発や独自のカスタマイズが行われ、構築技術やデータ構造が統一されていないことが多く、レガシーシステムには技術の老朽化、肥大化・複雑化、ブラックボックス化といった特徴が存在し、以下のような課題を抱えています。
レガシーシステムの課題
維持・保守・追加開発の困難化
レガシーシステムの開発に携わってきた有識者の離職により、ブラックボックス化したレガシーシステムの維持・保守・追加開発が難しくなる
維持・保守コストの増大
老朽化や肥大化・複雑化により、故障によるリスクが増大し、障害対応が困難になるため、維持・保守コストが増大する
機能陳腐化のリスク
技術の採用や業務プロセスの変更に対して臨機応変に対応できない可能性がある
データ利活用の困難
部分最適の開発により各システムがサイロ化しているため、新しいデジタル技術を導入した場合も、データの利活用・連携が限定的となる
これまで企業に蓄積されたデータは、企業価値を高めるための重要な資産です。しかし、システムが古かったり、組織内でデータが分かれて管理されていたり、その資産が充分に活用されていないのが実情です。モダナイゼーションは、その状況を打破し、デジタルを武器として使いこなすための第1歩になります。富士通は、お客様が次のステージへと上がる支援をしたいと考えています。
「2025年の崖」に向けたモダナイゼーション戦略
経済産業省が提唱する「2025年の崖」では、古いシステムを使い続けることで、2025年以降、システムの維持費やセキュリティリスクの増加、競争力低下といった経営リスクが深刻化すると予測されています。
「2025年の崖」によるDX化の波は、この1~2年で急速に高まり、DXに戦略的に取り組んでいる(注1)国内企業の割合は、2023年度には59.4%と約6割となりました。その市場規模(注2)も、2023年度の約4兆円から、2030年度には約8兆円に増加することが予測され、DX化・クラウド化への導線としてのモダナイゼーションは、早急に対応すべき取り組みと言えます。
「2025年の崖」は、決して乗り越えられない壁ではありません。まだ、取り組みを着手されていないという企業も、早めの対策と適切なモダナイゼーション戦略によって、デジタル時代を勝ち抜くことができるでしょう。
- 注1
- 注2
クラウドシフトだけではない、モダナイゼーション
DXに必要なITシステムの要素を満たし、レガシーシステムの抱える課題を解決するために、クラウドシフトを推進する声もありますが、富士通ではクラウドだけでなく、オンプレミスも併用するハイブリッドな環境での運用を支援するマネージドサービスの提供で、企業の強みや特徴を生かした柔軟なDX環境の選択が可能です。
またさらに、サービス・ナレッジ・エンジニアといった3つの領域で、他社にはない強みがあります。
富士通モダナイゼーションの強み
サービスの強み
コンサルティング・Uvanceと連動するEnd to Endソリューション
移行を支援するだけではなく、コンサルティング事業・Uvance事業と連動したサービスを提供することで、相互に相乗効果を発揮できる価値を提供いたします。サービスラインナップとしては、長年ご評価をいただいいる資産分析サービスに加え、国内唯一のAWSとのアライアンスによるリライトサービス、すでに海外で実績のある自社開発サービス、様々なシーンでの生成AI活用などで、お客様に安心感とコストミニマム化をご提供いたします。
ナレッジの強み
ナレッジと経験に裏打ちされた品質・収益性
長年培ってきた SI事業やモダナイゼーションの実績によるベストプラクティスとLesson & Learn、社内実践および国内ハードウェアベンダーとして自社保有している製品のナレッジを、センターオブエクセレンスとして集約し最新化しています。これらは、モダナイゼーション推進メソッドであり、プロジェクトの成功事例であり、テンプレート化したものを、営業やエンジニアが活用し、お客様の高品質・高信頼なプロジェクトを実現いたします。
エンジニアの強み
レガシーから先端技術に対応する技術者の集約・育成
モダナイゼーションにこそ、レガシー領域の専門性が必要となります。エンジニアの高齢化進行に伴う人材確保が急務になる今、レガシー領域の技術スキルと実戦経験を有し、商談・デリバリーをリードできるモダナイゼーション事業専任メンバー(モダナイマイスター)を、社内・OB から集結し、2026年度までに500 名体制にする計画進めています。業種業務に精通したアカウントと、モダナイゼーション専任技術者による複合体制で、レガシー・最先端の両輪で、お客様の人的リソースを保管いたします。
ホワイトペーパー
モダナイゼーションの一大潮流に飛び移れ
~DXの分水嶺は「経営トップがここでシステムを転換できるか」~
モダナイゼーションに関するお問い合わせ・ご相談
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