クラウド移行が最初の1歩! イチからわかるクラウド入門(DX活用編)

  • 入門編
  • #クラウド移行

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企業のDX実現にクラウドが必要な理由や、クラウドを活用する際のポイントについてイチから解説。

  • DXの推進になぜクラウドが必要か
    1. 2025年の崖問題と新型コロナウイルス感染症
    2. クラウドの利用で明暗が分かれる
    3. クラウド移行の課題
    4. クラウドの可用性リスク
    5. クラウド移行は「リフト&シフト」で
    6. ハードウェアライフサイクル=相互依存
    7. 内製でクラウドを活用できるようにするには
    8. まずはリフトを成功させよう

内容の一部をご紹介

2025年の崖問題と新型コロナウイルス感染症

経済産業省が2018年に公開し、定期的に改訂版が出されている「DXレポー ト」というドキュメントに記載されている「2025年の崖問題」をご存じでしょうか? 日本企業が「レガシーシステム」(機能を継ぎ接ぎしながら長年利用し続けている旧式なシステム)を利用し続けて DXを推進しなかった場合、2025年には年間12兆円の損失が生じて世界で競争力を失うというショッキングなものでした。
そういったタイミングで、2020年に新型コロナウイルス感染症の蔓延という非常事態が生じました。それによって、顕在化したのが企業のみならず政府・公共機関の「IT化の著しい遅れ」という現実でした。

ハードウェアライフサイクル=相互依存

前述の経産省のDXレポートは、2021年8月に最新版である2.1が公開されています。その中には、以下の内容が記載されています。

  • ユーザー企業:ベンダー企業(SIer)への丸投げ体質から脱却しない限り、DXを推進するのは無理で、デジタル競争の敗者になる。
  • ベンダー企業:ベンダー企業(SIer)は、多重下請け構造に代表される人月商売で受託を維持する限り、DXを推進する提案もできず、デジタル競争の敗者になる。

つまり、オンプレミスで稼働するシステム(IT基盤とソフトウェア)の構築・開発・運用をSIerに丸投げすることから脱却しなければ、2025年の崖問題を回避するのは難しいということです。

内製でクラウドを活用できるようにするには

とはいえ、長年続けてきたSIerとの相互依存関係をすぐに解消することは簡単なことではありません。今まで利用してきたオンプレミスで稼働するシステムを捨てて、いきなりクラウドに乗り換えることが現実的に可能かというと不可能に近いです。さらには、ユーザー企業がクラウドを運用したり、クラウドを活用してソフトウェアを開発できるハイスキルなIT人材を新規に採用することは、極めて困難な時代だと言われています。

現実的な落としどころとしては、

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