仮想化からクラウドのメリットまで イチからわかるクラウド入門(基礎編)
- 入門編
- #クラウド移行
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「クラウド」とは何か、その言葉の定義やクラウドを支える技術、導入するメリットなど、クラウドの導入を検討する上で押さえておきたい基礎知識についてイチから解説。
- クラウドとは何か
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ITとしてのクラウドとは
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- クラウドの定義
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5つの基本的な特長
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3つのサービスモデル
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3つのサービスモデルの責任分界点
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4つの実装モデル
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プライベートクラウド
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パブリッククラウド
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ハイブリッドクラウド
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マルチクラウド
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- クラウドを理解するための仮想化技術
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サーバー仮想化以前
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サーバー仮想化のメリット・デメリット
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仮想化技術から生まれたクラウドサービス
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クラウドサービスのスケールメリットを理解する
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内容の一部をご紹介
クラウドとは何か
クラウドとは、ユーザーがインターネットなどのネットワーク越しに サーバー、ストレージなどの IT リソースやアプリケーションソフトウェア(以降ソフトウェア)などを利用するサービス形態のことを指します。
一方で、ソフトウェアがインストールされたサーバーを「自社のサーバールームやデータセンターに所有」し、LAN(Local Area Network)や無線LANを通じて接続する IT の利用形態は「オンプレミス」と呼びます。
「クラウド」と「オンプレミス」は、あるソフトウェアを利用する分には、ユーザーから見て大きな違いはないかもしれません。 一言でいうと、「クラウド」と「オンプレミス」の最大の違いは、IT(機器やソフトウェア)を所有するかしないかです。
クラウドの定義
クラウドの5つの基本的な特長と3つのサービスモデル、および4つの実装モデルについてNISTの定義を基に簡単に解説します。
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オンデマンド・ セルフサービス(On-demand self-service)
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幅広いネットワークアクセス(Broad network access)
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リソースの共用(Resource pooling)
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スピーディな拡張性(Rapid elasticity)
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サービスが計測可能であること(Measured Service)
上記の 5 つの特長がすべて備わっていなければ、正しい意味でのクラウドサービスとは言えないとされています。それぞれについて、NISTの定義を基に見ていきましょう。
クラウドサービスのスケールメリットを理解する
クラウドサービス事業者は、一般企業をはるかに超える巨大なデータセンターに大量の物理サーバーを所有し、それを仮想化してサーバーやディスク、ネットワークなどのリソースとして、ユーザーにサービスとして提供するというスケールメリットによるビジネスを行っています。
それによって、従来は極めて高額かつ高機能な「仮想化ソフト」を購入して、享受していた仮想化のメリットをサービスとして必要な時に必要な分だけ利用することができるようになりました。
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