農林水産省 様 導入事例
農林水産省初のクラウド導入で 業務効率化を図る
農林水産省では、平成23年度から環境負荷軽減に取り組む酪農家に対し支援を行う「酪農環境負荷軽減支援事業」をスタートさせました。
事業では、参加を希望する酪農家が参加申込書に必要事項を記入し都道府県協議会(農協へ委託する場合も含む。以下、協議会)に提出。書類は協議会から各組織を経由し、地方農政局での承認を得て、国から酪農家に奨励金が直接交付されます。
この事業の一連の仕組みに、SaaS型アプリケーションサービス「CRMate(シーアールメイト)/お客様接点力」を活用した「酪農環境負荷軽減支援事業情報管理システム」を導入。関係機関との連携や業務の大幅な効率化を実現しました。
製品: | CRMate(シーアールメイト)/お客様接点力 |
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適用業務: | 申請業務 |
畜産・酪農家が将来にわたって安定的に経営を持続できる環境を整備するために、農林水産省では様々な支援事業を行っている。「酪農環境負荷軽減支援事業」もそのひとつである。これまで実施してきた事業では、申込書類がいくつもの組織を経由するなど処理が複雑化しており、効率化が強く求められていた。いかにコストや人手をかけずに、業務を迅速化できるか。そして、個人情報などセキュリティの確保をいかに図るか。今回の事業実施にあたり、こうした課題を解決する仕組みとして選ばれたのが、クラウドのひとつSaaS(注1)型サービスだったのである ... 続きはPDFにてご覧いただけます。
- (注1)SaaS : ソフトウェア・アズ・ア・サービス(Software as a Service)。インターネットを通じてソフトウェア機能を提供するサービス。
- 課題紙の申込書を段階的に取りまとめていき、最終的にExcelに手入力し管理していたため、時間と手間がかかっていた
- 効果入力したデータが一元管理されているため、パソコンとインターネットの環境があれば、欲しい情報をすぐに見ることができるようになった
- 課題早急にシステムを稼働する必要があったが、通常のシステム開発では、構築するまでに数か月から半年近くを費やし、各拠点でサーバやネットワークを整備するなど投資コストもかかると予想された
- 効果インターネット環境があればすぐに始められるだけでなく、セルフカスタマイズが容易で、項目変更も開発を依頼する手間をかけずに柔軟に対応できたため、短期間でのシステム稼働ができた
- 課題伝達事項があると、メールによりリレー方式で末端まで送っていたため、時間がかかり、その都度メールを確認する手間もかかっていた
- 効果掲示板機能を利用して、伝達事項やマニュアルなどを情報共有できるようになった
詳しい内容は、PDFにてご覧いただけます
導入事例詳細 PDF版
PDF版では、導入事例の詳細を写真や図表を添えて詳しく解説しています。
各種資料・導入事例ダウンロードページからどうぞ。
【目次】
- 環境負荷軽減に取り組む酪農家に対して支援
- 申込みから奨励金交付までの一元的なシステム化を検討
- 時間と手間のかかるExcelでの手作業を効率化したい
- システムの第一条件はセキュリティの確保
- 官庁会計システムとの連携では富士通のSEが専門的なサポートを行う
- データは一元管理され、欲しい情報がどこでも見られる
- 掲示板を利用し、伝達事項やマニュアルなどの情報を共有
- 蓄積した貴重な情報を次の施策にも活用していきたい
農林水産省 様 概要
所在地 | 東京都千代田区霞が関1-2-1 |
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ホームページ | 農林水産省様 ホームページ |
[2012年4月掲載]
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