Our approach
to sustainability

GRB(グローバルレスポンシブルビジネス)は、サステナビリティ経営における7つの重要課題です。各リーダーによる「当社にとって大切な理由と優先課題」をご紹介します。

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人権・多様性

執行役員 EVP グローバルソリューション(グローバルデリバリー、JGG) ティム ホワイト

執行役員 EVP
グローバルソリューション
(グローバルデリバリー、JGG)
ティム ホワイト

社員一人ひとりが富士通の一員であることを実感すること。それが私たちのパーパスを実現し、企業として成長し続けるためのカギを握ります。多彩なアイデア、競争力、イノベーションの源泉となるのは、社員のエンゲージメントです。それは、様々な課題に直面しているお客様への共感を生み出すのです。
人権を尊重し、多様性・公平・インクルージョンを推進するパーパスドリブンな組織であること。それが、従業員の働く意識を向上させる大前提です。パーパスドリブンな組織の下でこそ、社員一人ひとりが自らのやり方で、最大限の能力を発揮し、活躍することができます。優れた才能とやる気のある社員が結集することが、お客様からの信頼獲得につながります。

ウェルビーイング/安全衛生

執行役員 EVP CHRO 平松 浩樹

執行役員 EVP
CHRO
平松 浩樹

ウェルビーイングは、当社グループが掲げる非財務指標の1つである従業員のエンゲージメントの源泉です。「社員と家族の健康」「会社や仲間との信頼関係」「自律的な学びと成長」「金銭的・非金銭的な報酬」の4つの要素を基本に、働く環境と一人ひとりの成長や自己実現の機会を提供し続けることを重視しています。
世界各地で働くすべての社員の健康と安全は、あらゆる事業活動を進めていくうえで最優先すべきものです。この考えは、事業環境が絶えず変わり続け、働き方の選択が多様化する中であっても不変です。労働災害の発生状況や安全衛生に関する取り組みをグローバルレベルで共有するとともに、メンタル面へのサポートも重視することで、社員が前向きに仕事や自身の成長に向き合える環境を整備しています。

コミュニティ

執行役員 EVP CSO 梶原 ゆみ子

執行役員 EVP
CSO
梶原 ゆみ子

当社にとって重要なステークホルダーの1つである、地域社会(コミュニティ)への貢献は地球市民・グローバル企業としての社会的責務と認識しています。また社員によるコミュニティ活動は、社会課題への理解や困難な立場にある人々への共感等を深める契機となり、社員自身のスキル開発や、当社グループで働くことへの誇りや帰属意識の向上にも寄与すると考え、コミュニティを当社グループにおける重要課題として設定しています。
人や組織が社会課題への共感によって結びつき、コミュニティをより良くしようという活動の中から、信頼に基づく新たなイノベーションを生み出し、ポジティブなインパクトを創出するサイクルを築き上げることを優先課題とし、富士通のパーパス実現に向けた活動に取り組んでいきます。

サプライチェーン

理事 グローバルサプライチェーン本部長 山西 高志

理事
グローバルサプライチェーン本部長
山西 高志

当社グループの価値創造には、お客様と、お客様の先に存在する個人・社会に製品・サービスを届けるまでの、サプライチェーンに関わるすべてのステークホルダーとの協働が不可欠です。私たちはステークホルダーと共に、世界中に広がる全サプライチェーンにおいて、人権、多様性、環境などに配慮するというグローバル企業の責務を果たしていきます。また、災害をはじめとする予期せぬ変化に際してもレジリエンス(回復力)を発揮するサプライチェーンの構築は、企業としての責任を果たすうえで極めて重要です。当社グループの競争優位性の強化と価値創造機会の獲得、および、リスク管理に寄与するため、継続的なサプライチェーンの点検・整備・強化に取り組んでいます。

コンプライアンス

執行役員 EVP ゼネラルカウンセル 水口 恭子

執行役員 EVP
ゼネラルカウンセル
水口 恭子

コンプライアンスの徹底は、お客様との信頼関係の土台であり、ビジネス機会の獲得とすべての価値創造にとって必須の要件です。違反を起こさない、起こさせないためには、経営トップのコミットメントとグループを横断する不断の取り組みが不可欠です。当社グループは、不正を一切許容しない(ゼロ・トレランス)企業文化を培うため、CEO含む経営陣が、グループ全体、全社員に向けたメッセージを毎年発信しています。
今後はサプライチェーンに関わるパートナーと共にコンプライアンス意識の向上にさらに取り組んでいきます。また中長期的には、データの活用によって不正を予見・検知するプロアクティブな対応をしていきます。
以上の取り組みで、競争優位性とお客様との信頼関係の維持・強化に貢献したいと考えています。

環境

執行役員 SEVP グローバルソリューション ビジネスグループ長 島津 めぐみ

執行役員 SEVP
グローバルソリューション
ビジネスグループ長
島津 めぐみ

気候変動への対応、資源循環の強化、生物多様性の保全など、世界規模の環境課題は、企業として責任ある対応が求められるというだけではなく、当社グループのパーパス実現のために不可欠な取り組みです。GHG排出量削減を含めた環境負荷低減をいち早く実践し蓄積してきた知見をもとに、新たなソリューションをお客様に提供し社会に貢献することは、当社グループの成長につながります。
現在私たちは、Fujitsu Uvanceの下で、デジタル技術を活用したエネルギーシステムの構築やGHG排出量の把握・削減など、社会全体のカーボンニュートラルの実現や、レジリエントな社会インフラ構築への貢献に注力しています。高い情報感度をもって各国・地域の法規制やお客様の課題に対応し、新たな価値の創出と競争優位性の強化を実現します。

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