本プログラムは、2024年3月31日をもって提供を終了いたします。
小学生向け教育支援プログラム
データを活用して効果的な省エネを考えよう
ねらい
世界の環境問題改善に向けた企業の省エネの取り組みを学び、企業人と接することで、仕事における苦労ややりがいを知って頂きます。
「家庭でできる消費電力を減らす工夫」という課題に対して、他者と協力して取り組むことで問題を発見したり、解決策を考え実践することで、創造性や問題解決能力を養います。
対象
- 小学5~6年生
所要時間・人数
- 3時限(1~2時限目:事前学習及び発表準備、3時限目:オンライン授業)
- 最大40人位
関連単元
- 総合的な学習の時間(キャリア教育)、理科(環境)
プログラムの流れ
本プログラムは、学校による事前学習授業(最低2時限)とインターネット回線を接続したオンライン授業(1時限)の2部構成となっています。
オンライン授業では、児童・生徒の課題発表や質問に対して、弊社の講師がコメントや回答を繰り返しながら授業を進めていきます。
本プログラムは、「一般社団法人プロフェッショナルをすべての学校に」との協働で開発しました。
オンライン授業の様子
教材、機材等の送付
オンライン授業実施の1カ月前を目途に、授業に必要な教材、機材等を送付します。
事前学習(学校側で対応)
事前授業を実施し、各自の考えをワークシートにまとめた後、グループワークを行い、発表用シートを完成させます。
- 当社が提供する教材を使って授業を実施します。
- 個人ごとに「家庭できる消費電力を減らす工夫」を考え、ワークシートを完成させます。
- グループワークを実施し、発表用ワークシートを完成させます。
オンライン授業当日(富士通側で対応)
5~6名の代表者に発表・質問をして頂き、当社講師よりコメントや回答をします。
事前学習について(学校側で対応)
事前に学校へ授業に必要な教材、機材等をお送りします。
「授業用ガイドブック」を参考に、事前授業をオンライン授業実施日の1~2週間前に実施するようお願いします。
なお、オンライン授業までに、グループワーク等を実施し、発表できる体制を整えて頂く為には、事前授業とは別に1時限程度の授業時間が必要になります。
事前授業プログラム
内容 | 時間 | |
---|---|---|
導入 |
| 10分 |
展開 | 富士通の省エネの取り組みを学ぼう
| 10分 |
家庭の消費電力を調べよう
| 10分 | |
家電を選び、家族や友達と省エネする仕組みを考えよう | 15分 | |
合計時間 | 45分 |
ワークシート記入例(サンプル)
(拡大して見る)
当日の授業について
事前にお送りした機材を用いてオンライン授業を行います。
以下のものはご準備ください。
- プロジェクタとスクリーンまたは大型テレビ等の「大型提示機材」
当日の授業プログラム
内容 | 時間 | |
---|---|---|
導入 | 挨拶、講師自己紹介 | 5分 |
展開 | 子供たちの発表練習 | 5分 |
| 30分 | |
まとめ | 振り返り(担任教師) | 5分 |
合計時間 | 45分 |
講師の声・先生の声・児童の声
【データを活用して効果的な省エネを考えよう】
先生の声
(講師が)子供の話にしっかり耳を傾け、適格なアドバイスはさすがだと感じました。
助言が的確で児童にもわかりやすい内容だった。児童が省エネについてしっかり考え、これからの実生活に活かしていける授業でした。
教師からの知見や助言を得るのではない、専門的な話を第一線で働いている当事者から聞くことができて実感を伴った学びでした。
児童の声
とても楽しい時間になった。コロナでイベントが中止になる中、リモートで授業ができて良かったです。
今回の授業で、アイディアを考える力が深まったし、発表することも将来に役立てられると感じた。家でも実践して省エネしてきたい。
ぼくが知らないことを教えてくれて、とてもいい体験だった。またこのような体験をしたいと思った。
講師の声
【データを活用して効果的な省エネを考えよう】
2022年から講師を担当しています。
「データを活用して効果的な省エネを考えよう」をテーマに、授業の中で小学生が考えた省エネのアイディアや疑問を聴いて、一緒に考えアドバイスをしています。身近な省エネの話だけでなく、これからの地球環境への影響を考え、どんな取り組みが必要か、といった大きなテーマに話題が広がることもあります。SDGsを学習する子供たちの探求心の高さも伝わってきます。
子供たちにわかりやすく、楽しい時間だと感じてもらえる様に、常に工夫や見直しをしています。
私たちとの経験が、社会との接点になると思うと責任も重大なので、毎回ドキドキしながら授業に臨んでいます。これからも、子供たちの成長の手助けを目指して頑張ります。
講師
富士通Japan株式会社 東京公共ビジネス統括部 公共DXCN部
児玉 卯
お問い合わせ
小中学生向け授業に関するお問い合わせはこちらのメールアドレスでお送りください。
fj-env-demae-offer@dl.jp.fujitsu.com