環境保全活動

生物多様性の維持・再生を推進し、身近な自然を守るために、富士通グループでは里山保全活動や全国の「富士通グループの森」で森林整備や保全活動に取り組んでいます。

富士通グループの森

全国各地の自治体が推進している「企業の森」事業に参画し、「富士通グループの森」として、森林保全活動を行っています。

富士通グループの森・紀州龍神 せせらぎの森

和歌山県の「企業の森事業」に2008年から参画し、「みんなで創ろう広葉樹の森 みんなで減らそうCO2」をスローガンに、紀州龍神 せせらぎの森の植林・下草刈りなどの活動を行っています。
2018年より新契約地「せせらぎの森Ⅱ」での活動を始めましたが、コロナ禍により活動が制限されていたため、2023年度は5年振りの下草刈り実施となりました。下草刈りをしながら、木々の観察をし、食害被害もなく、順調に育っていることを確認しました。
今後も、「せせらぎの森Ⅱ」をとおして、森林を身近に感じながら、環境推進、生物多様性保全、また地域貢献にも積極的に取り組んでまいります。

富士通グループの森・中土佐 黒潮の森

四国地区の富士通グループでは、高知県の取り組んでいる「環境先進企業との協働の森づくり事業」に賛同し、2007年10月に協定を締結、高知県中土佐町の森林の整備を行っています。締結した約113haの協定森林は「富士通グループ・中土佐 黒潮の森」と命名し、環境ツアーの場としても活用しています。
環境ツアーは、SDGS15を意識した取り組みとして協定森林で間伐体験を行ったり、中土佐町の町全域をフィールドとして、水生生物・海岸漂着物調べ等を行い、豊富な自然を感じながら環境を考える機会となっています。

北信地区富士通グループの森

2006年活動開始

富士通グループ・吉野ヶ里 千本桜の森

2009年活動開始

富士通グループ・紀州龍神 せせらぎの森

2011年活動開始

富士通グループの森・加賀百万石 未来へ続く森

2011年活動開始

里山保全活動

栗木山王山特別緑地保全地区での緑地保全活動


富士通川崎工場は、2012年より川崎市の特別緑地保全地区である「栗木山王山特別緑地保全地区」の緑地保全活動を開始し、2013年に川崎市と「里山保全管理活動に関する協定書」を締結しました。 川崎市と協働で作成した「栗木山王山特別緑地保全地区保全管理計画書」に基づき、荒廃した緑地を良好な里山として再生することを目的に、緑地保全活動を実施しています。

栗木山王山特別緑地保全地区とは

都市緑地法に基づき川崎市が指定した風致や景観に優れ、動植物の生息地として恒久的な緑地保全を図る地区です。
川崎市麻生区栗木に位置し、町田市との市境の尾根部から斜面に広がる約2ヘクタールの緑地です。
クヌギやコナラなどの雑木林や、マダケを中心とした竹林など、エリアごとに多様な動植物が生息しています。

活動内容

2012年からの活動開始前は、各エリアは雑木林の利活用が放棄され、雑木林には竹類が侵入し、荒廃した状態でした。そこで以下の活動を実施し、里山の再生を目指しました。
年2、3回各エリアで社員が参加し、竹林伐採や下草刈りなどの作業を実施し、伐採した竹を用いて巣箱を樹木に設置したり、竹の枝から竹ぼうきを製作したり、竹風鈴などを製作しました。

設置した竹製巣箱

竹風鈴

竹バウム

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