【連絡】Windows Server 2022 もしくは Windows 11 にてサーバ機能をインストールすると、「データベースの作成に失敗しました」となる場合がある

(2022年8月8日 発行)


事象

Windows Server 2022 もしくは Windows 11 にてサーバ機能をインストールすると、「データベースの作成に失敗しました」となる場合があります。

対象製品

  • future瞬快V4L60以降

発生条件

次の条件を両方とも満たす場合に発生します。

  • 対象OSが Windows Server 2022 もしくは Windows 11 である。
  • SQLサーバインストール先のディスクがNVMeである。

原因

NVMe のディスクにて PhysicalBytesPerSectorForAtomicity の値が 4096 を超える場合に発生します。
   PhysicalBytesPerSectorForAtomicity の値については次のコマンドを管理者として実行することで取得可能です。
    fsutil fsinfo sectorinfo C:

Microsoft社の問題となりますのでMicrosoft社の情報をご確認ください。

【対処方法】

次の手順にて対応可能であることを確認しました。

  1. 一旦、future瞬快のサーバ機能とSQLサーバをアンインストールします。
  2. 次のコマンドを管理者として実行します。
    REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\stornvme\Parameters\Device" /v "ForcedPhysicalSectorSizeInBytes" /t REG_MULTI_SZ /d "* 4095" /f
  3. future瞬快のサーバ機能をインストールします。
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