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モダナイゼーションを効率的・有効的に行うには、既存の情報システム資産をいかに活用するかが重要です。
しかし、長年の追加開発などで複雑化したレガシーシステムは、既存資産を正確に把握している有識者が不在で、設計書も既に古く失われてブラックボックス化しているケースが多く、活用に向けた全体像や資産状況が把握し切れず、それが移行時の不安となって、モダナイゼーションを躊躇させてしまいます。
「Fujitsu 資産分析・可視化サービス」は、こうした企業や組織におけるモダナイゼーションに対する不安を払拭してより一層推進させる、既存資産の全体把握・資産の最適化・移植性の評価・設計書の再生成までを支援します。
本サービスはメインフレーム・オープンレガシーに加え、新たにオフコンシステムにも対応予定です。(2025年度第一四半期予定)
モダナイゼーション実現に向けて
こんなことをお困りではありませんか
Fujitsu 資産分析・可視化サービスを
活用することによるメリット・効果
「Fujitsu 資産分析・可視化サービス」は、富士通の過去600社以上におよぶ情報システム資産分析の実績・ノウハウと独自技術に基づいた、お客様の既存資産特性に合わせた様々な分析・可視化や設計書の再生成を提供します。
さらに設計書の再生成では、当社の世界最先端のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」を組み込み、既存資産内で欠損した情報があっても、資産解析データや既存の設計情報などの大量データを用いて、人が理解しやすい設計書の再生成を可能とします。
これらによる既存資産状況と全体像の正確な把握により、資産の流用・廃止・統廃合・補完の要否など、既存情報システム資産の活用に向けた検討・判断をすることができます。
Fujitsu 資産分析・可視化サービスを
おすすめする理由
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豊富な実績過去600社以上の実績で培われたノウハウによる分析手法とツールを用い、多様な業界やシステム規模に対応します。
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富士通の独自技術(注1)資産情報の複雑さを地図形式で可視化します。アプリケーション全体の複雑化・肥大化の状況を把握できます。
- (注1)電気化学奨励賞受賞:特許取得済
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対応プラットフォームの柔軟性メインフレームとオープンシステム両方に対応可能です。
※今後オフコンシステムにも対応予定
(2025年度第一四半期予定)
お客様へ提供する価値とサービスの特長
お客様のニーズに最適化
「Fujitsu 資産分析・可視化サービス」の概要
「Fujitsu 資産分析・可視化サービス」は、アプリケーション資産の全体把握から、モダナイゼーション対象のアプリケーション資産の最適化、メインフレームからオープン環境へ移行する際の移植性の評価までを行う「資産分析・可視化サービス for アプリケーション資産」と、アプリケーション資産からプログラム仕様書(注2)やジョブフロー図(注3)などの設計書を生成する「設計書リバースサービス for アプリケーション資産」で構成されています。
- (注2)プログラムの目的や定義、構成などを記載した文書
- (注3)バッチ処理の流れを図示した文書
1. 資産分析・可視化サービス for アプリケーション資産
資産の全体把握
富士通独自技術によって、既存資産のアプリケーション構造を分析し、プログラム単位の複雑さやプログラム間の関連性といったアプリケーションの特性を地図形式で表現します。
これにより、ブラックボックス化されたアプリケーション全体の複雑化・肥大化の状況を把握します。

資産のスリム化・最適化
既存アプリケーション資産の詳細であるソースコードやパラメータなどについて、分析や解析を実施することで、資産の不足と重複、使用未使用と類似などを明らかにし、移植対象箇所の明確化とスリム化につなげます。特定した移植対象となる稼働資産は、既存資産内で用いられている様々な開発言語の特性に合わせた結果で提供します。

資産の移植性評価(メインフレームのみご提供)
既存アプリケーション資産が利用しているメインフレーム機能を洗い出し、オープンシステムへ移植する際の課題箇所の調査や移植性難易度を評価します。
同時に、オンライン機能やNDB階層パターンなどのDB処理機能といった、移植性難易度を大きく左右するメインフレーム独自機能も対象として調査します。

2. 設計書リバースサービス for アプリケーション資産
資産からの設計書生成
既存アプリケーションのプログラム資産から、プログラムに関する様々な設計書を再生成します。
再生成された設計書により、既存プログラム仕様がホワイトボックス化され、既存資産の活用に向けた検討ができます。

生成AIによる設計書生成のさらなる強化
従来の生成手法に加え、「Fujitsu Kozuchi」のコア技術である「Fujitsu ナレッジグラフ拡張RAG for Software Engineering」(注4)を組み込んでいます。
この生成AIにより、ソースコード内に処理概要やデータ項目の説明などのコメントが記載されていない場合でも、資産解析データおよび既存の設計情報といった大量データから、処理概要や説明テキストを要約し設計書を生成することで、ソースコードの処理内容をより理解しやすくなります。
- (注4)生成AIの性能を改善する手法の一つであるRAG(Retrieval Augmented Generation)を、
ナレッジグラフと呼ぶ知識の関係性で発展させた富士通独自技術 - ご参考:
Fujitsu 資産分析・可視化サービス
ご紹介資料
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サービスの詳細は、Fujitsu 資産分析・可視化サービスのご紹介資料をご覧ください。
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既存情報システムを最適化し、DX基盤としてのあるべき姿に
富士通は、独自の強みをお客様の価値に変え、お客様資産の最適化とDXをご支援します。
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