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PRIMEQUEST 4000シリーズWindowsソリューション

基幹系システムを支えるPRIMEQUEST Windowsの適用分野を紹介します。

Oracle Real Application Cluster(RAC)による高信頼データベースの実現

Oracle RACはクラスタシステム上でOracle Databaseをクラスタ化する Oracle Databaseのオプション製品です。 クラスタであるため、通常は複数のサーバで構築されます。一方、PRIMEQUESTはパーティション機能を使って筐体内にクラスタシステムを構築できます。このため、PRIMEQUESTであれば、サーバ1台でOracle RACを利用してOracle Databaseをクラスタ化できます。

[2023年9月12日掲載]

お客様の課題

  • 基幹業務の要であるデータベースを限りなく継続稼動させたい。
  • クラスタ構成での高信頼なデータベースとしたいが、設置スペースを最小限にしたい。

システム概要

概念図

導入効果

Oracle Databaseを使用したアプリケーションを、クラスタ化されたサーバ上での実行が可能なOracle RACを採用することで、高信頼なデータベースを実現できます。クラスタ化されたサーバに障害が発生すると、残りのサーバでOracle Databaseは継続稼動します。

PRIMEQUEST 4000シリーズは部品配置の最適化により、PRIMEQUEST 3000シリーズと比べて筐体サイズが、7Uから5Uへと2U削減しました。1つの筐体内でクラスタシステムを実現できるパーティション機能を持ち、筐体サイズが小さくなったPRIMEQUESTなら、設置スペースを抑えられます。

Symfoware Serverにより、ライフサイクルに合わせ、高性能・高信頼要件を満たすシステムを実現

Symfoware Server は、東京証券取引所様を始めとする、ミッションクリティカルシステムの中でも特に信頼性を要求される社会システムで多くの稼働実績を持つ高性能・高信頼なデータベースソフトウェアです。

また、Symfoware Server は機能面だけでなく、製品価格・サポート費用・移行費用といったライフサイクルコストを抑えることができます。
ICTコストの最適化が叫ばれる昨今、PRIMEQUESTとの組み合わせで、高性能・高信頼と低コストを両立させることが可能となります。

[2023年9月12日掲載]

お客様の課題

  • 高性能・高信頼なデータベースを導入したい。
  • 大規模データベースでも初期導入コスト、ライフサイクルコストを抑えたい。
  • 将来の成長を見越して、高い拡張性を備えたシステムを構築したい。

システム概要

概念図

導入効果

高性能なデータベースを実現するためには、Symfoware Serverが持つデータのパーティショニング(DSI)(注1)とメモリデータベース機能を使用します。レスポンスが高速化されるために、大量のデータやトランザクションを短時間で処理できます。また、連続稼働要求が高いデータベースを実現するためには、Windows Serverのフェールオーバークラスタリング(WSFC)を採用します。WSFCにより複数台のサーバーを冗長化することでSymfoware Serverの可用性が向上するため、より高い信頼性を求められるデータベースに適した構成となります。
DSIとメモリデータベース機能はSymfoware Serverに、WSFCはWindows Serverに標準実装されているため、使用時の追加費用は発生しません。また、Symfoware Serverは、WSFC構成時における待機側ライセンスが不要となります。このように、高性能で高信頼なデータベースでありながら、初期導入コストを抑えることが可能となります。
運用開始後のメンテナンスにおいては、Symfoware Serverはバージョン間の互換性を保証しているため、バージョンアップ時にありがちな、大規模なアプリケーション改修作業によるコスト負担を最小限に抑えられます。
また、将来の業務拡張については、PRIMEQUESTであればシステムボードを追加することでシステムを再構築することなくCPUとメモリ増強が可能なため、成長を見越して高い拡張性を備えたシステムを構築することができます。
Symfowareの製品ポリシーは、お客様第一。ライフサイクルにわたって低コストで大規模データベースを提供できます。


  • 注1
    Data Structure Instanceの略、データの分割格納で負荷を分散し、レスポンスを高速化

拡張性と高速処理に優れたSQL Server 2022 大規模データベース

PRIMEQUESTとWindows Server 2022の組み合わせにより、最大16TBもの大容量メモリを利用できます。このため、将来、サーバの処理能力を向上する必要が生じた際のメモリ増設に対応できます。
大量のデータをメモリに読み込むことでパフォーマンス向上ができます。

[2023年9月12日掲載]

お客様の課題

  • 将来的なビッグデータ処理の需要を見込んで、再構築をせずとも拡張可能なシステムを実現したい。
  • 大規模データ環境向けにビッグデータを高速に処理したい。

システム概要

概念図

導入効果

PRIMEQUESTは拡張性に優れた装置です。小規模のスタートアップ環境としてシステムを導入し、処理能力の増強が求められた際に、都度スケールアップできます。スケールアップはシステムボードを組み込み、システムを再移動するだけで、処理能力(注1)の増強を実現できます。これにより、システムを再構築することなく業務を継続できます。

さらにWindows Server 2022とPRIMEQUESTを組み合わせることにより、搭載メモリを最大16TBまで増設できます(注2)。搭載した大容量メモリはSQL Server 2022のインメモリデータベースやバッファ領域とすることで、ディスクベースのテーブルをメモリ上へ読み込むことができます。これにより、ディスクへのアクセスが大幅に削減されるため、ビッグデータを高速に処理できます。


  • 注1
    メモリだけでなく、CPUも増設できます。
  • 注2
    PRIMEQUEST 4400S / 4400E / 4400L の最大メモリ容量です。

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