本人と人事部門・研修部門・職場の双方向のコミュニケーションにより、働きやすい職場環境を整備します。
具体的には、障がい状況の詳細な把握、障がい状況に基づいた配属先や、新入社員研修や職場における配慮事項を検討します。

情報保障事例

聴覚障がい者

  • PCテイク

    講義形式の研修などでは、講師の発言をその場でPCに打ち込み、テキストとして本人に伝えるPCテイクを活用します。
    PCテイカーが打ち込んだテキストは、本人のPC画面にそのまま表示されます。
    口話(注)ができる方でも新しい用語は読み取りが難しいこと、また、受講生が複数いる研修では本人の読み取りスピードを考慮した進行が難しいことを踏まえ、本方法を採用しています。

    • 聴覚障がい者が、話者の口の動きで話した内容を読み取り、自らも表現したい内容を発声すること。
  • 手話通訳

    グループディスカッション形式の研修や大型の会議では、手話通訳を手配します。
    プレゼン資料、話者の口、手話通訳のすべてを本人から見える位置に配置するなど配慮します。

  • コミュニケーションツール(FUJITSU Software LiveTalk)

    話者の発言を音声認識し、即時テキスト変換することで、発言内容をリアルタイムでテキスト表示するツールです。
    チャット機能を活用して、本人が質問や発言もすることも可能です。
    職場でのコミュニケーション、主に複数人が参加する部内ミーティングなどで活用します。

  • ブギーボード(電子メモパッド)

    職場でのコミュニケーション、主に上司や同僚との会話では、ブギーボード(電子メモパッド)を活用します。
    ディスプレイにペンで書き込みを行い、普通の紙媒体のメモパッドのような感覚で使える電子デバイスです。

視覚障がい者

  • 拡大読書器

    研修のテキストや会議の資料確認においては、拡大読書器を活用します。紙資料をセットすると、モニターに資料記載のテキストなどが大きく映し出されるツールです。

  • アーム型モニター

    研修のテキストや会議の資料確認においては、拡大読書器を活用します。紙資料をセットすると、モニターに資料記載のテキストなどが大きく映し出されるツールです。

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