IOWN Global Forumのビジョン
IOWN (Innovative Optical and Wireless Network) Global Forumは、低消費電力(100倍の電力効率)、大容量・高品質(125倍の容量)、低遅延(エンドツーエンドで200分の1の遅延)の次世代光ネットワーキング･コンピューティング基盤の実現を目指す国際フォーラムです。
IOWN Global Forumへの期待
インタビューシリーズ:
富士通のビジョンと IOWN Global Forumへの貢献について、富士通 執行役員の水野のインタビューです
富士通は IOWN構想に賛同して IOWN Global Forumに2020年3月に加入し、IOWNの実現に向けて活動しています。ユースケースやテクノロジのワーキンググループとタスクフォース等に参画し、検討を進めています。
更に、2021年4月から富士通 執行役員の水野が IOWN Global Forumの Board of Directorsのメンバーを務めています。2023年4月には、スポンサーさせて頂いた第3回大阪年次会合にて再選を果たしております。2023年9月には、第6回 ミュンヘンメンバー会合もスポンサーさせて頂いております。
IOWN Global Forumにおける富士通の活動
富士通の重点技術領域と IOWN Global Forumの活動
富士通は5つの重点技術領域 (5 Key Technologies)を定めています。5つの領域とは、Computing, Network, AI, Data & Security,および Converging Technologiesです。
IOWN Global Forumはユースケースとテクノロジについてワーキンググループを設置し、その配下の12のタスクフォースで検討を進めています。デジタルツイン･フレームワークなど、新しいタスクフォースを追加して、検討領域を広げています。
Open APNへの富士通の取り組み
IOWN Global Forumは、Open APN (All Photonic Network)関連のタスクフォースを設置し、次世代光ネットワーキング･インフラストラクチャの検討を進めています。
富士通は OAW (Open APN Wavelength Availability)タスクフォースのコーディネータを務め、従来のコンバージドシステムから ディスアグリゲーテッド・システムへの転換を推進しています。また、業界を牽引しオープン化を推進しています。
DCIへの富士通の取り組み
IOWN Global Forumは DCI (Data-Centric Infrastructure)タスクフォースを設置して、ディスアクリゲーテッド･コンピューティング技術を含む次世代コンピューティング･インフラストラクチャの検討を進めています。
このコンピューティング・インフラストラクチャはRAN(Radio Access Network)等のネットワーク機能を含む様々なサービスをホストするものです。IOWN Global Forumは IMN(IOWN for Mobile Networks)タスクフォースを設置して Open APNとDCIの活用についても検討しています。
富士通は、各種リソースを光で接続する新たなアーキテクチャのコンピューティング実現に向けて、2021年4月よりNTT様と共同での研究開発を開始しました。
富士通は、新しいディスアグリゲーテッド･アーキテクチャ技術などに関連して、DCIアーキテクチャの研究開発や実用化に貢献していきます。
IOWN is a registered and unregistered trademark of Nippon Telegraph and Telephone Corporation in the United States, Japan, and other countries. The IOWN GLOBAL FORUM mark and IOWN GLOBAL FORUM & Design logo are trademarks of Innovative Optical and Wireless Network Global Forum, Inc. in the United States and other countries.
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