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未来の医療に対応した人材を育成する「能動的学修」の基盤を構築

日本医科大学様 外観

学校法人 日本医科大学 様
導入事例


日進月歩で進化するITと医療技術。その変化に対応できる人材が今後の医療の世界で求められています。そうした中で日本医科大学は富士通の文教ソリューション「CoursePower」ならびに「Campusmate-J」を導入。教育環境の充実による能動的学修の具現化と、教務事務の効率化を図っています。

[ 2018年7月17日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 文教
ソリューション: FUJITSU 文教ソリューション Campusmate-JOpen a new window
FUJITSU 文教ソリューション CoursePowerOpen a new window
FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M1Open a new window
FUJITSU Server PRIMERGY RX2540 M1Open a new window
FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S8Open a new window
FUJITSU Server PRIMERGY RX300 S8Open a new window
IPCOM EX2300LBOpen a new window
【課題と効果】
1 テクノロジーが融合した高度医療に対応できる医師を育てるために、ITを活用した能動的学修を推進したい 講義資料と講義動画をライブラリ化することで復習・予習を行いやすくし、課題解決型の授業数増加を実現
2 シラバスの作成や学生の受講科目の申請など多くの学事が紙をベースに行われており、教務課の事務作業負荷が高まっていた フィールド・イノベーションにより業務を可視化、課題を明確にしたことで作業生産性が向上

※フィールド・イノベーション:現場の課題を可視化し、お客様とともに業務革新を図る富士通独自の取り組み

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導入の背景

能動的学修の基盤をITで強化したい

1876年に創設され、140年以上の歴史を誇る日本医科大学。「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」を教育理念として掲げ、確かな医療知識と技術、そして豊かな人間性を併せ持つ医療人を育成しています。

もっとも伝統を守るだけでは、現代の高度医療に対応することはできません。AI、ロボット工学など、さまざまな分野の先端テクノロジーやサイエンスの融合が加速する医療の進歩を、学生のうちから十分に体感することが重要です。

そうした観点から日本医科大学では、ITを活用した能動的学修の具現化を図っています。同学 大学院医学研究科小児・思春期医学分野大学院教授であり教務部長を務める伊藤保彦大学院教授は、「講義を通じた知識の習得だけではなく新しい方法論を組み合わせて学生が自ら進んで学ぶ仕組みづくりが必須です。そこで10年以上前から少人数グループによる課題解決型の教育を取り入れるなど、カリキュラムの改革を進めています」と話します。この能動的学修の基盤となるのがLMS(Learning Management System:学修管理システム)であり、日本医科大学は2015年度から2016年度にかけ、富士通の学修支援システム CoursePowerならびに大学教務事務パッケージCampusmate-Jの導入を段階的に進めてきました。

日本医科大学 伊藤 保彦 大学院教授の写真
伊藤 保彦 大学院教授
日本医科大学
教務部長
大学院医学研究科
小児・思春期医学分野

導入の効果

シラバスの策定から学生への連絡までをすべてポータルに一元化

CoursePowerによって大きく前進したのが「講義のライブラリ化」です。まずは講義資料をサーバに登録することからはじめ、2017年からはすべての講義をビデオ化し登録。これにより、学生は自宅や移動中などいつでも好きな時間に、PCやスマートフォンを使って講義を閲覧して復習したり、前年の講義を観て予習したりすることができます。

「こうしたライブラリの充実によってカリキュラム全体を見直すことが可能となり、従来の集合型の講義のうちの約2割を課題解決型の授業に振り向けることができました」と伊藤大学院教授は話します。

日本医科大学 大和 元司 氏の写真
大和 元司
日本医科大学
事務局 学事部 教務課
課長

この仕組み作りを後押ししたのがCampusmate-J導入です。以前はシラバスを作成する際、各科目の担当教員から紙で寄せられてくる計画書を教務課で集約し、冊子にまとめていました。こうした煩雑な作業を可視化・改善することで大幅に効率化されたのです。事務局 学事部 教務課の課長を務める大和元司氏は、「Campusmate-J導入後、教員への依頼から責任教員への確認、承認まですべてのワークフローをデジタルに行うことが可能となりました。完成したシラバスもすぐにWebで公開されます」と話します。

また、紙媒体の掲示板をなくし、受講科目の申請のほか休講などの連絡もすべてCampusmate-Jのポータルで一元的に行われるようになりました。同教務課の松本義貴氏は、「以前のように科目ごとにメールを受け取ったり、こまめに掲示板を確認したりする必要はなくなり、学生の利便性も大きく向上しました」と話します。

こうした電子化により、「紙の使用量が60%削減され、事務局の生産性も向上しています。1人当たりの残業時間が月間で15~20時間減り、他の業務に時間を割けるようになりました」と大和氏は強調します。

さらに今回のCampusmate-J導入では医学部特有のニーズに富士通が柔軟に応え、パッケージに反映できたことも大きなポイントでした。これにより、曜日・時間関係なく講義があり教員が毎回異なるという医学部特有の時間割でも、シラバスに落とし込んで管理できるようにしています。

こうした柔軟な対応も含め、ICT推進センター ICT企画課の係長を務める齋藤麻里氏は、次のように評価します。

「出欠管理システムとシラバスのデータ連携、講義ライブラリから実際の資料や動画データを蓄積しているメディアサーバへのシングルサインオンによるアクセスなど富士通が細部まで気を配ったサポートを行ってくれたおかげで、マニュアルなしで利用できる、教務や学事とシームレスに連携した教育環境を実現できました」

今後の展望

「テクノロジー革命」を意識した他大学との共同研究を推進

日本医科大学では他の医科大学や医学部はもとより、東京理科大学や早稲田大学などとも密接に連携し、医学教育および大学院教育における「テクノロジー革命」を意識した共同研究やプロジェクトを推進しています。

こうした取り組みの先には、医学や医療のどんな将来を見据えているのでしょうか。「テクノロジーの進化は著しく、さまざまな症例をAIが臨床現場で医師に代わって診断を行う時代が来るとも言われています。また大学間でのライブラリの交換や共有化もますます加速していくでしょう。専門知識や技能は大学の特殊性によって偏在するものではなくなり、あらゆる大学で均質化していくと考えられます」と伊藤大学院教授は語ります。そして「だからこそより多様なバリエーションに対応できる経験と思考力、そして心をもった医師を育てていくため、能動的学修を前進させていかなければなりません」と強調します。

日本医科大学はその鍵を握るITを駆使した教育環境を、富士通と協力しながらさらに充実を図っていく考えです。

【学校法人 日本医科大学 概要】
所在地 〒113-8602 東京都文京区千駄木1-1-5
専任職員数 1,040名(2017年5月1日現在)
学生数 698名(2017年5月1日現在)
概要 1876年の建学以来、多くの優れた臨床家や研究家を輩出してきました。高度な手技、技術に関する教育はもとよりヒュ-マナイズド・ケア(医師の人間性がもたらす患者への癒し)を重視し、より全人的な医学教育に注力しています。
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【導入事例(PDF版)】

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