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全国の販売店でセキュアな仮想デスクトップ環境を導入し、運用の手間・コストの削減と高い拡張性・柔軟性を実現

株式会社ワコール様のロゴマーク

株式会社ワコール様 導入事例


1946年創業の株式会社ワコール様(以下、ワコール様)は、日本を代表するアパレルメーカーであり、女性用下着のブランドで知られています。同社は全国に販売店を展開しており、長年、店舗用端末としてWindows XPベースのシンクライアントを利用してきました。しかし、店舗用端末の老朽化による修理対応の負荷増大から、システム基盤及び運用業務のアウトソーシングを決断。富士通のシンクライアント端末「FUTRO ME734」に加え、「仮想デスクトップサービス V-DaaS」およびQ&A対応などを行うヘルプデスクを採用することで、運用・保守業務の効率化とセキュリティ強化の実現に成功しました。

[ 2018年1月9日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: アパレル
導入サービス・商品: FUJITSU Managed Infrastructure Service 仮想デスクトップサービス V-DaaS
および問い合わせ対応
シンクライアント端末(FUTRO ME734)
導入目的: 全国の販売店の業務用シンクライアント端末とシステムの刷新
採用のポイント: (1) 高いセキュリティと拡張性
(2) 端末展開時からのヘルプデスクの支援と手厚いサポート
(3) コスト
【課題と効果】
1 シンクライアント端末の老朽化にともなう修理等で情報システム部門の負担が増大 arrow2-c.gif 新しい端末へのリプレースとヘルプデスクの支援で情報システム部門の運用負荷軽減
2 自社でのサーバ運用にともなう運用負荷とセキュリティへの不安 arrow2-c.gif 富士通のデータセンターでの運用による負荷の軽減とセキュリティの強化
3 販売店で利用する勤怠管理などの新しい業務システムの導入には、サーバだけでなく端末の設定も必要 arrow2-c.gif サーバが仮想環境になったことで端末の設定が不要になり、業務システムの追加・拡張が容易に

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導入の背景

シンクライアント環境の老朽化による運用負荷増大とセキュリティ強化が課題に

ワコール様は、百貨店をはじめとする全国の販売店で商品を扱っています。各販売店では、ビューティーアドバイザー(BA)と呼ばれる専門の販売員がお客様の接客を担当しています。
各販売店には、店舗用端末としてWindows XPベースのシンクライアント端末が導入され、売上報告、在庫確認、商品の受発注、棚卸し、社内の情報共有などに活用されていましたが、このシステムの老朽化が課題となっていました。情報システム部 グループ情報システム課 田中幸子 氏は、次のように説明します。

「従来のサーバ環境は、自社構築型であったため、運用コストが課題でした。また、サーバ及び店頭端末の保守切れが2016年3月であった事に加え、導入後約7年が経過した店頭端末は、キーボードがとれるといった物理的なトラブルを含めて故障頻度が高まり、月々の修理費用がかさんでいました。」(田中氏)

こうした理由から、同社は既存のシンクライアント環境のリプレースを決断し、新しい環境の選定を開始しました。

株式会社ワコール 田中 幸子 氏の写真
田中 幸子
株式会社ワコール
情報システム部
グループ情報システム課

導入の経緯

高いセキュリティと仮想化基盤による拡張性を評価して富士通のV-DaaSを選定

システムの検討は2014年4月から開始。選定にあたっては、主にセキュリティ強化と拡張性、コストが重視されました。
Windows 7ベースになることで端末側のセキュリティが強化されるのは確実でしたが、それに加えてサーバのセキュリティ強化が重要でした。また「拡張性」も求められました。店舗端末は売上報告や在庫確認で活用されていましたが、今後を考えると、新しい機能を容易に追加できることが必要だったのです。
こうして、最終的に選択されたのが、富士通の仮想デスクトップサービス V-DaaSでした。V-DaaSを選んだ理由を、田中氏は次のように説明します。

「V-DaaSは富士通が運用するデータセンターの仮想環境で提供される点を高く評価しました。富士通のデータセンターに運用を任せることで、運用負荷が軽減し、高いセキュリティを確保できるのに加え、仮想環境なのでシステムの追加・拡張も容易になると判断しました。もちろん、コスト面も非常に満足できる内容でした」(田中氏)

構築は2015年4月からスタート。まずは、キッティング用のマスターの中身を十分に検討し、それが決まってから各販売店に、順次展開していきました。

「シンクライアントPCの入れ替えに伴い、店舗側での操作面部分で画面アイコンや接続方式が変更になり、弊部への問い合わせが増える可能性もありましたが、運用メンバーと営業・サービスエンジニア一丸となって従来と近しい形で仮想環境に接続できるよう個別に調整していただきました。その結果、店舗側担当も混乱することなくスムーズに展開することができました。」(田中氏)

また、富士通のヘルプデスクが重要な役割を果たしたと田中氏は説明します。

「2015年8月から全国の販売店に、順次、展開していきました。同時に富士通にはヘルプデスクを立ち上げてもらい、新しい端末を展開した販売店からの問い合わせに対応してもらいました。その結果、あとで展開した店舗になるほど、問い合わせの内容を反映した充実したマニュアルを同梱できるようになり、徐々に問い合わせそのものが減っていきました」(田中氏)

なお、ヘルプデスクの立ち上げにあたっては、富士通は流通業に精通したスタッフから構成されたワコール様専用のヘルプデスクチームを用意し、万全の体制で支援を行いました。

導入の効果

運用負荷の軽減とセキュリティ強化、高い拡張性を実現し、リアルタイムでの問い合わせ内容の把握も可能に

株式会社ワコール 脇田 佳世 氏の写真
脇田 佳世
株式会社ワコール
情報システム部
基幹情報システム課

こうして、2016年2月、1580台の新しい端末が全国のすべての販売店に展開され、V-DaaSによる新しいシンクライアント環境が本格稼働を開始しました。
V-DaaSの仮想デスクトップは、富士通が運営するデータセンターから提供され、その運用管理は富士通アドバンスドLCMセンターが一括で行います。このため、自社データセンターで運用していた従来に比べると、セキュリティ強化と信頼性が向上し、運用負荷も大幅に低減しました。
また、オンプレミスからクラウドサービスになったことで、新しいシステムの追加も容易になりました。実際に、V-DaaSの導入後、新しい勤怠管理システムが追加されました。情報システム部 基幹情報システム課 脇田佳世 氏は、次のように説明します。

「従来、販売店の勤怠管理は紙を使っていましたが、V-DaaSの導入後、新しい勤怠管理システムを導入しました。以前だと、新しいシステムを導入する際には、サーバの設定に加えて端末を1台ずつ設定する必要がありましたが、仮想環境のV-DaaSはサーバの設定だけですむため、非常にスムーズに導入できました」(脇田氏)

また、販売店からヘルプデスクへの問い合わせ状況を、情報システム部門がリアルタイムに把握できるようになったことも大きい成果でした。情報システム部 基幹情報システム課 丸谷美知子 氏は次のように説明します。

「従来、販売店からヘルプデスクへの問い合わせはExcelファイルにまとめられ、1週間に1回、我々に送られる運用でした。それが新しいシステムでは、ヘルプデスクの担当者が問い合わせ内容をWebに随時入力する仕組みになりました。その結果、問い合わせの状況をリアルタイムに把握できるようになり、必要に応じて迅速な対応がとれるようになりました」(丸谷氏)

株式会社ワコール 丸谷 美知子 氏の写真
丸谷 美知子
株式会社ワコール
情報システム部
基幹情報システム課

今後の展開

サポートも含めたトータルソリューションで、働き方改革をはじめとする業務改革を支援

現在、多くの企業が「働き方改革」「ワークスタイル変革」に取り組んでいます。ワコール様も例外ではありません。もともと女性の働きやすい会社として知られ、従業員の仕事と家庭の両立を積極的に支援してきた同社ですが、今年に入ってからは、専用のワーキンググループを立ち上げて、働き方改革への取り組みをさらに加速しています。

「正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、パート、アルバイトなど、働き方にもさまざまな種類があります。それぞれについて、どうすれば働きやすいのか、あるいは休みがとりやすいのかなど、さまざまな検討を重ねています。ワーキンググループには、情報システム部門の担当者も参加していますので、そこで議論されるさまざまな施策を支える技術の1つとして、V-DaaSが活用される可能性は、十分にあると考えています」(田中氏)

また、今回、新しい勤怠管理システムをスムーズに導入できたことを受け、今後、たとえば顧客情報管理のような新しい業務システムを追加する基盤としても、V-DaaSへの期待が高まっています。システムのインフラとしてはもちろんですが、ヘルプデスクを含めた富士通のサポートが非常に手厚いことも、その理由です。

「販売店への導入後、ある店舗でパフォーマンスが十分に出ないという問題が発生しました。その際、富士通の担当者に店舗まで何度も足を運んでもらったのですが、女性下着を扱いますので『男性スタッフでも大丈夫でしょうか』といった配慮をしていただいたのは、たいへん印象的でした。来店されるお客様のことを考えると、こうした配慮はとても大切なことなのです」(丸谷氏)

「富士通のヘルプデスクは、午前と午後で対応するスタッフが変わっても話がきっちり伝わり、チーム内で情報がしっかり共有されていることを感じます。情報システム部門としてはとても助かりますし、信頼できます」(田中氏)

V-DaaSの導入・展開を通じてワコール様の販売店の業務効率化とセキュリティ強化に貢献した富士通は、今後も、ヘルプデスクやサポートも含めたトータルのソリューションで、ワコール様の働き方改革、ビジネスを支援していきます。

株式会社ワコール 脇田 佳世 氏、丸谷 美知子 氏、田中 幸子 氏 の写真

写真左から株式会社ワコール 脇田 佳世 氏、丸谷 美知子 氏、田中 幸子 氏

【株式会社ワコール様 概要】
所在地 京都府京都市南区吉祥院中島町29
代表者 代表取締役会長 塚本能交
従業員数 5,289人(単体)2017年3月末現在
ホームページ 株式会社ワコール様 ホームページOpen a new window
株式会社ワコール様のロゴマーク

【導入事例(PDF版)】

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