「お客様の試験を中断しない」 環境試験器のリモートメンテナンスサービスを実現

―海外顧客へのサービス展開も見据える エスペックの挑戦―

環境試験器は、様々な機器・材料の耐久性確認や品質保証などを目的として、低温や高温、湿度の高い環境など様々な気象環境条件を人工的に作り出し、長い時には1000時間以上に及ぶ試験を行う装置だ。もしも環境試験器が何らかのトラブルで停止し、そのことに気づけないでいると、お客様の試験のやり直しや製品リリースの遅延といった損失につながる。しかし、常時担当者が張り付いて環境試験器を監視し続けるのは大きな工数がかかる。富士通では「エッジ&クラウドビジネスサポート」として、こうした装置監視・メンテナンス業務の課題解決を支援している。

環境試験器のリーディングカンパニーが抱えるメンテナンス課題

1961年に日本で初めて環境試験器の開発に成功して以来、環境試験の分野におけるリーディングカンパニーとして成長してきたエスペック株式会社。グループ会社は国内外に計19社あり、海外売上高比率は50%を超えるグローバル企業だ。近年は、EV/自動運転車やIoT分野など、先端技術開発の実用化に貢献する製品・サービスの提供を通じて社会課題の解決に取り組んでいる。

従来エスペックでは、顧客に納入した環境試験器で何らかの異常やトラブルが発生した場合の、迅速なメンテナンスサポートに課題を抱えていた。異常発生時に装置のトラブル内容の状況確認を電話による口頭で行っていた為、現場に行くまで装置の正確な状態が分からなかったり、限られた人員の中でメンテナンスサービスを実施しているため、即時駆けつけることができるエンジニアのアサインが難しかったりといった課題だ。そこで同社では、富士通のエッジ&クラウドビジネスサポートを利用し、装置の稼働状況データを遠隔から集中監視・管理できるリモートメンテナンス・サービスを開発した。エスペックのサービス担当と、開発を支援した富士通担当者に、プロジェクト発足の経緯と導入効果、将来展望について聞いた。

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収録内容

  • 環境試験器のリーディングカンパニーが抱えるメンテナンス課題
  • デジタル活用による環境試験器の制御やメンテナンスのニーズが高まる
  • グローバル展開も可能な富士通の「エッジ&クラウドビジネスサポート」に着目
  • 電話による聞き取り時間を大幅に短縮し現場到着前に装置の状況を把握
  • 安心のサポートでエスペックのグローバル展開を支援

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