仮想環境の複雑化は見える化で解決
ETERNUS NR1000 series + ETERNUS SF MA

2018年12月10日

ICTシステムの在り方を大きく変えた仮想化へのニーズが高まるなか、ハードウェアや運用管理のコストを抑え、効果的な仮想化環境を構築・運用するには、高性能ストレージの活用と仮想化環境の「見える化」がポイントとなります。

仮想化の最新動向

 

仮想化は、コンピュータシステム上の物理リソースを論理的に分配し、効率的に利用する技術です。物理サーバを集約し、ビジネスの二―ズに合わせた迅速なサーバ構築、サービス提供を可能にするサーバ仮想化は、瞬く間に広く普及しました。さらにネットワークやストレージなどの仮想化技術を導入し、ハードウェアや消費電力、運用管理のコスト低減を図る企業が増えています。
近年では、デスクトップを仮想化するVDI(Virtual Desktop Interface、仮想デスクトップ基盤)にも注目が集まっています。VDIではユーザー端末にOSやアプリケーションをインストールする必要がなく、データも端末に残らないため、端末管理のコストやデータ漏洩のリスクを減少できます。PC、スマートフォン、タブレットなどの複数のデバイスから場所や時間を問わずに柔軟に利用可能であることから、ワークスタイル変革を実現するソリューションとして導入が進んでいます。

仮想環境の要件

 

仮想化導入は様々なメリットをもたらしますが、その一方で「システムの複雑化」という新たな課題も生まれています。物理マシンと仮想マシンが混在する仮想化環境では、システム全体の構成を把握し、仮想マシンの稼働監視や障害・性能低下の原因特定を行うことが容易ではありません。また、VDIではユーザー数と比例して仮想マシンが数百、数千、ときには数万に及ぶ場合もあり、仮想マシンの格納に必要なデータ容量の増大やバックアップ/リカバリーの難しさが問題となります。
サーバ仮想化やVDIを導入し、最大限に活用するには、大量の仮想マシンをストレージに格納し、システムの状況を物理環境と同じように把握できるように、「見える化」しながら効率的に管理する仕組みが必要です。具体的には、どのような要件が求められるのでしょうか。

課題

あるある課題1仮想マシンの数が増えると、ストレージへの入出力処理がボトルネックになったり、性能トラブルが起こってしまう!
高速なアクセスを実現するストレージの高い性能はもちろん、見える化により物理リソースのボトルネックをいち早く発見し、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
あるある課題2データ量が増えつづける中で、どの仮想マシンに容量の割当が必要なのか、的確な判断が難しい!
データ容量の増加に対して、見える化による状態把握することにより、ストレージを増設する時期の判断が必要です。また、ストレージのディスク容量を無駄なく効率的に利用する必要があります。
あるある課題3仮想マシンの数が増えるとバックアップ/リカバリーが難しくなり、そこにかかる時間も長くなってしまう!
データを保護し、災害時にも業務を継続できるように、容易にバックアップ/リカバリーを実行する機能が必要です。
あるある課題4用途や利用頻度が異なる仮想マシンを多数稼働していると、システムが複雑になり、運用管理の手間やコストが増大してしまう!
高度な運用管理のスキルを備えた人材を必要としない、属人化しない運用管理をするために簡易化する機能が必要です。
あるある課題5VDIを導入したいが、ユーザー数が多く、仮想マシンの作成や管理が煩雑になってしまう!
仮想マシンを簡単に作成できる機能や、システム全体の見える化により管理の容易化とトラブルの未然防止が必要です。

課題解決ETERNUS NR1000 series & ETERNUS SF MA

ETERNUS NR1000 seriesは、マルチプロトコルに対応した、高性能で信頼性に優れたストレージ製品です。高速なアクセス、ボリュームの効率利用、運用管理の簡易化など、仮想化環境に求められる要件を満たし、数多くの導入実績を持ちます。

ETERNUS SF MAは、ストレージシステムの性能と容量を可視化・診断するソフトウェアです。システムや仮想マシンごとの稼働状況や、仮想マシンと物理リソースの関係性を容易に「見える化」、システム全体を統合監視し、ボトルネックとなっている問題把握を迅速化します。

仮想化環境に役立つソリューション

 

物理リソースの性能問題を未然防止

ETERNUS NR1000A seriesは、オールフラッシュに最適化されたアーキテクチャで仮想環境に求められる高性能要件を達成できます。NVMe(注1)をいち早くラインアップに取り入れるなど、さらに高い性能要件にも対応可能です。また、インラインでの重複排除・圧縮機能を標準で有しており、格納容量を削減することにより高いコストパフォーマンスを発揮できます。さらに、ETERNUS SF MAによりシステム全体を統合監視・性能状況を見える化し、ボトルネック箇所を迅速に特定・解決することで、性能問題を未然に防止し、安定稼働を実現することができます。

注1 NVMeはハイエンド(ETERNUS NR1000 A800)のみ対応です。

重複排除・圧縮機能によりディスク容量を効率的に利用

ETERNUS SF MAによる稼働状況の可視化で重複排除するべきVMを確認。適切な重複排除でさらに効率化がはかれます。ETERNUS NR1000 seriesは、ボリューム内にある同じ内容のブロックを1つにまとめて、重複ブロックを排除する重複排除機能を備えています。重複排除と圧縮の機能により、ディスク容量を無駄なく効率的に利用することが可能です。

高速なバックアップ/リカバリーを実現

ETERNUS NR1000 seriesのSnapshot機能は、バックアップをオンラインで高速に実行する機能です。仮想環境と連携したSnapshot取得も可能なため、運用中のバックアップを実現できます。また、遠隔地へのレプリケーションも、SnapMirrorにより効率的に実施可能です。

運用管理を容易に実現

必要な期間のストレージシステムの性能と容量を監視、診断し、状況を的確に把握・対処することが可能となり、システムを安定運用することができます。また、ストレージの利用状況を定期レポートとして自動生成することが可能で、データセンター管理者の性能監視や容量管理の作業を支援し、運用コストを大幅に削減することができます。

導入・増設が容易

ETERNUS NR1000A seriesは、オールフラッシュに最適化されており、複雑な性能設計を考慮する必要がなく、容易に導入、使用いただけます。また、容量が不足した際には、運用を停止することなくドライブの活性増設が可能で、コントローラ性能が不足した場合でも、スケールアウト拡張が可能です。

[適用例] VDIでワークスタイル変革(働き方改革)の実践へ

 

多様なワークスタイルに対応できるように、
外出先や出張時、自宅からも安全に業務システムを利用できるようにしたい。

VDIを導入する際には、ユーザーごとに仮想マシンを作成します。ETERNUS NR1000 seriesでは、簡単な操作で仮想マシンのクローンを大量に作成することが可能です。また、SSDにより高速なアクセスを実現しているため、ストレージがシステム全体のボトルネックとなることはなく、始業時にアクセスが集中して仮想マシンの起動が遅くなるブートストームなどの性能問題を回避します。また、ETERNUS SF MAにより仮想マシン単位で性能情報を可視化し、高負荷の仮想マシンを特定して性能問題の発生を未然に防止できます。過去にさかのぼり長期間にわたった性能データ保管による正確な分析や、事前に設定されている性能指標値をもとに性能を自動評価し、問題の予兆を通知するほか、定期レポートを自動作成することができます。性能分析や予防保守に関する管理者の負担を軽減し、安定稼働を実現します。

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