FUJITSU Manufacturing Industry Solution
COLMINA
デジタル生産準備 VPS Xphere
お知らせ
製造業向けVRシステム COLMINA デジタル生産準備 VPS Xphereの最新版(V1.8)をリリースしました。最新版(V1.8)では、扉の開閉、スライド等の実物に近い動きを再現したり、EXCELやPDF作業指示書等の検証に必要な情報をVR空間内に表示するなど、VRによる検証業務の効率と質を更に向上する機能を提供いたします。
最新版の詳細は、以下の資料をご覧ください。
COLMINA デジタル生産準備 VPS Xphereの最新版(V1.8)
COLMINA デジタル生産準備 VPS Xphereが選ばれている理由
- ハイレスポンス大規模製品でも3D酔いのないハイ・レスポンスを実現
- 3Dデータの
ダイレクトインポート中間形式のデータを作成する必要なくタイムリーにVR検証を行えます。 - VR空間で部品の組立て検討部品構成や工程情報から実際の組立順番や組立単位で部品を動かす事ができ、実作業に近い姿勢で検証が行えます。
製造業向けVirtual Reality
VPS Xphereの機能
特長
大規模でもVR空間に没入できるハイ・レスポンス
製品の部品数は、自動車で10万点、航空機では100万点とも言われています。「Xphere」は、当社開発の3D表現技術「DVXテクノロジー」により、フルアセンブリデータでも高速でストレスのないVR表示を実現しました。これにより体の動きにスムーズに追従し、より現実に近くVR酔いのない検討が行えます。
3Dデータのダイレクトインポート
「Xphere」は、当社独自のCADデータ変換技術により、様々なフォーマットの形状データをダイレクトにVR空間に取り込む事ができます。更に、構成情報・属性・工程など設計意図を取り込むことができるため、様々な検討をタイムリーに行えます。
【インポート可能なフォーマット】
VPS MFG、VPS IOC、VPS GP4(VRML経由)、VPS VridgeR、iCAD SX、VRML、JT、CATIA V5、Parasolid
部品の取付け・取外し、組立順番の確認が可能
「Xphere」は、特別な設定をすることなくVR空間で部品を動かす事が可能です。
VPS MFGの部品構成や工程情報を読み込み組立順番の確認が可能なため、実機でなければ気づかない問題を、早い段階で検出することができます。
設計・製造検証
Xphereが持つ高いVR性能をベースに、モノづくりにおける組立・保守の作業性検証に有効な機能を実装しております。
部品の取付け/取外し
- 部品を掴み移動することで、部品の組付け、取外しが行えます。
接触 / 干渉判定
- 掴んだ部品と周りとの干渉を、コントローラの振動により通知します。
- 干渉した位置で部品が止まり、部品の干渉位置を確認することができます。
組立順番の再生
- 製品の組立順番をVR空間で確認することができます。
空間移動
- VR空間内で、水平・高さ方向に、自身の立ち位置を簡単に変更できます。
- 大規模な設備や広い工場内を瞬時に移動できます。
手の表示
- コントローラが手の表示になります。手の状態でも部品を掴むことができます。
工具の表示
- 工具ライブラリから工具を選択、表示できます。お客様固有の工具も登録可能です。
距離計測
- 2点間の距離を計測します。VR空間上で簡単にサイズの確認を行えます。
音声付マーク
- 指摘箇所にマークを付け音声コメントを残します。指摘事項が把握し易くなります。
VR空間上でWindowsアプリケーションを操作
- XphereのVR空間上に様々なWindowsアプリケーション画面を表示し、操作ができます。
部品の属性表示
- 選択した部品の属性情報を表示します。
- 表示する属性は、インポートしたデータにVPS、CATIA V5、JTで予め登録してある属性となります。
選択部品のハイライト
- 掴む対象の部品がハイライト表示されます。
- 部品が近接している場合や、小さい部品の掴み間違いを防ぐ事ができます。
遠隔地・複数人共有
空間共有
- 離れた拠点にいる人と、同じVR空間の中に、同時に複数で検証できます。
- それぞれ自由な視点、操作で、設計の確認や、組立の検証、操作トレーニングなどを行えます。
動作連携
VPS MFG連携
-
VPS MFGで作成した組立アニメーションを、リアルスケールで再現します。
作業者目線で組立手順の確認を行えます。
※ XphereのVPS MFG動作連携機能をご利用いただくには、VPS MFG(V15L24.2以降)が必要です。
VPS GP4連携
-
VPS GP4で実行される動き(製品手順実行)を、リアルタイムにVR空間で再現します。
作業現場に入り込んで検証できます。
※ XphereのVPS GP4動作連携機能をご利用いただくには、VPS GP4(V11L22-02以降)が必要です。
VPS IOC連携
- VPS IOCで設定したメカの動きを、VR空間で再現します。作業者目線で確認ができます。
※ XphereのVPS IOC連携機能をご利用いただくには、VPS IOC(V20L20R01)以降が必要です。
データ連携
VPS DMU連携
- VPS DMUで定義した関節情報を取り込むことにより、扉の開閉、スライドなどの実物に近い動きが可能になります。
VPS MFG連携
- VPS MFGで検討した組立工程をXphereで確認できます。
iCAD SX連携
- iCAD SXで作成した形状、色、材質色を取り込みます。
VPS VridgeR連携
- VPS VridgeRで設定したアニメーションを再生します。
製品情報
-
基本モジュール
基本機能 - 空間移動
- 手の表示
- UNDO
- 高速レンダリング
- 部品構成変更
- 空間共有
など
検証機能 - 部品の移動
- ユーザ工具利用
- VPS MFG 動作連携
- 部品の干渉接触
- 寸法/距離計測
- VPS GP4動作連携
- 工程順序再生
- 音声付マーク機能
- VPS IOC 動作連携
など
データ連携 - VPS VridgeRインポート
- VPS DMUインポート
- VPS MFG インポート
- VPS GP4(VRML)インポート
- VPS IOC(.asy /.asz)インポート
- iCAD SXインポート
- CATIA V5 インポート※
- VRMLインポート
- Parasolidインポート※
- JTインポート※
-
※オプション製品です
など
オプション
- CATIA V5 インポートオプション
- JT インポートオプション
- Parasolid インポートオプション
-
VPS Xphere
OS - Microsoft Windows10 Pro/Enterprise 22H2 ※
- Microsoft Windows11 Pro/Enterprise 22H2 ※
- Microsoft Windows11 Pro/Enterprise 23H2 ※
64ビット版に対応しています。
CPU ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.5GHz以上推奨 メモリ 8GB以上 グラフィック NVIDIA VR Ready(RTX/NVIDIA Quadro(R)プロフェッショナル推奨) -
※空間共有機能の通信は、社内ネットワーク(VPN含む)内での利用に限ります。
インターネットなどプロキシサーバーを経由する通信には対応していません。 -
※稼働確認端末は、以下の通りです。
- Operating System: Windows10 Pro
- CPU: Intel® Core™i9-9900K
- メモリ: 32GB
- グラフィック: NVIDIA Quadro RTX4000, NVIDIA RTX A4000
ライセンスサーバ
OS - Microsoft Windows10 Pro/Enterprise 22H2,23H2 ※
- Microsoft Windows11 Pro 22H2 ※
32ビット版/64ビット版に対応しています。
- Windows Server 2016 Datacenter/Standard ※
- Windows Server 2019 Datacenter ※
上記のいずれも日本語版/英語版に対応しています。
メモリ 50MB以上 -
※ネットワークカードは必須になります。
-
※リモート環境、仮想環境でのご利用はサポート対象外になります。
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HMD HTC VIVE Pro / HTC VIVE Pro Eye / HTC VIVE Pro2 / VALVE INDEX / Meta Quest2 / Meta Quest Pro / Meta Quest3 コントローラ HTC VIVE / VALVE INDEX / ManusVR※ / Meta Quest2 / Meta Quest Pro / Meta Quest3 -
※MaenusVRの詳細については、お問い合わせください
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COLMINA デジタル生産準備 VPSシリーズ
COLMINA デジタル生産準備 VPSに関するお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
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富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200(通話無料)受付時間:9:00~12:00および13:00~17:30 (土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)