MetaSense®
製品概要
代謝物の同定
MetaSenseを使用することで、従来の代謝物解析の課題を克服しながら、時間を節約し、コラボレーションを強化できます。
代謝物解析ワークフローに次のような大きな変革をもたらします。
- 代謝物の自動予測および同定
- LCMSMSデータから放射性物質、UVトレース、または同位体スキャンも合わせた代謝物同定
- 代謝マップとレポートの自動生成
- 代謝物解析データを検索可能なデータベースへコンパイル
- MetaSenseによるレポートへの容易なアクセス
特長
解析処理
- 主要機器ベンダーのファイルに対応します
- セットアップウィザードを使用することにより、関連する一連のインキュベーション研究データをバッチ処理できます
- 各潜在的部位で起こる代謝反応の可能性を知識ベースで推定します
- 第I相および第II相代謝物に基づいて代謝物を選別でき、アミド加水分解などの特異的反応型の選択にも対応します
また、ユーザー定義の反応を追加することが可能であり、ユーザ定義反応による代謝物を生成し、それらを代謝マップに加えます - MetaSenseで予測された代謝物以外の非標的代謝物もマスデフェクター機能により検出します
- MS2スペクトルとlogD予測の組み合わせによる検証を行います。
- 代謝マップを自動的に生成します
- 原薬および代謝物の安定性・速度論的プロットを自動的に作成します
- データセット全体でユーザーが作成した代謝物をシームレスに更新します
- 異なる種(ヒト、マウス、ラット、イヌ)からのデータと種を横断して検出されたすべての成分を含む全体的な代謝マップを生成します
- 1つの時点で代謝物を手動で同定し、その後、全試験を通してそれらを自動的に探索できます
データのレビュー
- 代謝物データのさまざまな視点で視覚化できます
- ダッシュボードビューを使用して生物代謝マップを視覚化します
- MSスペクトルの鏡像化表示による比較が可能です
- MS上のフラグメント構造を表示します
- インキュベーション試験全体にわたる全代謝物の動態プロットを表示します
- ACD/Spectrus DBから編集のために処理ウィンドウにてデータを開くことができます
レポート作成
- さまざまな形式で詳細なプロジェクトレポートを作成します
- Microsoft Word
- Adobe PDF
- *.sk2 files
- レポート用にカスタマイズされたACD/ChemSketchテンプレートを簡単に作成できます
- ACD/ChemSketchテンプレートに含めるプロジェクト要素を選択できます
- 全体的な代謝マップ
- 動態プロット
- 種ごとのテーブル情報
研究者のこのような悩みを解決
課題 1 | 解析(検出、同定、データ確認)に多くの時間を要している |
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解決 1 | 代謝物予測とデータ解析を同時に、しかも自動で処理します |
課題 2 | 代謝物を取りこぼすことなく検出したい |
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解決 2 | Perceptaエンジンおよびマスデフェクト機能で網羅的な検出が可能です |
課題 3 | 以前に取得したデータの管理ができておらず、検索が困難である |
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解決 3 | 解析した代謝物データのデータベースが自動で構築されます |
課題 4 | 手動プロセス(代謝物追跡など)が多く、報告書作成が大変 |
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解決 4 | 代謝マップも自動生成され、ワンクリックでレポートを作成できます |
課題 5 | 他グループやCROとのコラボレーションが難しい |
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解決 5 | ACD/Spectrus DB Enterpriseでデータ共有も簡単になります |
価格・動作環境
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