レガシーなインフラをDXのためのインフラへ クラウド移行成功のための「5つのステップ」
DXを加速させるためにIT基盤をオンプレミスから柔軟性の高いクラウドに移行する企業が増加している。しかし、クラウド移行にはブラックボックス化したレガシーシステムの再構成など多くの障壁があり、思うように進まないケースも多い。そこで本ホワイトペーパーでは、無理のないクラウド移行を実現するための5つのステップとその際に必要となる最適なITインフラを解説する。
クラウド移行は増加傾向だが思うように進まないケースも
市場ニーズが劇的に変化し、またIT技術の急速な発展も進む今日、企業はビジネスモデルの抜本的な改革が迫られている。それに伴うIT施策の一環として、ITインフラリソースを柔軟に拡張・縮小でき迅速なシステム構築を可能にするクラウド環境へ完全移行を検討する企業が増えている。
だが、実際にはオンプレミスに構築されたレガシーシステムからまだ脱却できていない企業も多い。過剰なカスタマイズによる複雑化、事業部ごとにサイロ化されてブラックボックス化したシステムでは運用・維持コストに膨大なIT予算を費やすこととなり、戦略的なITへの投資、さらにはデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の妨げとなっている。
この問題は深刻さを増している。経済産業省が発表した「DXレポート」では「2025年の崖」として指摘されるように、もし企業がこうしたレガシーシステムの課題を2025年までに解決できない場合、デジタル技術を用いた新興企業との競争や激しい市場の変化に追随できず衰退していくと警鐘を鳴らしている。
では実際にオンプレミスからクラウドへの移行の中ではどのような課題が生じるのだろうか。
1つは、例えばL2接続ができずに、IPアドレスの変更などの手間が生じるというケースがある。IPアドレスが変わるとクライアントPCのネットワーク設定の変更、アプリケーションやシステムの改修などさまざまな変更を行わなければならない。
また、移行に合わせてシステムをクラウド向けに改修しなければならないケースは多いが、担当者が離職したために詳細設定がブラックボックス化し、再構築が難しい場合も珍しくない。
さらに、仮にIT基盤を完全にクラウドに移行できても、常にシステム構成やリソース配分が変化するクラウドに最適なパフォーマンスを発揮できるアプリケーションの設計の変更も必要だ。サーバ監視や負荷分散など運用体制もクラウドに最適なものに変更しなければならない。
続きは、以下の資料よりご覧いただけます
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収録内容
- クラウド移行は増加傾向だが思うように進まないケースも
- クラウドの検証からDX推進まで5つのステップで移行を全面支援
- L2延伸で既存の仮想サーバを簡単にクラウドへ移行
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