富士通株式会社(社内実践事例)

ServiceNowが促進するアジャイルなグローバル社内ITシステムの変革
4000以上のシステムをいかに統合するか?

富士通株式会社(以下、富士通)では、持続可能な世界の実現に向け、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により自社の変革に挑み続けている。今回、その変革のターゲットとして定められたのが、これまでグローバルの各リージョン/グループ企業で個別最適化による構築・運用がなされてきた、4,000 以上にも達する社内ITシステムだ。グループ全体で標準化・統合化された社内ITシステム、および業務プロセスを実現するために、富士通が選択したのが「ServiceNow Application Portfolio Management(APM)」「ServiceNow Strategic Portfolio Management(SPM)」である。

背景

  • グループ全体で4,000以上の社内ITシステムを運用
  • リージョン/グループ企業ごとに個別最適化され、それぞれのIT部門が企画・構築・運用保守を担い、予算/人員計画も策定

課題

  • 多種多様なシステムマスターがあり全体像の把握
  • IT投資の中央化と重複投資の抑制
  • IT予算と投資の一元管理

効果

  • 全グループのシステムをすべて把握、ServiceNowで最新状態の確認が可能
  • 標準的なデマンドマネジメントの導入とそれによる投資の最適化
  • 予算の集約、レポーティングのスピードの約30%改善
全グループのシステムがほぼ100%リストアップされ、ServiceNow APMで最新状態が参照可能になりました。IT予算の集約・レポーティングのスピードも30%改善されています。

富士通株式会社
デジタルシステムプラットフォーム本部 クラウドサービス統括部
阿部功一 シニアディレクター

30%

IT予算の集約・レポーティングのスピードが約30%改善

OneFujitsuプログラム

DX企業への変革を成功させるために、グローバル/グループ全体の業務プロセス・データ・ITを標準化・最適化し、適切なアクションが迅速にとれるようにする事で、データドリブンマネジメントやオペレーショナルエクセレンスを実現するものです。
(詳しい内容は、PDFをダウンロードしご確認ください)

エンタープライズアーキテクチャ&ITガバナンス

「現状を把握するためのIT基盤の⾒える化」やITガバナンスの強化とともに個別最適化や⼆重投資を抑制するための「IT投資の中央集権化」を行うために、グローバルで富⼠通全体の最適なシステム構成、計画案を作成するとともに、その計画に基づいてITガバナンスを実⾏しています。
(詳しい内容は、PDFをダウンロードしご確認ください)

Fit to Standardを基本としながらカスタマイズ

機能追加要望に対しては要求元の国内外ユーザグループのキーパーソンと一つ一つ議論を行い対応を検討しています。
ServiceNow SPMでは、IT投資コストデータの『完全性』の維持が重要であり、重複や誤り、改ざんを防止する機能追加に積極的に対応しました。
ServiceNow APMでは、業務目的意識をアジャイルに組み込むことで要件にすべて対応したスクラッチ開発ではなくなり、今後の運用を意識した体制で取り組んでいます。
(詳しい内容は、PDFをダウンロードしご確認ください)

社内ITシステムの“見える化”を実現

社内ITシステムを“見える化”する仕組みを構築し、全グループのシステムがほぼ100%リストアップされ、ServiceNow APMで最新状態が参照可能になりました。
(詳しい内容は、PDFをダウンロードしご確認ください)

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