Human Resource for Agile Project
優れたアジャイル人材を育成
富士通グループでは、15年以上前から豊富な経験と知見を備えたアジャイル人材を育成してきました。また、2019年度からは「富士通ソフトウェア技術者認定制度(富士通ソフトウェアマスター)」にアジャイル資格のカテゴリを設けて、実践に即した教育と認定を行い、育成の結果を可視化しながら、継続的にアジャイル開発の実践者を増強する活動を継続しています。
高度アジャイル人材育成
アジャイルでは人材育成がキーであり、知識習得だけではなく模擬も含めた実地訓練が重要と考えています。
具体的には、お客様の課題解決にお役立ちいただけるよう、高度なアジャイル人材のロール毎のアジャイル人材の育成ステップと求められる人材像を定義し、スクラムマスター、プロダクトオーナー、アジャイルエンジニアの3つのロールと育成ステップを設けています。
アジャイル開発に関する知識や実務経験に加え、SAFe®やScrum等の外部資格取得の推進やXP等の各種メソッドの遂行、マイクロサービス、TDD、FDD、CI/CD、DevOpsやクラウド基盤に関するスキルを擁する人材の育成も進めています。
外部認定資格の取得促進
富士通では、SPC(SAFe® Practice Consultant)資格の認定を進め2020年にはScaled Agile, Inc.(米国コロラド州)のゴールドパートナーとなりました。また、米国、欧州、オセアニア等、グローバルレベルにおけるSPC等SAFe®関連資格の取得を促進、 多数の有資格者がいます。
加えて、Scrum AllianceやScrum Inc.による各認定資格、PMI日本支部によるPMP資格等、従業員においてアジャイルに関係する外部認定資格の取得を促進しております。このように、基本理論と実践知を身に着け、両輪をもってお客様のプロジェクト推進に活用できるよう努めています。
富士通ラーニングメディアからのお知らせ:アジャイル関連の研修コースの提供について上記育成ステップやSAFe®認定資格取得に必要な研修コースを含めて、アジャイル開発手法の考え方やすすめ方を押さえる基礎コースから、アジャイルを疑似体験するコースや事例から学ぶプロジェクトマネジメントコースなどの応用・実践コースまで、幅広いラインアップを取り揃えて提供しています。
アジャイルマインドをTOPから
富士通のDX企業への変革を、経営陣が率先して背中を見せることで加速していくために、CEOの時田以下全役員が、自身のパーパスを言葉にし、マインドセットをリフレッシュする”TOP FIRST”プログラムに取り組んでいます。
富士通の進めるTOP FIRSTは、全社で変革を加速していくため、経営層から実践する体験型プログラムです。
富士通が、パーパスを起点にデザイン思考で企画・立案しアジャイルに実行していく組織となるためには、新たなマインドセットや行動様式の確立が必要です。まずは経営層が先頭に立って体験し、自らが語る言葉を醸成して、それを共有していくことで富士通グループ全体に拡げていきます。
本プログラムでは、まずはトップマネージメント層が一同に会し、スクラムの進め方やアジャイルのマインドセット等を学び、行動変革のポイントを習得し、さらに対象範囲を、海外拠点にも拡大しています(現在はオンラインで実施)。
このように、グループ全体がお客様のDX実現のために、DX企業として自らを変革する取り組みを進めています。
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