GS21のデータ資産 活用術 ~Remote Access eXtensionの魅力~

第7話 オープン技術との更なる融合に向けて

今回は、FさんとJさんのお二人が、今後のRAXが目指していることについてお話しているようです。
さっそくどんなお話しか聞いてみましょう。

Jさん

『XSPでもRAXが提供されました。
これで、GS21の基幹データ資産のオープンライクな活用が実現できますね!』

Fさん

『GS21とオープン環境を連携させて新たなビジネスを生み出す。
そのための、強力な武器ができたと思っているよ。』

Jさん

『オープン技術の進化は、目まぐるしく変化していますからね。』

Fさん

『そうだね。その変化に追随した環境作りは、お客様にとって課題の1つじゃないかと思うんだ。変化の激しいオープン環境に対して、メインフレームは不変的で特別な技術が必要という印象があるだろ?』

Jさん

『はい。これからは、RAXを利用することで、お客様は、オープン技術の進化がもたらす恩恵を、GS21資産も含めてうけられるようになりましたね。』

Fさん

『新規業務を構築する上で、アプリケーションの開発と実行基盤をオープン化するというのは、今までにはなかった発想でね。この発想は、オープンIT技術者が、使い慣れたインタフェースで、GS21の基幹データ資産を活用する開発/運用環境を提供してほしいという、お客様のニーズに応えるところからスタートしているんだ。』

Jさん

『なるほど。その上で、いかにお客様のニーズに応え、それを形にするかを考えた結果、RAXが生まれたんですね。』

Fさん

『RAXの開発者がメインフレームとオープンの両方に精通した技術力を持っているからこそ実現したものだと思うよ。
それに、開発中の様子を見たことがあったんだけど、開発者それぞれが持つスキルを集結し、さらに、プロジェクト全体としてスキルを高めながら開発を進めているという感じだったね。お客様に納得していただける製品にするために、開発と並行してさらなるスキルアップも図っていたようだよ。』

Jさん

『まさに、開発者の惜しみない努力と苦労が、そこには詰まっているんですね。』

Fさん

『はじめ(第1話)に言ったように、RAXが目指しているのは、メインフレームでアプリ開発することなくGS21の基幹データを活用できることや、オープンデータ資産とのシームレス化なんだ。
2012年度は、オープンとの親和性が高いSQLインタフェースでGS21の基幹データ資産へのアクセスを可能としたよね。
今後も、この機能を基盤として、豊かな発想と高い技術力を持ったRAX開発者を中心に、基盤の強化や新たな機能を追加する計画が進んでいるよ。』

Jさん

『RAXはこれからも進化するんですね!』

Fさん

『例えば、性能向上や機能強化に加えて、運用や操作性を向上するための機能を開発しているようだ。すでに、「大規模/高性能対応」や「簡易アクセス」の開発に着手しているよ。』

Jさん

『「簡易アクセス」ですか?どんなものなんだろう・・・。』

Fさん

『「簡易アクセス」という観点では、Microsoft Accessを使って、アプリレスで基幹DBを活用するための機能を提供するようだ。
クラサバ形態でGS21の基幹DBアクセスが実現することになるのだが、アクセスするのが基幹DBだから、社内システム向けということになるかな。例えば、システム管理者がDBのメンテナンスを行う場合に使えるね。』

Jさん

『なるほど~。』

Fさん

『具体的な話は、今後セミナーなどで紹介していくことになるから、その情報も見逃せないよ。』

Jさん

『はい、要チェックですね!』

Fさん

『もちろん、その先を見据えた開発計画も着実に検討している。近い将来、GS21の基幹データ資産を活用した新規業務をオープン技術者だけで構成されたチームで開発したり、オープン系システム管理者だけで運用保守できるような機能を、RAXが提供してくれるのではないかと思う。』

Jさん

『これからもRAXに注目していきたいですね。』

Fさん

『期待しましょう!』
これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
またの機会にお会いしましょう。

※新機能については、変更される可能性がありますのでご了承ください。

製品情報

  • Remote Access eXtension
    ~GS21データ資産を活用する基幹オンライン業務のオープン環境での構築を支援~

富士通メインフレームに関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ

  • 当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

電話でのお問い合わせ

ページの先頭へ