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GS21のデータ資産 活用術 ～Remote Access eXtensionの魅力～

第6話 既存業務との併用（Excel連携適用例）

今回は、FさんとJさんのお二人が、既存業務との併用についてお話しているようです。
さっそくどんなお話しか聞いてみましょう。

Fさん

 『GS21には、今もお客様のビジネスの根幹となるデータを活用した業務が稼働しているよね。』

Jさん

 『はい。それに対してメインフレームのお客様からは、もっと簡単に使えたらいいのに...というコメントをいただきます。』

Fさん

 『確かに。新たな業務を考えているのだと思うが、その資産は既存の業務で使われているわけだから、その業務を無視して新しい業務を構築することはできないんだ。だから、既存業務に影響を与えることなく、普段よく使うツールからGS21の資産を活用できたら便利だと思わない？』

Jさん

 『そうですね。ツールを使うということは、アプリの開発はしないんですか？』

Fさん

 『そうなんだよ！
今回は、ツールを使ってGS21のデータを直接活用したお客様を例に話そう。
販売店での定常業務に加えて、新たにGS21のデータを検索/参照して、販売店ごとに独自の集計を行うことになったお客様だよ。』

Jさん

 『販売店から、GS21のデータを直接活用する例ですね。』

Fさん

 『販売店では、エミュレータ端末からGS21にアクセスして受注エントリーしたり、売上集計を行っている。内勤業務だから、定常業務に関しては現行のシステムに不自由は感じていない。
定常業務はシステム化されているが、お得意様別や地域別など販売店独自の切り口で売上集計を行う場合は、出力された売上集計を元に担当者が二次入力する必要があり、負担となっていた。』

Jさん

 『手で入力し直すんですか？』

Fさん

 『そう。
システム化するためには、情報システム部門にお願いしてアプリ開発してもらわなければいけない。お得意様別や地域別だけではなく、売れ筋トップ10の集計や新商品/キャンペーン商品の売り上げなど、要望は次から次に出てくる。成績評価として担当者別の売上集計を出してほしいという要望もあるようだよ。』

Jさん

 『アプリ開発が追いつきませんね。』

Fさん

 『新システムへの要望は、他の業務でも使っているGS21のデータを利用して、新たに販売店独自の集計を行いたい。しかも、普段の業務で利用しているPCから活用したい。そして最大のポイントは、タイムリーな情報提供だ。』

Jさん

 『う～ん、他部門の業務に影響が出ないように、新しい業務を構築しないといけませんね。』

Fさん

 『そう、お客様の要件を満たす新たなシステムは、既存業務と併用したデータ連携となる。そして、新規業務は売上等の集計を行うのだから、データの鮮度が重要視される。もちろん、DWHも考えたけど、リアル性を考えたらDBを直接アクセスする方がよいと判断した。
そこで、販売店のPCから直接GS21のデータを検索/参照することにした。』

Jさん

 『なるほど、リアルタイムにデータを活用するには、直接アクセスするのが1番ですからね。でもどうやって...？』

Fさん

 『新システムは、RAXを導入し、Excelのマクロを利用してGS21のデータへリモートアクセスすることにした。使い慣れたExcelからGS21の最新データを検索・抽出することで、簡単にGS21の最新データを集計することができるようになったんだ。』


Jさん

 『Excelなら誰でも使えていいですね！いくら鮮度の高いデータをもってきても、集計に時間がかかってしまってはダメですからね。』

Fさん

 『販売店ごとの売り上げ集計は、その時々に応じて、お得意様別の集計であったり、商品別であったりと、定型フォーマットでの抽出では対応できない。
そのため、データベース上のデータを検索して、必要なデータだけをExcelに取り込むことを可能にしたんだ。抽出されたデータはすべてExcelシート形式だから、Excelの機能を利用した二次加工も簡単にできる。』

Jさん

 『Excelで自由に分析して、マーケティングにも活用できちゃいそうですね。』

Fさん

 『そして、もちろん、AIM制御配下のため、既存の業務に支障はなくデータも保証されるから、GS21の資産は安心して使える。
既存業務と併用して新たな業務を行う場合でも、RAX + Excelの組み合わせは、簡単で素早く、そして安心だね。』

Jさん

 『RAXで、これからお客様の業務の幅が広がることに期待しましょう！』

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  • Remote Access eXtension
    ～GS21データ資産を活用する基幹オンライン業務のオープン環境での構築を支援～

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