UHF帯RFID導入ガイド 第4章 RFID機器の選定
4.アンテナケーブル(同軸ケーブル)の選定
据置リーダライタと外付けアンテナを繋ぐアンテナケーブルの種類は下記の通りとなります。 注意すべき点としては、ケーブルの長さにより減衰量が変化し、アンテナとタグの通信距離に影響を及ぼすことです。
ケーブル名 | 3m長
アンテナケーブル | 5m長
アンテナケーブル | 10m長
アンテナケーブル |
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ケーブル長 | 3m | 5m | 10m |
標準減衰量(目安) | 1.5dB | 2.5dB | 4.8dB |
距離変動(目安)(注) | 100% | 89% | 68% |
(注)アンテナケーブル(3m長)を基準(100%)とした場合の通信距離の変動量(目安)を示します。本製品は、据置リーダライタ(TFU-RW742A、TFU-RW732A)と外付けアンテナ(TFU-ANxxx)を繋ぐものです。他製品(他アンテナケーブル)を使用した場合、電波法違反となりますのでご注意ください。
読取精度を少しでも向上させるためには、極力アンテナケーブル長が短いものを選択することが望ましいです。据置リーダライタと外付けアンテナ間のアンテナケーブルの距離が10mを超える場合は、設置位置を再度考慮する必要があります。