唐津信用金庫様
カウンターATMによる営業店窓口改革

通常のATMをカウンターに設置することにより、ハイカウンター取引の一部をATMに誘導。
セールス余力を創出するとともにATM取引顧客にも声掛けのできる運用を実現した唐津信用金庫様の事例をご紹介します。
- 課題人口減少が始まり経済のパイの縮小が懸念される中、地域密着経営を更に推進していくために、効率化が必要
- 効果職員・お客様へ負担の無いよう、7割を占める窓口取引のATMへの誘導を進めている
- 課題Face to Faceの営業推進強化
- 効果お客様のATM利用を職員がサポートできるので待ち時間が減り、顧客満足度も向上したと実感
当金庫は風光明媚で歴史ある唐津市を基盤に経営をしており、昨年12月に創立90周年を迎えました。
地域密着経営を推進してきましたが、唐津市もすでに人口減少が始まり経済のパイの縮小が懸念されるため、一層お客様のご支援を強化していかなければならない環境にあります。
唐津信用金庫
理事長
落合 正利 様
背景
カウンターATMの設置目的
地域密着経営を更に推進していくには、当金庫自身の効率化が重要になります。
今回のATMカウンター設置は「窓口事務の効率化」と「Face to Faceの営業推進強化」を狙っています。
営業店の窓口取引を分析しますと約7割がATM取引で可能なことがわかりました。
ATM1台の和多田支店は硬貨機能は付けていませんでしたが、硬貨を付け、カウンターの並びに設置することで、お客様の誘導もしやすく、職員が寄り添って取引をしたり、セールスをすることも自然にできると考えました。

理事長
落合 正利 様

事務管理部 次長
中島 輝之 様

和多田支店 支店長
畔田 宏治 様
ポイント
カウンターATMの採用
富士通さんは総合ベンダーなので、ATMに付帯する情報や営業店改革事例など、ATM以外の情報もいただけました。
また、障害時のトラブルが少なく、万一のメンテナンスも分かりやすいとの評判から、いままで富士通さんとは取引がなかったのですが、新しいタイプのATM設置をお願いしようと決めました。
効果
カウンターATMの評価
富士通のカウンターATMを設置した和多田支店様。その評価についてお話をうかがってみました。
店内にATMがあると来店されるお客様が見え、自然な声がけができることがいいですね。
そこでの短い会話からニーズをうかがえるので、今後は新しいサービスの提供につながることを大変期待しております。
また、今までは混雑すると、お客様に外でお待ちいただいており、ご迷惑をおかけしておりましたけれども、ATMを店内に設置できたことで、中でお待ちいただけるようになりまして、大変助かっております。
店内では、お客様のATM利用を職員がサポートできるので待ち時間が減り、顧客満足度も向上したと感じております。
白を基調として本体に青いLEDライトを使用したATMも大変評判がいいです。
お客様からは、「職員の方が挨拶してくれるのがうれしい」「近くに職員の方がいてくれて安心」「書類に書く手間が省けて、意外に簡単で楽」「出金処理が早くなった」などの声をいただいております。
窓口取引のATMの誘導は、お客様にも職員にも無理のないように進めております。
徐々にですが、着実にお客様との接点につながっております。
お客様へ自然な声掛けができるように
今後の展望
多店舗への展開も検討
和多田支店の評価をしながら多店舗への展開も検討したいと思っています。
さらにタブレットをロビーで活用したり、現金機まわりの効率を図ることも予定しています。
「効率化」と「Face to Faceのお客様対応によるCS向上」「職員のES向上策」を、富士通さんにもご協力いただき、さらに推進していきたいと考えています。
富士通が考える今後の展開
唐津信用金庫様は今回、ATMをカウンターに設置され、「営業店事務改革」や「営業力強化」を推進されていますが、さらにその先のビジョンもお持ちです。
当社はグループをあげてATMの安定稼働を図るとともに、唐津信用金庫様の目指す将来を共創していく活動をさせていただきたいと考えています。
ぜひこれからもよろしくお願いします。

富士通株式会社
金融ビジネス本部
金融デジタルビジネス統括部
ターミナルビジネス部
シニアマネージャ 松村 智恵
唐津信用金庫 様
本店所在地 | 佐賀県唐津市大名小路310番地の35 |
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代表者 | 理事長 落合 正利 |
創立 | 1951年10月20日 |
ホームページ | http://www.karashin.co.jp/ |
[2020年3月掲載]
本事例に関するお問い合わせ
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