平瀬プロ解説!
富士通レディース2022

大会前日~練習~

富士通レディース2022 平瀬 真由美プロのトーナメントトーク

今年で40回目を迎えることになった、富士通レディース。女子プロゴルフの中では、歴史ある大会と言えます。
実は、開催コースは違うのですが、1993年、11回大会の時に優勝させていただきました。
もう随分前の事ですね。(笑)

今の会場は、千葉県千葉市にある、東急セブンハンドレッドクラブ西コース。1998年の16回大会からこの会場で開催していて、今年で、24回目となるそうです。
例年、固いグリーンと言うイメージですが、今日は朝から冷たい雨の一日となり、グリーンは柔らかく、止まりやすいコンディションになるのでは?と思います。コース全体のコンディションは例年通り、良い状態に仕上がっていますが、昨年よりラフが長くセットされており、見た目より、選手にとっては、手強い感じではないかと思います。
特に、逃げたい場所のラフが厳しく、より正確なショット力が求められる大会になると思います。

注目選手ですが、やはりホステスプロであり、ディフェンディングチャンピオンであり、今年からアメリカツアーに参戦し、初優勝を飾った、古江彩佳でしょう。
久しぶりに会いましたが、先週のアメリカのツアー出場後、火曜日の早朝に帰国し、時差ボケもあるかと思いますが、元気に練習していました。
本人にとっては、思いも強くなるはずの、富士通レディースですが、気負うこと無く、いつも通りのマイペースな感じの古江彩佳は、やはり、優勝候補ではないでしょうか?

そして、今年は、アマチュアの馬場咲希選手が出場します。
ゴルフファンのみなさんは、知っていることでしょう。今年の全米女子アマチュアゴルフ選手権で、服部道子プロ依頼、日本人として、2人目の優勝を果たし、一躍、日本のゴルフ界のヒロインになった選手です。
全米女子アマ優勝と言う、ある意味では、世界一のアマチュア選手に輝いた、馬場選手は、本当にすごいな。と感心するだけでなく、私も非常に嬉しく思いました。
全米屈指の難コースで、それもマッチプレーを勝ち上がっての勝利は、技術力だけでなく、精神力もすごい!と感心してしまいました。
又、先日開催された、日本のメジャー。日本女子オープンゴルフ選手権では、タフなコンディションの中で、ロゥアマを獲得しました。
私は、テレビでしか彼女のゴルフを見ていないのですが、まだまだ荒削りな彼女のゴルフは、魅力的だと思います。
2019年に、古江彩佳がアマチュアで優勝したように、馬場選手のアマチュア優勝の可能性もあるのでは?と期待してしまいます。

その他、抜群の安定感で上位にいる、山下美夢有や、先週優勝の小祝さくら、日本女子オープンを連覇した、勝みなみなど、有力選手が大勢出場します。
誰が今年の戦いを勝ち抜くのか?

予想できないほど、楽しみな今年の大会になりそうです。

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平瀬 真由美プロのプロフィール

生年月日
1969年10月30日
出身地
熊本県

アマチュア時代より活躍し、1988年プロ転向。
翌年の1989年のミヤギテレビ女子OPで、プロ初優勝。
1993年、94年、2年連続で賞金女王に輝き、1996年からアメリカツアーに参戦。
国内18勝。海外1勝。ツアー通算19勝。

現在は、テレビ中継の解説やラウンド解説、コラムなど、独特の理論で、女子ゴルフ界を盛り上げている。
富士通レディースには過去8回出場し、1993年(第11回大会)に優勝している。

平瀬 真由美プロ

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