ニューノーマル時代に必要なセキュリティ
世界中での新型コロナウイルスの蔓延で、場所にこだわらない働き方へのシフト、在宅勤務やオンラインでのコミュニケーション、
非接触前提としたツールへの置き換えやクラウドの活用でテレワークが浸透しています。
このテレワークにおける環境整備で必要となるセキュリティのポイントをご紹介します。
新しいセキュリティ対策の必要性
昨年4月からの急激な環境変化で、テレワークでのセキュリティの不安、今後どのように対応していくべきか、悩まれているお客様が多くいらっしゃいます。
ニューノーマルにあわせたセキュリティ対策の考え方を理解して、対策をすすめる必要があると考えます。
サイバー攻撃への対応
- 自宅からのインターネットアクセスによるマルウェア感染
- マルウェア感染した端末のオフィスへの持ち込み
- 自宅のネットワークによる個人PCから社給PCへの感染
内部関係者による情報漏えい
- ルール未整備の中、在宅勤務開始
- オンライン会議からの情報流出が心配
- 私的クラウド利用による情報流出
ニューノーマルにあわせたセキュリティ対策の考え方が必要
ニューノーマルにあわせたセキュリティの考え方
テレワークや業務システムのクラウドシフトの流れで、オフィスやデータセンターなど強固に守られた境界=ペリメータから、守るべき業務システムやデータなどが境界外にシフトしています。この5つの観点で、新しいセキュリティの考え方が必要です。
- 境界外にシフトしたクラウドの適正利用
- 非管理通信の発生
- 新たに発生した通信による、帯域/VPN性能逼迫
- 境界外にシフトとしたテレワーカーのデバイスや行動の管理
- テレワーカーを狙ったサイバー攻撃
では、このような新しいセキュリティの考え方にどのように対応すればよいのでしょうか?
ニューノーマル時代のセキュリティ対策
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新しいセキュリティ対策のポイント
課題解決に向けたセキュリティの対策ポイントは、従来の境界内防御では対応できない領域の増加に対して、ゼロトラストの考え方も踏まえ、境界の内外で一貫した取り組みを実施することと考えています。
社内外で一貫したエンドポイントセキュリティ
- インターネット経由でのウイルス対策ソフト、外部媒体の制御、衛生管理などのベースライン維持が必要です。
- 端末境界を意識した侵入を前提としたマルウェア対策(EDR Endpoint Detection & Response)の導入、特に社外勤務者においては、端末単独で動作するマルウエア対策が必要です。
- 内部不正のリスクを社内外含め確実に防止 するユーザー境界の強化が有効です。
社内外で一貫したネットワークセキュリティ(セキュリティ対策のクラウド化)
- 増加しているクラウド利用のトラフィックを業務システムへのアクセスと分離して、インターネットブレイクアウトにより直接クラウド接続できるようにすることです。これを安全に実装するために注目されている技術が、SD-WANです。
- セキュリティのデータセンター一極集中を見直しクラウド化することで、セキュアなアクセスを実現できます。この考え方がSASE(Secure Access Service Edge )と呼ばれています。
- 新たに発生しているネットワーク観点での課題です。
一点目は、クラウド利用/テレワーカー増加での帯域/設備性能逼迫です。
会社全体、部門全体でのテレワーク環境を維持してくことは非常に困難です。当初の投資要件にない、いわゆる想定外の事象と理解しています。
二点目は、データセンターへのセキュリティGW集中による柔軟な設備増強不可の現状です。
クラウド利用の可視化/適正化
- クラウドの利用状況を可視化した上で、ポリシーに応じた設定を随時適用することが大切です。
- クラウドサービスの利用においては、サービス利用者側の責任で、メールやコンテンツのデータ保護、デバイスの管理に取り組む必要があります。
ニューノーマルにおけるセキュリティソリューション
この対策ポイントにおいて、富士通は世界のトップのセキュリティベンダーと組み、日本の現状にあうセキュリティサービスをご提供しています。
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社内外で一貫したエンドポイントセキュリティ
社内外で一貫したネットワークセキュリティ
(セキュリティ対策のクラウド化)
クラウド利用の可視化/適正化
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