富士通製品のデザインを担うエクスペリエンスデザイン部が、社外のお客様へのデザインサービス提供を開始した。単なるデザイン制作ではない。これまでの製品開発で培ってきた経験を活かした、UXを起点とする総合デザインサービスだ。
その第一弾となるプロジェクトが、古河電気工業株式会社様の主要製品の一つである「銅箔」の認知度向上を目指したノベルティのデザイン。銅が持つ抗菌性能を活かした「抗菌箸袋」「抗菌シール(アルコールボトル用)」「銅箔をパッケージにした菓子」などのアイテムを製作、すでに一部配布も行っている。
古河電気工業様にとっても、またエクスペリエンスデザイン部にとっても前例の無い取り組みの舞台裏を、銅箔営業部長の森井様、プロジェクトリーダーの玉岡様、エクスペリエンスデザイン部 部長の吉橋、担当デザイナー小池の4人が語った。
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前編のポイント
- コロナ禍、銅の抗菌性能に光が当たるも世間一般の認知度は高くないことが明らかに。
- デザインの力で現状を変えようと、古河電気工業様がエクスペリエンスデザイン部に協力打診。
- デザイン思考に基づくアイデアの数々が、古河電気工業様の心をとらえた。