富士通製品のデザインを担うエクスペリエンスデザイン部が、社外のお客様へのデザインサービス提供を開始した。単なるデザイン制作ではない。これまでの製品開発で培ってきた経験を活かした、UXを起点とする総合デザインサービスだ。
その第一弾となるプロジェクトが、古河電気工業株式会社様の主要製品の一つである「銅箔」の認知度向上を目指したノベルティのデザイン。銅が持つ抗菌性能を活かした「抗菌箸袋」「抗菌シール(アルコールボトル用)」「銅箔をパッケージにした菓子」などのアイテムを製作、すでに一部配布も行っている。
古河電気工業様にとっても、またエクスペリエンスデザイン部にとっても前例の無い取り組みの舞台裏を、銅箔営業部長の森井様、プロジェクトリーダーの玉岡様、エクスペリエンスデザイン部 部長の吉橋、担当デザイナー小池の4人が語った。
- ※本稿は前後編になります。前編はこちら >
- ※本取り組みの成功を機に、ビジネス拡大を目指し、問い合わせ窓口を新規開設しました。お問い合わせはこちら >
後編のポイント
- アイデアベースで終わらせずに、アイテムを試作。実用と量産に耐えうる作りを追求。
- 完成したアイテムは、古河電気工業様社内だけでなく、お客様先でも好評を博した。
- エクスペリエンスデザイン部へ、銅箔事業部以外の部門からもデザイン提案要望の声がかかっている。