Fujitsu Computing as a Service (CaaS) : 富士通

社会課題に応える「Fujitsu Uvance」、
それを支えるクラウドサービス群「CaaS」

富士通はこれまで培ってきた高度なコンピューティング技術、「デジタルアニーラ」、AIなどの高度最新技術のノウハウを組み合わせることが可能な新しいクラウドサービス群「CaaS」を提供します。

誰もが簡単に高度最新技術を利用できる「CaaS」によって、多くの人々と新たな価値を創造し、サステナブルな世界の実現「Fujitsu Uvance」を支えます。

IT化が進み変化のスピードが激しい昨今、増え続けるデータと複雑化するリスク要因を考慮した迅速な判断が求められます。

また、量子コンピューティングのような新しい技術の研究開発にみられるように、コンピューティング技術も多様化が進んでいます。

Computing as a Service (CaaS) は多様化する技術を安心安全、かつ容易に活用でき、常に最先端技術の価値を最大限享受いただくサービス群です。

中分子医薬候補化合物や分子結晶の構造予測等により、新型コロナ治療薬等の新薬の開発や、新たな材料の開発（Materials Informatics）を加速。

仕入れから中継倉庫、小売りに至る膨大な組み合わせの中から短時間で最適な配送計画を立案。積載率の向上、トラックの稼働率向上、総走行距離の削減などこれまでにない大幅な効率化を実現。

あらゆるデータを電子証明として流通し、それらの証跡を改ざん不能なエビデンスとして管理・活用することで、企業や個人の間での様々なデータ活用の安全性と真正性を担保。

課題

シミュレーション技術も中分子創薬では適用が困難。その理由は、計算すべき組合せの数が桁違いなこと。

解決

約12時間という短時間で、実際の実験結果との誤差がわずか0.73オングストローム※という高精度を実現。 ※ 1オングストローム＝0.1ナノメートル

富士通は、中分子創薬の分野で独創的な技術を持つペプチドリームとの共同研究により、候補化合物の探索プロセスを飛躍的に改善。

「CaaS」は、富士通の高度なコンピューティング技術をクラウド上でご提供し、お客様の新たな価値創出を目指すサービスです。

お客様の課題を解決する最適なアプリケーションの開発、実行において、アプリケーション特性に応じて、PRIMEHPC FX1000、PCクラスタ、「Digital Annealer」から最適な環境を選択し、アプリケーションの高速化などを支援。

高速なシミュレーション
- モノづくりでの設計や新規材料開発などの研究・開発の加速に大きく貢献
- 流体解析、構造解析など様々なシミュレーションにより、開発の試行錯誤の過程を大幅に短縮
組合せ最適化問題を高速求解
- 膨大な組合せの中から、指定された条件を満たす「一番良い組合せ」を選出
- 配送計画・生産計画・創薬開発・材料探索など、様々な業務における組合せ最適化問題を高速に求解
安心安全なデータ流通
- 異なるサービス間や、個人や企業間の、データ流通と活用を実現するAPI群
- 当社独自のIDYX技術、CDL技術により、同意によるアクセス制御、真正性の証明、証跡管理を可能とする