サービスコンセプト

富士通はこれまで、「富岳」に代表される高度なコンピューティング技術を開発・提供し、政府系機関や学術機関における、宇宙や気象、感染症予防といった分野の研究開発を支援してきました。
また、「デジタルアニーラ」、AIなどの領域でも高度な最新の技術を有しており、これらの技術を組み合わせることで、金融サービス、サプライチェーンの効率化やトレーサビリティの管理、電力需給予測、災害シミュレーション、創薬など、より広い分野に活用可能と考えています。

社会課題に応える「Fujitsu Uvance」と
クラウドサービス群「CaaS」

これまでスーパーコンピュータ等の高度なコンピューティング技術の利用は、一括購入による投資負担や、導入や運用面での専門技術者の確保が課題となっていました。富士通は、従来の学術分野での活用にとどまらず広く一般の業種において、最先端研究の推進、企業競争力の強化などを支援するべく、誰でも簡単に富士通の高いコンピューティング技術などを利用できる新たなサービス群「CaaS」を体系化。「CaaS」は、サステナブルな世界の実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」を体現する、重要な取り組みに位置付けています。

「CaaS」は富士通が世界に誇る高度なコンピューティングをベースに、急増する計算需要に応える高性能かつ高効率なサービスをパブリッククラウド上で提供するものです。将来的には量子コンピュータなどの新たな技術も追加してまいります。「CaaS」によって「ハイパフォーマンスコンピューティングと量子コンピューティングを民主化」することで、富士通のパーパス「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」の実現を目指します。

執行役員SEVP CTO
ヴィヴェック マハジャン

富士通がComputing as a Serviceで目指す世界

富士通は、今後ますます増加するデータをデジタル化し、5GやBeyond 5Gのセキュアな通信網を通じてデータ基盤に集約するとともに、より高度なAIや「デジタルアニーラ」、また将来的には量子コンピュータも含む最先端テクノロジーを活用しリアルタイムに処理することで、様々な社会課題の解決を目指します。

本件が貢献を目指す主なSDGs

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。
本サービスでは、主にSDGs 9「産業と技術革新の基礎をつくろう」への貢献を目指します。HPC利用の裾野を広げることにより、技術革新につながるインフラの提供を前提としていきます。

Fujitsu Computing as a Serviceに関するお問い合わせ

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