オンプレ・オフプレデータの
可視化・計画・予測分析

SAP Analytics Cloud

SAP Analyticsのコンセプト

SAP Analytics Cloudの歴史

「Business Objects(BO)」は1990年に設立されたBIツールの先駆的な製品です。SAP社は2008年に同社を買収し、現在では同社BIツールの主軸になりました。
2017年「SAP Analytics Cloud」と名称を新たにし、SAP BusinessObjects Cloudをベースとした予算計画や、予測分析が可能な、情報系分析のクラウド版としてリリースされました。

SAP Analytics Cloudの製品概要

SAP Analytics Cloud(SAC)はBI、Planning、Smart Predictの3つの機能を活用して、1つのツールでセルフサービスBI、予算計画、予測分析が可能なSaaS製品です。
製品のアップグレードが自動で行われるため、最新機能をすぐに活用することが可能です。
データソースはS/4 HANAやBW/4HANAといったSAP製品はもとより、3rdパーティ製品からのデータ連携にも柔軟に対応可能です。
またSACはSaaS型サービスであるため、初期コストを抑制、サービスの即時利用、年単位での規模に応じた契約更新が可能です。

※オンプレミスでもオフプレミスでも利用可能です。
  • オンプレ+オフプレデータを活用した
    全社統合データによる可視化

    S/4HANA、BW/4HANAなどのオンプレデータとSAP Ariba、Salesforceなどのオフプレデータを活用したデータ可視化が可能です。

  • BIと予測分析の統合

    BIと予測分析が統合されたシステムによって、個別にシステムを構築することなく、人の判断を補助する情報系システム構築ができます。SaaS型サービスであるため、常に最新サービスが提供されます。

  • 短期導入とスモールスタート

    BIのプロフェッショナルによる導入支援や教育サービスにより、専門知識がなくてもデータ品質やツール特性を把握しながら単純な画面操作で視覚的なレポート作成ができます。

  • 散在する企業データの統合で
    意思決定の迅速化

    オンプレやオフプレといった点在する企業データが統合され、必要なタイミングで必要な情報の見える化が実現されることにより、正しい意思決定を迅速に対応できます。

  • データ駆動型PDCAによる業務効率化

    企業活動によって蓄積されたデータを任意の切り口で柔軟に分析することにより、得意先別納期遵守率や販売サイクルに基づく商品提案といったデータに基づく詳細な原因分析や機会発掘に活用できます。

  • セルフサービスBIの早期実現による
    現場力強化

    システム老朽化による陳腐化・複雑化・ブラックボックス化といった問題に対して、システム部門をボトルネックとしない現場部門によるデータ分析を実現し、ITリテラシー向上による現場力強化ができます。

  • SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他の商標情報および通知については、https://www.sap.com/copyright をご覧ください。
  • 本資料に記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

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