2021年10月14日(木) 大会前日 〜 練習 〜

富士通レディース2021 平瀬 真由美プロの開幕直前レポート

今年のコースの印象は、グリーンの状態が大変良いと思います。速さもスティンプメーターで、11フィート。トーナメントらしい速さに仕上がっています。
練習ラウンドの選手たちからは、今年のラフが例年より短く感じる。と言う声がありますが、この少し短いラフが、逆にフライヤーが出やすく、注意が必要になってきます。
いずれにしても、素晴らしいコンディションで大会を迎えることになりました。

さて、今週の注目選手ですが、やはり、先週の大会で、久々の優勝をプレーオフで制した、渋野日向子選手には、2週連続の期待がかかります。
今日の練習ラウンドでは、18ホールをプレーし、念入りにコースをチェックしていました。
フェアウエイ、ラフの両方から、ピン位置を想定しながらの練習を続けていました。
ショットの調子は悪くないと思います。以前は、調子が悪いときに、右に大きく曲がるボールがあったのですが、そのようなショットも無く、2週連続優勝の期待は出来るのでは?と思います。

大会ホステスプロの柏原明日架選手は、このコースは知り尽くした感じで練習していました。
今年のグリーンコンディションであれば、全ホール、パーオンを目指して、後はパッティングの調子次第と。本人もホステスプロとして優勝を目指しています。

もう一人のホステスプロの古江彩佳選手。2019年の大会で、アマチュアで優勝と、この大会との相性はバッチリのはず。
練習ラウンドでは、グリーン回りからのアプローチなどを念入りにチェックしていました。彼女も優勝に期待が出来ます。

他にも、先日の日本女子オープンを制し、メジャーチャンピオンに輝いた、勝みなみ選手や、オリンピックでは、銀メダルに輝いた、稲見萌寧選手、今シーズンの前半を引っ張った、小祝さくら選手、など優勝候補が目白押しです。
この大会では、今年の状況から、優勝スコア予想は、15アンダー。ショット力も重要ですが、やはり、最後はパッティングが大事になるのではないでしょうか?
60台前半のビッグスコアの出るコースでもあります。誰が優勝するのか?大混戦は間違いないでしょう。

楽しみな、富士通レディース2021をお楽しみ下さい。

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平瀬 真由美プロのプロフィール

生年月日 1969年10月30日
出身地 熊本県

アマチュア時代より活躍し、1988年プロ転向。
翌年の1989年のミヤギテレビ女子OPで、プロ初優勝。
1993年、94年、2年連続で賞金女王に輝き、1996年からアメリカツアーに参戦。
国内18勝。海外1勝。ツアー通算19勝。

現在は、テレビ中継の解説やラウンド解説、コラムなど、独特の理論で、女子ゴルフ界を盛り上げている。
富士通レディースには過去8回出場し、1993年(第11回大会)に優勝している。

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