2021年10月16日(土) 大会2日目 〜予選〜
平瀬 真由美プロのトーナメントレポート 第2ラウンド
第2ラウンドが終わりました。
-12で、ホステスプロの古江彩佳選手と勝みなみ選手が、トーナメントリーダー。
1打差の-11に、今日のベストスコア66の渋野日向子選手、-9には、稲見萌寧選手、上田桃子選手と、ビッグネームが上位に並ぶ、素晴らしい展開になりました。
昨日より少し風が出た中で、グリーンも固くなり、選手たちは、タフな戦いを繰り広げました。
トップに立った、古江選手は、4番までに3バーディと上々の滑り出し。今年はまだ本調子では無いようですが、スコアを5つ伸ばしたのは、さすがです。
このコースでは、過去2回を、優勝、2位と抜群の相性でもあり、ホステスプロでもあり、大会を牽引する素晴らしいプレーで明日も期待出来ます。
古江選手とともに、-12の勝みなみ選手。昨日のような感じでは無く、1番、2番とバーディチャンスを取れず、3番ではティショットを曲げて、トラブルになりながらも、パーをセーブ。
その後も厳しい中で、スコアを3つ伸ばすところは、本当に自力がついてきたと感じました。
圧倒的な飛距離も武器であり、パッティングがかみ合えば、明日もビッグスコアが期待出来るでしょう。
もう一人のホステスプロの柏原明日架選手が、68で、-8までスコアを伸ばしてきました。
今年、なかなか調子が上がらない中で迎えた、ホステスプロの大会、色々なプレッシャーもある中、スコアを伸ばせて良い位置に付けているのは、本当に素晴らしいです。
所属プロとして迎える大会は、非常に難しい側面もあるので、本当に頑張って欲しいと思います。
東京オリンピックの銀メダリスト、稲見萌寧選手が、68で、-9の4位タイに上がってきました。ここ数試合は、本調子とは言えない感じでしたが、今日上位では、唯一のノーボギーは、本当に実力があると感じました。
トップから、6打差までが、13人と、大混戦の今年。明日の天気予報は、雨の予報。
まずは、フェアウエイキープが重要になるでしょう。
気温も下がることから、飛距離も微妙に変わります。
今日までのコンディションとは大きく変ることから、そのあたりの状況を的確に判断し、プレーしていく選手が、優勝に近づくのではないでしょうか?
-15~-17が、優勝スコアでは?と予想しています。
大混戦の最終日、最後の18番まで、本当に誰が勝つのか?楽しみな最終日になりました。
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平瀬 真由美プロのプロフィール
アマチュア時代より活躍し、1988年プロ転向。
翌年の1989年のミヤギテレビ女子OPで、プロ初優勝。
1993年、94年、2年連続で賞金女王に輝き、1996年からアメリカツアーに参戦。
国内18勝。海外1勝。ツアー通算19勝。
現在は、テレビ中継の解説やラウンド解説、コラムなど、独特の理論で、女子ゴルフ界を盛り上げている。
富士通レディースには過去8回出場し、1993年(第11回大会)に優勝している。