富士通グループの変革をミッションとするデザイン部門から、一風変わった名前の社内イベントが生まれました。その名も、「目的地は鬼ヶ島」。
タイトルを聞いただけでは、どんな内容なのか想像もつかないこのイベントは、重く硬いイメージが先行しがちな「社会課題」というテーマを、「デザイン」と「エンタメ」の力で、わかりやすく発信し、楽しみながら理解を深めてもらおうというもの。毎回、さまざまな社会課題に挑む社会起業家・活動家を「桃太郎」に見立ててゲストに招き、Zoomの背景で作った移動中のタクシーというシチュエーションの中で話を聞いていくバラエティ番組風のオンラインイベントです。2021年5月から7月まで全9回開催され、富士通グループの社員を中心にのべ約2,000人が参加しました。
予想以上の広がりを見せたという、この前例のない社内イベントはどのように作られたのか。プロジェクトの中心にいた、富士通デザインセンター 加藤正義、桃太郎研究家/エンターテイナー 神木 優さん、NPO法人ハナラボ代表 角 めぐみさんに話を伺いました。
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