イノベーティブ・クエスト・マップ 仲間と一緒にイノベーションの旅に出よう!

イノベーティブ・クエスト・マップ
仲間と一緒にイノベーションの旅に出よう!



掲載日 2022年4月25日

数ヶ月後のことですら予想することが難しくなっている、このVUCAの時代。ビジネスをする上でも、今までのやり方をなぞるのではなく新たなやり方を見出さなければならない、変革しなければならないと言われ続けています。ただ、新しいやり方を見つけたり実践したりするのはそうたやすいことではなく、「何をしたらいいか?どうしたらいいのか?」多くの人が悩んでいるのではないでしょうか。

変革を目指す個人やチームが、イノベーションの現在地を確認し一歩一歩進んでいく道しるべとなる「イノベーティブ・クエスト・マップ」を公開します。ぜひダウンロードしてご利用ください。



  • 6.96MB(2ページ)、上記のファイルはPDF形式です。ダウンロードしてご覧いただくには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

イノベーティブ・クエスト・マップ




変革のために、現在地を知る

「イノベーティブクエストマップ」は、イノベーションを起こすのに必要な、自分たちがおかれている現在地を知るため、さらに今からやるべきことやこの先待ち構えているであろうことを予想するために作られたマップです。そして、その時々の局面に応じて私たち(デザインセンター)がお手伝いできることも記載してあります。

実はこのマップが作られたのは、現在のデザインセンターがFDL(富士通デザイン株式会社)という会社組織だったころです。当時は、イノベーションという言葉が、今のDXのように盛んに叫ばれ、企業はイノベーションを求めていました。ただ、前例がないことをするのは、いつの時代も大変で、企業のイノベーション創出を任された人たちの多くは、何をしたらよいのか悩み、その手がかり足がかりを見つけられずにました。

そんな悩みを抱えた複数のお客様と接点のあった営業担当者がデザイナーに相談し、その相談を受けたデザイナーの企画・開発によってできたのがこのマップです。A3サイズで誰もが気軽にプリンターで出力し、折りたたんで持ち運びできるようになっており、コロナ禍前のビジネスシーンにおいては、会議卓に載せてお客様と営業担当者が一緒に会話を弾ませながら、全体を俯瞰したり、詳細について話し合ったりして使っていました。


冒頭に述べたように自分たちの現在地を知り、これからのビジョンや打ち手を考えるきっかけや手がかりとなり、進む方向を探るための地図となるようにデザインされています。
「0 イノベーションプロジェクトを立ち上げる」から「5 ビジネスプランを判定する」までの6段階が循環するように示されており、よく見ると障害となる落とし穴や行く手を阻む川、一気にゴールに近づける飛び道具や地道な登り道など、誰もがビジネスを進める上で体験したことがあるような状況を、ときにユーモラスにクスリと笑える表現を交えながら描いています。タイトルに(仮)とついているのは、イノベーションのプロセスに唯一の正解はないという制作者の想いからです。



抽象度の高いデザインは繰り返し利活用できる

当時このマップの開発・作成に関わったデザイナーは、「いつの時代も人間の本質的な部分は変わらないので、汎用性を持たせた抽象度の高いものは、時代や流行を超えて使い続けることができる」と言います。約6年前に作られたこのマップですが、今でもそのままで十分に、そしてイノベーションをDXと置き換えてみるなどしても通用する内容です。

みなさん、ぜひこのイノベーティブマップを机の前に貼ったり眺めたりしながら、イノベーション/トランスフォーメーションに取り組む際のヒントとして、現在の自身の仕事に活用してみてください。また、今の時勢に合わせて、印刷するだけではなくデジタルデータとしてオンライン会議などでの活用も併せてお勧めします。



  • 6.96MB(2ページ)、上記のファイルはPDF形式です。ダウンロードしてご覧いただくには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

イノベーティブ・クエスト・マップ


PDFを両面印刷し、8つに折りたたむことで携帯しやすいサイズになります。いつでも地図のように開いて、イノベーションの道しるべにしてください!(左の画像は印刷時の白フチを切り落としてから、折りたたんだものです)

 印刷して使う場合の折りたたんだイメージ

 

 加藤 正義デザインセンタ― 経営デザイン部
加藤 正義


ページの先頭へ