好奇心を刺激し社会により良いアイディアを!
未来を探索するプロジェクト「インスピラボ」

好奇心を刺激し社会により良いアイディアを!
未来を探索するプロジェクト「インスピラボ」



掲載日 2023年6月22日

インスピラボは富士通デザインセンターでサービスデザインに携わるデザイナーたちが、未来を発想するための「インスピレーション」を探索する2018年に始動したプロジェクトです。「#好奇心をドライブしよう」をコンセプトに、発想のきっかけとなる情報や体験の機会を提供し(インプット)、未来に向けた提案を作りだす力(アウトプット)につないでいます。
この記事では「幸せに働くためのインスピレーション」のタイトルで公開したリサーチレポートや同じテーマで開催したワークショップをはじめとした、インスピラボのこれまでの活動についてご紹介します。

インスピラボ活動紹介ムービー

“インスピレーションからアイディアは生まれる” デザイナーが事業共創する中で生まれたプロジェクト

富士通デザインセンターではこれまで様々な業種のお客様や社内の事業部に伴走し事業を共創してきました。インスピラボは、そのような活動の中でインスピレーションの大切さを実感し、多くの人に未来の発想に繋がるインスピレーションを届けたいというデザイナーたちの想いから始動したプロジェクトです。
未来を発想するためのインスピレーションには、「ヒトの価値観の変化に着目すること」「世の中のおもしろい情報に触れること」「自ら体験して心を動かすこと」が必要と考え、活動をしてきました。具体的な活動としては、「未来洞察研究・レポートの発行」「勉強会やイベントの実施」「ゼロ次体験の機会づくり」の3つを軸にしています。

  • インスピレーションがわくきっかけとなるような
    様々な活動を展開

・未来洞察研究・レポートの発行

未来洞察研究では、ヒトの価値観の変化に着目したレポート「価値観レポート」の提供をはじめ、これまで150本以上のレポートを開発し、社内の事業部やお客様とのワークショップの場で提供してきました。
「価値観レポート」とは、人々の価値観の変化のきざしを捉える定性的なレポートです。テーマに合わせて、先進的な生活者にインタビューをおこない、そこから得たインサイトをベースに「生活者の価値観の変化」としてまとめています。 先進的な生活者とは、例えば固定の住居を持たずに複数の拠点を行き来しながら暮らすアドレスホッパーのように、ある特定の側面でユニークな生活スタイルやこだわりを持って暮らす人々です。そうしたエクストリームな事象にこそ、未来のきざし=「これから未来はこうなるかも?」という仮説が見出せると考えています。

  • 価値観レポートで取り上げた多様なテーマ

・勉強会やイベントの実施

インスピラボでは社内誰でも参加できる先進テクノロジーに関する勉強会や、社外の方も参加できる体験の場やイベントも開催しています。 2023年5月には「幸せな働き方」をテーマにChat AIと未来の物語を描くワークショップをワークスタイリング八重洲ミッドタウンで開催し、様々な企業、職種の方に参加頂き、大変好評を頂きました。今後もAIのような先端テクノロジーを実験する場、ウェルビーイングを軸にキャリアデザインを考える場など様々な体験の場を提供していく予定です。イベントの詳細や開催予定はインスピラボnoteもご覧ください。

  • 「幸せな働き方」をテーマにChat AIと未来の物語を描くワークショップ
    の様子

・ゼロ次情報の機会づくり

ゼロ次情報を自ら体験し、考えるきっかけとなる機会もインスピラボでは提供しています。 2022年にはデザイン思考の実践をテーマに、広島県江田島市をフィールドに課題発見型のワーケーションツアー「インスピツアー」を実施しました。参加者自らがフィールドワークやインタビューを通して、地域の課題を体感することで参加者それぞれの想いをのせた提案をつくることができ、江田島市と富士通のワーケーション協定をはじめとした地域との連携、参加者一人ひとりの行動変容など継続的な活動につながっています。

  • インスピツアーで牡蠣養殖場をフィールドワークする参加者たち

様々な得意分野とバックグラウンドを持つ多彩なメンバーで活動

インスピラボはUI/UXデザインやクライアントとのビジネスデザインなど、様々な得意分野とバックグラウンドを持つメンバーで活動をしています。活動に対するコメントやコラボレーションのリクエストも受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

写真左より、有澤 寛則、前島 朱里、宮入 麻紀子、齋藤 由佳、井村 美津子、小針 美紀、三柴 加奈子

プロジェクトメンバー

デザインに関するお問い合わせ
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