プロアクティブなリスク管理でマルチベンダーシステム全体の運用品質を統合サポート
プレミアムマルチベンダーサポートサービス

プレミアムマルチベンダーサポートサービスとは
経済安全保障推進法などで各省庁や業界から事業の安定稼働が求められ、事業の基盤であるITシステムの運用品質管理が重要になっています。一方でITシステムはマルチベンダー構成が増え、運用業務は複雑化しています。
プレミアムマルチベンダーサポートサービス(以下、PMSS)は、構成情報や脆弱性情報等のデータを管理・照合し、オンプレミス・クラウド環境のシステム構成とリスクを自動で可視化します。またパッチ適用やOSアップデートなどリスクの対処支援までワンパッケージでサポートし、プロアクティブな運用を実現します。トラブルが発生した際も早期復旧に向けた支援をワンストップで対応、マルチベンダーシステム全体の安定稼働を実現します。
マルチベンダーシステムの安定稼働に求められること
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正確な構成管理自社インフラの脆弱性を正しく把握するには、使用製品やバージョン等を正確に管理しておくことが必要
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稼働リスクの管理脆弱性や製品障害・サポート切れなど様々なリスク情報を正しく把握し運用判断につなげることが重要
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リスク対処に必要なリソース確保サポート切れや障害による稼働影響を防止するには日ごろのパッチ適用やアップデートができる人員・スキル確保が重要
PMSSの特長
豊富な運用実績を生かし、お客様のICTインフラのリスク可視化から対処完了まで一気通貫でサポートします。
ベンダーとの調整や情報取りまとめにかかる手間を削減できます。
運用課題に合わせて選べるサービスメニュー
自社の運用課題に合わせてメニューを選択いただけます。まずは自社インフラの脆弱性発生状況をアセスメントしてみたいという方向けには「スタートアップサービス」をおすすめします。
- ブロンズ
- 構成管理や脆弱性検知を手動で行っており、リスク検知のスピードや正確性に課題がある場合におすすめします。
- シルバー
- 人手・スキル不足が問題でリスク対処に必要なパッチ適用等作業の遅延・長期化にお悩みの場合におすすめします。
- ゴールド
- マルチベンダーシステムのトラブルの原因切り分けや複数ベンダーとのやりとりに課題がある場合におすすめします。

PMSS適用事例
構成情報と脆弱性情報の突合の自動化と、サポート員による迅速な影響調査・対処により脆弱性公開から対策完了までお客様システムがリスクに曝される期間(リスク期間)を短縮します。
実際の負荷分散装置に対するCVSS9.4の脆弱性対処の社内実践例では情報公開の翌日中に影響調査・対処を完了し従来の運用に比べリスク期間の短縮を実現しました。

サービスご利用イメージ
脆弱性管理に課題がある場合の例
- 1.構成情報の最新化
- 対象機器の名前やOS、インストールされているソフトウェア名などインフラに関する多様な情報を自動で収集し、最新&正確に管理します。
インフラの重要度や保守契約に関する情報も合わせて構成情報DBにて管理します。 - 2.脆弱性情報の収集・リスク評価
- 脆弱性スキャン結果とインフラ構成情報を自動突合します。脆弱性の緊急度だけでなく、該当インフラのシステムにおける重要度からリスクスコアを自動算出します。
脆弱性スキャンの導入・実行はお客様にてご対応いただきます。弊社別サービスにて導入いただくことも可能です。 - 3.脆弱性情報の可視化
- 脆弱性の発生状況とリスクスコアはWebポータルでいつでも確認可能です。
- 4.脆弱性への対処
- お客様からのリクエストに応じ影響情報調査・スケジュール調整・パッチ適用作業を実施します。
運用実践経験の豊富な技術者が担当するため安心してお任せいただけます。
パッチ適用・アップデート作業については対象製品の制限がございます。

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