佐賀県内の企業9社によって2021年4月に設立された合同会社SAGAいくすと。その設立目的は、佐賀県から世界へはばたく学生アスリートが安心してスポーツに打ち込める環境を提供することで、そのための寮の整備・運営を手掛けている。そうした寮運営を行う中で課題として浮上していたのが、寮生からの欠食、外泊届といった各種届出の申請、管理、そしてリアルタイムでの情報共有を可能とするWebサービスの構築だった。これまで手作業によって行われていた書面での届け出や、受付と関係企業への連絡といった一連の業務をシステム化するにあたって、そのインフラとして選ばれたのが、富士通株式会社が提供するFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V(以下、FJcloud-V)である。
背景
寮運営における申請業務の効率化やリアルタイムでの情報共有、そして寮生の利便性を向上するためには、届出管理システムの導入が急務だった。その実現に向けて、インフラとして選択されたのが、迅速なシステムの立ち上げと入寮者の増加に際して柔軟な拡張性を有するパブリッククラウドサービスだ。また、サービスの選定にあたってはシステム開発の容易性、および障害を発生させない高い信頼性が求められていた。
課題
- システムを迅速に立ち上げるため、パブリッククラウドを採用したい
- 関係者へのメールの自動送信機能を実装したい
- システムを停止させない、安定した運用を実現したい
効果
- 取り扱いが容易で、必要な機能が十分に備わったFJcloud-Vをインフラに採用
- FJcloud-Vが提供するメール送信機能を利用し、開発工程とコストを抑制
- シングル構成でもSLA「99.99%」を実現、安定稼働の継続が可能に
FJcloud-Vを用いた届出管理システムの導入によりペーパーレス化が加速したことで寮監や関係企業の事務処理にかかる負担が大幅に軽減、
リアルタイムでの情報共有も実現できました
合同会社SAGAいくすと 社長 稲森潤 氏
世界にはばたくアスリートの育成を支援する、寮の整備・運営を推進
近年、スポーツの分野において日本だけでなく広く世界で活躍するアスリートが増えています。そうした未来のトップアスリートとなる可能性を持った学生達が、安心してスポーツに打ち込むための住環境をクラウドサービスの活用によって、どのように実現していったのか。事例から紐解いていきましょう。
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収録内容
- 導入の経緯
世界にはばたくアスリートの育成を支援する、寮の整備・運営を推進 - 導入のポイント
スムーズなシステム開発を支援する充実した機能群と、トラブルのない高信頼性を評価し、FJcloud-Vを選択 - 効果と今後の展望
ペーパーレス化による業務効率化を実現、ヒューマンエラーの発生も皆無に
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